1952-05-29 第13回国会 参議院 農林委員会 第42号
それよりも單に資金だけの面にとどまりませずに、むしろ開拓民が困つておる基礎的ないろんな、道路の整備であるとが、或いは水路であるとかというようなものを片面国事業としまして補助その他の態勢をとりながらやつて行く、或いは土壤改良その他の点にりきまして国が補助して行くというような恰好でそれをカバーして行きたいと、かように考えておるわけです。
それよりも單に資金だけの面にとどまりませずに、むしろ開拓民が困つておる基礎的ないろんな、道路の整備であるとが、或いは水路であるとかというようなものを片面国事業としまして補助その他の態勢をとりながらやつて行く、或いは土壤改良その他の点にりきまして国が補助して行くというような恰好でそれをカバーして行きたいと、かように考えておるわけです。
○三輪貞治君 そうしますと、この八十八條におきましては、現在北海道で行なつておる場合のみならず、地性、気象等の自然的條件が極めて悪くて且つ資源の開発が十分に行われてない地域内の道路は政令で指定して、同じように国道と同様の取扱いができるようになつていますが、積雪寒冷地或いは最近通過いたしました特殊土壤の対策法、これらの法律が適用される地方においても、非常に気象、地性の條件が悪くて、資源の開発が十分に行
こういう枠の上で、こういう土壤の上で地方自治法の改正案という木が植え付けられようとしている。従つて地方財政を最も経済的に少い費用で最も能率を挙げるにはどうしたらよいかというような問題でこういうところから出て来るのじやないだろうかと思います。
国内麦生産を安定せしめるため、拡大再生産費を償う価格、つまり、政府のいうパリテイ価格ではなくして、少なくとも二十六年度におけるところの麦価——麦の再生産費は八千円といわれてありますが、こういうような値段で、農民の希望に応じて政府の無制限買入れを保証し、増産対策として、特に治山治水の徹底、畑地灌漑、地方培養、畑作機械化の促進、土壤の侵蝕防止等について根本的施策を即時実施すること。
それでその後片柳先生のお話のようにアメリカのエロージヨンの問題、その他が取上げられまして、我が国においても相当なエロージヨンを来しているという事実がはつきりして参りましたので、昭和二十五年度から初めて土壤保全の予算を計上いたしまして、試験的に各地区に仕事を実施して参つて来た。而もこの予算は極く僅かでございまして各地の御要望に応えるようなものでは到底なかつたわけであります。
それから、第二点のばらばらに細かく探取をするということよりも、もつと集中的にやつたらどうかという点につきましても、これは土壤の性質なり、或いは水利の関係上、或いは採種技術者の関係等からいたしまして、著しく集中することはできないかとも思いますけれども、余りに分散いたしまして、技術指導なり或いは管理の周到を欠くというようなことになりましても如何かと存じますので、こういうところの点は十分今後の実施の上において
先に通りました特殊土壤地帶の法律及び今度の急傾斜地帶の法律、こういうものができまして、それに相当する予算が成立いたしますというと、その地帶地帶の予算に従いまして仕事を進めて行くわけでありますが、これらのものが一般土地改良で成立しております予算との関連は、大体一般的土地改良におきましての基準と申しますか、仕事のやり方といいますものは主としてその経済効果から着手の順位をきめておるのでありまして、同じ国費
従来こういうことについての全然予算がなかつたわけではないのでありまして、昭和二十七年度予算の中にも土壤保全に関する経費としてたしか二千万円近く入つておると思います。これは主としてこの段々畑地帶に出されるものだと思つております。それから従来小規模土地改良はいわゆる單作地帶に限つておりました。
○衆議院議員(上林山榮吉君) 赤木委員がシラス、ボラ、コラというような特殊土壤、殊に火山噴出物による特殊土壤、こういうような問題について実地に見聞され、学問的にも又研究されておられる点に対しまして、私ども関係者といたしまして心から敬意を表するのであります。
