2013-03-15 第183回国会 衆議院 内閣委員会 第3号
昨年、一昨年と有識者会議でも問題になりましたけれども、皇族の減少、これから御高齢になって、女性宮家をつくる、あるいは旧皇族の復帰ということをしなければ、数として減少していく懸念が示されているところですけれども、こうした問題意識について、私は、宮内庁と政府の問題意識というのは必ずしも共有されていないのではないかと心配する場面がございました。
昨年、一昨年と有識者会議でも問題になりましたけれども、皇族の減少、これから御高齢になって、女性宮家をつくる、あるいは旧皇族の復帰ということをしなければ、数として減少していく懸念が示されているところですけれども、こうした問題意識について、私は、宮内庁と政府の問題意識というのは必ずしも共有されていないのではないかと心配する場面がございました。
女性宮家創設についても、あるいは旧皇族の復帰についても、それぞれ、さまざまな御意見が国民各層の中にあることは承知しておりますが、しかし、この問題が非常に避けては通れない、しかも、ある意味足の早いテーマであるということは、ほぼ共有されているのではないかと思っております。 今後の取り組みにつきまして、時間軸も含めて、もう一度答弁してください。
○津村委員 十月の論点整理では、女性宮家の創設と国家公務員化という二つの案がベースになって答申されていますけれども、今も男系の話にお話が及びましたが、旧皇族の復帰について、今後、有識者会議等で検討していくお考えはありますか。
昨年十月、前政権は、女性宮家の創設に関する論点整理を発表しました。将来、女性の皇族が御結婚をされて皇籍を離脱されると、皇族の数が減り、皇室が現在のような御活動を将来も維持することが困難になるということが問題意識であり、皇位継承問題とは切り離して検討するというものでありました。
平成二十三年十月に、女性宮家の創設という名分を立てて、行動が開始されました。 私には思い起こすことがあります。有識者会議で国論が二分されたとき、平成十八年の春、武道館で国民大集会を開催いたしました。当時のマスコミの一部は、あんな大会場を満杯にするような人は集まらない、せいぜい半分だ、こうやゆいたしました。当日出席した私は、感激に浸りました。
野田前内閣が検討を進めていたいわゆる女性宮家の問題については、改めて慎重な対応が必要と考えます。 男系継承が、古来、例外なく維持されてきたことの重みを踏まえつつ、今後、安定的な皇位継承の維持や将来の天皇陛下をどのようにお支えしていくかについて考えていく必要があると考えております。 憲法改正についてのお尋ねがありました。
それからもう一点、女性宮家の問題、さらにまた女性天皇の問題については、現在、特に女性宮家の問題について政府内で検討されておりますので、その政府内での検討というのを我々としては注視してまいりたいと思っております。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) 女性皇族が御結婚をされた場合の話でどうしようかという議論をしてきて、昨年の十一月ぐらいですか、女性宮家という形で報道で扱われるようになりました。それに沿って私どもも言葉を使った嫌いがあると思います。その点は山谷委員から先般、官房長官に御指摘ございましたが、私もその点はよく十分注意して、言葉遣いを気を付けていきたいというふうに思います。
その一方で、女性宮家創設ということも言っていらっしゃるんです。女性宮家と言った場合、皇位継承の問題に絡んできます。私はその点を詰めまして、先週、藤村官房長官は、宮家という定義は曖昧だし、今後使わないようにしたいというふうにお答えになられたんですね。野田総理も同じお考えでしょうか。
○山谷えり子君 そうしますと、政府としては野田総理は女性宮家創設という言葉は使わないし、宮家とは全く関係ない問題だと。 そもそも宮家というのはどういう法的な存在なんでしょうか、どうなんでしょうか。
○山谷えり子君 マスコミなどでは盛んに女性宮家創設問題というようなことで書かれているわけですけれども、正式には皇室制度に関する有識者ヒアリングということでありまして、そもそも女性宮家なる言葉はどなたが言い出した言葉なんでしょうか。
しかし、女性宮家って、今ちょっと答弁よく分からなかったです。それを女性宮家活動と言うんですか。そういう意味ではないですよね。結婚後、女性皇族として御活動いただくことが女性宮家としての活動ということではないですよね。
しかし、議事録を見ましたところ、野田首相も、女性宮家創設という考え方と、女性宮家ということを言っていらっしゃいます。藤村官房長官も、女性宮家のヒアリングをお願いしていると言っております。 ということは、これ訂正なさいますね。以後は女性宮家とは言わないと、今まで言っていたことも間違いだと、こういう訂正でよろしいですね。
また、官房長官、女性宮家創設は皇位継承と切り離して議論するとあえてうそぶいていらっしゃいますけれども、女性宮家創設が歴史上初めて女系天皇が生ずるかもしれない皇位継承と切り離せない突破口であることを園部氏は明言しているではありませんか。この論理矛盾、どう説明されますか。
○有村治子君 ということは、今のところ女性宮家でなければならないという確たる理由はお述べになりませんでした。 官房長官が女性宮家創設検討を発表されたのとタイミングを同じくして内閣官房参与に最高裁元判事の園部逸夫さんが任命されました。
○城内委員 しかし、女性宮家創設を突破口にして、男系か女系かといった道を切り開くという懸念もありますので、これはまさに総理の歴史観、宗教観、哲学にかかわる問題ですから、何とぞ、これは慎重に御判断いただきたいというふうに思います。 次の質問に移りますが、新政権発足に当たりまして総理が寄稿された昨年十月号のボイスの論文を読ませていただきました。
まず、本題に入る前に、政府は二十九日、皇室制度に関する有識者ヒアリングの初会合を総理官邸で開き、今谷明帝京大学特任教授、そしてジャーナリストの田原総一朗氏が意見陳述し、ともに女性宮家創設に賛成したと報道にあります。 私は、民主党にあって数少ない保守派である政治家野田佳彦議員を、所属政党会派を超えて長年尊敬しておりました。
したがって、女性宮家の問題をそこから切り離しながら早急に結論を出していただければ、早急にといってもこれは拙速な議論じゃなくて国民各層の御意見もお伺いしながらでございますが、そういう形で切り離して結論を出していきたいというのが私の思いでございます。
○野田内閣総理大臣 私の考え方は、さっき申し上げたとおり、この長い伝統を重く受けとめなければいけないという立場でございまして、今回の議論は皇位継承のあり方そのものを議論するのではないということを明確に申し上げたという意味で、先ほど、女性宮家の問題に絞って御議論いただきたいということで答弁をさせていただきました。
女性宮家の問題というのは皇位継承の問題ではない、そういうふうに答えられていますし、そのとおりだというふうに思います。 確かに、皇室典範第十二条に、「皇族女子は、天皇及び皇族以外の者と婚姻したときは、皇族の身分を離れる。」とあります。
古来、ずっと長くそういう形で続いてきたことの歴史的な重みというものをしっかり受けとめながら、一方で、皇室活動の安定性をどうするかという観点で、これは皇位継承の問題ではなくて、今、女性宮家の問題は有識者含めて議論をさせていただきますが、問題認識は私は同じでございます。
つまり、女性天皇、女性皇太子もしくは女性宮家に婿入りをする民間男子が果たして存在するのであろうか。 民間男子の皇族への婿入りということは有史以来一度もないということでありますが、こういった問題をどうやってクリアしていくお考えなのか、もしお考えがあれば、お聞かせ願いたいと思います。