1988-04-01 第112回国会 衆議院 文教委員会 第4号
らかになっておりませんので、私どもの立場としましてはそういった点の審議につきましては若干時間がかかったわけでございますけれども、結論的に申し上げますと、答申では中学校、高等学校を連携するような形で正規の学校として構想されるものである以上、現在の場合すべて校種ごとに免許状が定められておりますから、六年制中等学校につきましても教員免許状を創設する必要がある、ただし、その免許資格、基礎資格をどうするか、あるいは教職専門、教科
らかになっておりませんので、私どもの立場としましてはそういった点の審議につきましては若干時間がかかったわけでございますけれども、結論的に申し上げますと、答申では中学校、高等学校を連携するような形で正規の学校として構想されるものである以上、現在の場合すべて校種ごとに免許状が定められておりますから、六年制中等学校につきましても教員免許状を創設する必要がある、ただし、その免許資格、基礎資格をどうするか、あるいは教職専門、教科
したがいまして、我々がねらっておるのは、御承知いただいておりますように、体育だとか外国語だとか、あるいは芸術だとか、あるいはそれぞれの職業教科、専門教科、工業とか水産とか商業とか、そういうものについての一貫した教育ということを考えておるわけでございます。
その後、四十五年の改訂、十年後の改訂でございますが、その三十五年の改訂の際には普通科の女子のみ必修、そのほか専門教科につきましては四単位が望ましいという形であったわけでございますが、四十五年の改訂では普通科以外の専門教科の生徒にも必修ということになったわけでございます。
天気がよければ外でボールをやったり何かやるということで雨降り保健だと、こういうふうな批判をされているというふうに承っていますが、保健体育という専門教科の教師が保健を必修でとらなくてもいいんだろうかというふうに私は思っておりますが、これに対してはどんなお考えでしょうか。
これは、専門教育を主とする学科における専門教科について、実験または実習を必要とする教科でございます。また、養護学校の普通教育を主とする学科における商業、家庭等においても実習を伴う教科があるわけでございます。そういう実験・実習を必要とする学科であり教科でございますので、「教諭の職務を助ける。」という観点で実習助手を配置しているわけでございます。
その最も大きな部分は、例の習熟度別学級編成に必要とする教員増が六千六百名ぐらいだったかと思いますが、それと養護教諭の増、あるいは家庭、商業といったところにおける専門教科担当教員の増というようなものが主たる中身でございまして、このほかに高等学校では、今後十年くらいの間に高等学校の生徒が約百万以上増をするということで、それに対して、言うところの自然増に対応する教員増というものが四万くらい必要になるだろう
これらにおいて、それぞれ専門教科に関する研究を深める、それによって一級免許状の取得ができるという、そういう体制になっているわけでございます。学芸大学なり、あるいは大阪教育大学の修士の課程というのは、もともとそういう制度ということを前提としながら、先ほど来申し上げておりますように、義務教育等の教員の資質、能力の向上ということを考えてつくられている修士の課程でございます。
あるいはまた、専門教科の問題にしても、小学校になれば全教科が主体になるにしても、高学年になれば相当思い切った専科制を入れなければならないというのは、これは教育界のいま常織になっているのですよね。そのことを考えれば、小学校は全教科で絶対なけりゃならないという論もこれは成り立たないんです。
○佐野政府委員 もちろんそういう専門教科の基礎となる科学ということもございます。ただそれだけではなくて、従来からその充実が必要であるとされている教科教育等の点も、これまたそこの諸科学の中には含まれているものと考えます。
そういうこと等を考えてまいりますと、社会の形成者にふさわしい人間育成という教育の場が、むしろ今度は逆に、そこでは育成どころでなしに、希望をなくして、連帯性どころか、すべての人間性すらも喪失するような状況というのがそのクラスの中では起こってくる可能性だってあるわけですから、こういうことを考え合わせていきますと、高校の専門教科、これを多様化していくという問題等につきましてもあわせ考えられるように希望を申
あるいは、従来職業教育の多様化という名のもとに余りにも専門学科目を細分し過ぎたというような弊もございますので、その辺はむしろもっと大ざっぱなくくりにするというようなことで、同じ職業科といっても特定の非常に専門に分かれた内容をやるのでなくて、むしろ工業なり農業なりの専門教科の基礎を重視するという考え方でやってまいりたい、簡単に申しますとそのような考え方で検討しておるわけでございます。
