1961-10-19 第39回国会 参議院 法務委員会 第5号
で、現にわが国においても、戦争前はほとんど同等の待遇をしておったわけですから、その考え方によって、それは両者の考え方は立ち得ると思うのでありますが、この新憲法におきましては、少なくとも英米の制度を——司法の優位を考えたという意味におきまして、やはり裁判官の地位、待遇をよくしなければならぬという方向は当然出てくるわけであります。
で、現にわが国においても、戦争前はほとんど同等の待遇をしておったわけですから、その考え方によって、それは両者の考え方は立ち得ると思うのでありますが、この新憲法におきましては、少なくとも英米の制度を——司法の優位を考えたという意味におきまして、やはり裁判官の地位、待遇をよくしなければならぬという方向は当然出てくるわけであります。
そのために、全国の裁判所には、約三千名の者が、毎日実際に従事している職務に比べまして、一段と低い地位、待遇のままに置かれているのでありまして、その結果、各裁判所における職員全体の勤務意欲にも重大な悪影響を及ぼしているのであります。そしてこれらの状態につきましては、衆議院の委員会並びに参議院法務委員会等においても以前からたびたび論議がなされました。
それから法的地位につきましては、実際問題としましては、いわゆる在日朝鮮人で、韓国人に対する法的地位、待遇がきまりました場合、これに均霑するととを希望する人には、実質上そういう待遇を与えるということになりますが、あるいはこれに均霑することを希望しないという人につきましては、現在通りというふうなことになろうかと思っております。
第三に、科学技術者の確保養成とその地位、待遇の改善についてでありますが、今回の予算編成につきましても、人間能力の向上の問題が科学技術の振興と並んで重要項目として扱われ、理工系学生の増員等、科学技術者養成のための経費が相当程度関係省予算に計上され、また昨年末公務員のベース・アップの機会に研究公務員についても待遇の改善が実施されました。
これは大へん遺憾なことであり重要な問題でございますけれども、結局はやはり法曹全体の協力、それからそれに応ずるところの裁判官の地位、待遇というものが確立されませんと、打開はできないのではないかという工合に考えているわけでございます。
第三に、科学技術者の確保養成とその地位、待遇の改善についてでありますが、今回の予算編成におきましても人間能力の向上の問題が科学技術の振興と並んで重要項目として扱われ、理工系学生の増員等科学技術者養成のための経費が相当程度関係省予算に計上され、また昨年末公務員のベースアップの機会に研究公務員についても待遇の改善が実施されました。
第二に、科学技術振興が叫ばれるにもかかわらず、現在、わが国では研究者、技術者を尊重する気風が乏しいので、私は、その地位、待遇の向上に努力し、特に研究公務員については、生涯をかけて研究に没頭するにふさわしい給与体系の確立をはかりたい所存であります。
そこで、今後はこの翻訳の専門家を国際的な機関において養成すること、また、この翻訳家の地位、待遇を各国は十分考慮して、ユネスコの希望を達成し得るように考慮することが論ぜられたのであります。 最後に、国際的センターの問題でありますが、ソ連からは国際的な規模におけるセンターの設置が提案されたのであります。
こういうわけで、首席調査官側は、職階制の上に自分たちの地位をより高くしよう、最高裁判所が大蔵省へ説明いたします場合も、首席調査官は大ぜいの調査官を監督するんだから、さらによく、さらによく、こういうような考え方で、首席調査官の地位、待遇を高めようとする、それがくずされるということは、首席調査官としては反対せざるを得ないという立場になったのじゃないか。
以上のような現状に対し、第一審の審理促進の対策の一つ、人員の増加についてこれは法曹一元化とも関連しますが、名古屋高等裁判所では、将来の人的資源確保のため、司法試験制度を再検討し、大量採用するか、あるいは裁判官の地位待遇を大幅に向上させるか以外にないという意見が出ており、また検察庁から、法曹一元化の対策として、これを妨げる隘路の除去が先決問題で、その隘路としては、裁判官の待遇もあるが、それ以外に各法曹
また、これが倍増されると、その裁判官の地位、待遇において一瞬高いものを期待することがむづかしいのではないかということを考えると、この純粋増員論には、にわかに賛成することはできない。 結局、適当な案は外に考えられない。本案に賛成せざるを得ない。 三、刑事上告の門は狭すぎて、国民の人権擁護上不充分である。 ひろげるべきであるが、本案は狭い。
戦前は病院、療養所の中における看護婦の地位というものが非常に低くて、医者の召使といいますかそういうふうな地位待遇しか与えられておりませんでした。そういうことから終戦後、これは占領軍の指導等もありましたでしょうが、急速に看護婦の給与が伸びて参った。
なお、現在は十五名の裁判官をもって構成されておりまするが、これが倍の三十名ということになりますると、最高裁判所の裁判官の地位、待遇において一そう高いものを期待することが、これもむずかしいのではないかということを考え接すると、この純粋な増員論に対しても、どうしてもにわかに賛成することができないのであります。
本委員会における質疑のおもなものは、一、現行法による準要保護児童に対する国庫補助の現状と、この両法律案によりそれぞれ補助対象の範囲が拡大する結果、予算上かえって低下するおそれはないか等、二、栄養士制度、学校給食専従職員の地位、待遇等、きわめて熱心な質疑がなされたのでありますが、その詳細については会議録によって御承知願いたいと存じます。
そこで、案文の内容にもございますように、当局におかれましては、具体的に申し上げますならば、義務教育諸学校に対しまして、栄養士等々の従業員、学校給食の仕事に従事いたしまする従業員の地位、あるいはまた待遇の確保を願いまして、そうしてそういった栄養士その他の従業員の地位、待遇を確保することによって、今後栄養あるいは衛生に対しまする点に万全を期す必要があるのではないかというふうに私は考えて参っておるわけであります
従つて、日本におる根拠は吉田・アチソン交換公文でありまして、今度は日本におることになりました部隊の地位、待遇を定めるのが今回御審議を仰いでおります協定であります。そういう三段構えになつておると思うのであります。
一昨々年国家公務員法の特例法として本法案が初めて国会に上程されましたとき、我々は、本法案が、教員の特殊性に鑑み、その地位、待遇等に特別の考慮を拂うべき保護規定であるべきにもかかわらず、むしろ身分上の拘束や服務上の義務を強化する拘束規定に終つている点を指摘して、断乎反対したものであります。
一昨々年国家公務員法の特例法として本法案が初めて国会に上程されましたときに、我々は本法案が、教員の特殊性に鑑み、その地位、待遇等に特別の考慮を拂える保護規定であるべきにもかかわらず、むしろ身分上の拘束や、服務上の義務を強化する拘束規定に終つているという点を指摘して反対したのであります。