あるいは職業高校でも専門教科を精選して普通教育を重視する。そういういわば普通科高校あるいは職業科高校をもっと接近させていくというような問題とか、いろいろ考え方は出てくると思います。
特別の場合には専門教科一科目または実技を課することができる程度のものでした。私は、各党の了解を得て議員立法を提案しようといたしましたが、文部省の役人が、いままで非協力であった国大協が全学連騒動以来反省して共通テストに踏み切ったから、しばらくその様子を見てくれるようにと説得されまして、これさたやみになった。
たとえば同じ専門教科の作物なら作物、あるいは畜産なら畜産を教えるにしても、その文字が第一読めない。意味がわからない。となりますと、数学だけではありません、すべての教科でそういうものをやらなければならぬ。そのことも理解いくと思うのです。しかし問題は、そのことを今度は県教委に正式に届け出てそれをやろうとすると、それを期間を短縮してくれとかいろいろなことがまたつくわけですよ。
○佐野(文)政府委員 先ほどもお答えいたしましたように、現在の四年の獣医学教育におきましては、やはり臨床、基礎両方を通じまして、獣医学の専門教科についての授業というものが十分でないということがございます。
それで、この共通一次試験は必修科目について課するということを趣旨にしておりますので、専門教科については二次試験の方に譲る形になろうかと思います。つまり二次試験において代替科目の出題、あるいは推薦入学実施ということについて、二次試験についてその点の配慮が二段目として考えていくのはどうか。
それとかかわりまして職業課程の専門教科で特に入試の第二次試験等において工業、商業等の科目で代替試験といいますか、代替で数学のかわりに工業のこういう科目というふうに普通科の受験者と違った形の代替科目で受験ができるような御配慮を是非お願いしたい。先ほど御説明で英語については、職業課程の場合は普通科のBというほど時間をとれない場合が多いから英語はAで受験できる。
さらに二次試験はそれぞれの適性に応じてやるということでございますので、実業、職業高等学校諸君につきましての専門教科は、共通一次としては対象としては考えないわけでございます。その意味で、その点での代替科目は二次試験の方で各大学が考えていただくという筋をとっております。で、そういう点が、各大学として十分にその点を伝えて、その趣旨を過ちないようにしたいと思っております。
そのための研修教育の内容といたしまして、ここでは原則として高校卒程度の学力を有する方を対象といたしまして、おおむね二カ年の農業あるいはまた、場合によりまして農民生活に関します実践的な研修教育をやるわけでございますが、その際、この教育施設における農場の実務研修あるいは先ほど申しました先進農家における体験学習あるいは農業の専門教科の履修等を行うわけでございます。
それから、その資格の問題でございますが、現在のような開放性の教員養成制度をとっておりますと、特に中学校以降の、中学校、高等学校の先生は、大学のそれぞれの学部で修得しました専門の科目についての教職免許状を取るということで、非常に専門がそれぞれ分かれますので、過疎の小規模学校等につきましては、先生を採用するに当たって、よくよく先生の担当専門教科の内容というものを考えて採用していただくということが必要かと
こうした観点で教育課程を考えていこうとしたときに、普通高校の受験教育そのものの体制を変えていこう、と同時に、職業高校の非常に細分化され、しかも技能的に陥っている面を改善をしていく、そうした両者をつなぎ合わした教育課程を考えていこうとしたときに、障害になっているのが、先ほどお話にあったような専門教科を、現在三十五なんですが、今度は三十にするというふうに言っていますが、この指導要領の拘束性の問題に当然ひっかかってきます
○宮之原貞光君 どうも、いま一つの問題ですが、大臣の先ほどの答弁から見ますと、弾力的な教育課程の編成というのは今後ずっと進むのじゃないだろうか、という確信を持ったお話なんですが、ただ私は、こういうものについて果たしてそうだろうかという疑問を持つのは、具体的にお聞きしたいと思いますが、たとえば職業高校の専門教科というのも単位数を三十五単位から三十単位に減らしましたですね。
○松永忠二君 私は、そういう教育は一般教育、一般教科もあるし、それから専門教科のいままでの区分けをはずして教育課程の編成をすればそれは十分できる。問題は、教育と研究の場と、学生がどういう接触のしかたをするかというところに問題があるわけです。