○赤木正雄君 今御説明になりました特に浸蝕を受けやすい性状の土壤、これはひとり鹿児島、宮崎のみならず、日本到る所にあることを私は例示することに躊躇いたしません。そういうふうになつて来ますと、ますますこの法案の審議がむずかしくなります。そういう観点からだんだん浸蝕土壤を検討するならば、林業試験場の土地を研究している專門家、或いは大学の地質を研究している專門家の意見も徴したいと思うのであります。
併しこの法案に花崗岩風化土も特殊土壤として謳つてあるからには、中国地方、或いは近畿地方も、特殊土壤の一種としてこれに類似した法案を出し得ても、仮にこの法案が通過した場合には、やはり認めねばならん、そういう結果になると思います。そうしたら又花崗岩がなくてもいろいろの特殊土壤があろうと思います。
負担が依然又災害復旧も困難な立場に追い込まれている所もあるわけでございますけれども、災害復旧事業として取扱つて行くよりも、そういう地帶におきましてはやはり防災施設を講じて行くとか、或いはその他の土地改良事業を施しまして災害を少くして行く、或いは又農家の経済を助けて行くというような方途のほうが望ましいと思われまして、只今政府のほうにおきましても南九州における「しらす」対策事業、或いは中国、四国地方の土壤保全事業
第二條は急傾斜地帶の定義を規定し、この法律で急傾斜地帶とは、土地の傾斜度及び土壤侵触度が政令で定める基準以上であつて、かつ過重な労働を必要とする農地が集団的に存在する地帯であるとしております。
第二條は、ここに明記してある通り、特殊土壤地帶の指定をいたそうとするものでありまして「内閣総理大臣は、特殊土じよう地帶対策審議会の意見をきいて、しばしば台風の来襲を受け、雨量がきわめて多く、且つ特殊土じよう(シラス、ボラ、コラ、アカホヤ等特殊な火山噴出物及び花こう岩風化土その他特に侵しよくを受けやすい性状の士じようをいう。以下同じ。)
従いまして、政府のとつております有畜農家創設のための積極的な措置によりまして、大いに酪農、畜産を振興すると同時に、自給肥料の増産に努めまして、土壤を肥沃にせしむる。そうして化学肥料のみに頼る施策を私どもは修正して参りたいと考えております。
○委員長(羽生三七君) なお先般当委員会から政府に申入れました農耕地土壤生産力増進対策並びに主要農作物の種苗改良対策確立に関する申入に対して、お手許にお配りしたような文書を以て農林大臣から回答がありましたので、御了承をお願いいたします。 —————————————
三浦 辰雄君 政府委員 林野庁長官 横川 信夫君 事務局側 常任委員会專門 員 安樂城敏男君 説明員 農林省農政局長 東畑 四郎君 ————————————— 本日の会議に付した事件 ○農林政策に関する調査の件 (農林省林業試験場の林産研究施設 拡充の件) (ルース台風による農林被害状況及 びその対策に関する件) (農耕地土壤生産力増進対策
その他本県農地は、田より畑が多く、而もその畑の土壤は生産性の低いシラス土壤であること、又台風通過による被害が多いこと等、農業経営上の悪條件が累積しておるのでありますから、今俄かに農業所得の増加を期待することはできません。かく観じ来た場合、果して本年度内に徴收未済額五億四千数百万円を徴收し得るか否かはいささか杞憂憶測を逞ましくせざるを得ないのであります。
二六農政第一四六五号 昭和二十六年五月二十八日 農林大臣 廣川 弘禪 参議院農林委員長殿 農耕地土壤生産力増進対策確立について申入れに対する報告 この件について、五月二十四日貴委員会の総意を以つて御申入れがあつたのでありますが、政府におきましても、農耕地土壞の生産力を維持増進して、国民食糧の自給度向上とその他農産物の生産を確保し、併せて農家経済の安定を図ることは、現下極
○委員長(羽生三七君) なお先日の農林委員会で、飯島、池田両議員の発議で、その他皆様の御賛成の上、当委員会から政府に申入れをしました農耕地土壤生産力増進対策確立についての申入れに対しまして、農林大臣から回答がありましたので、御報告申上げます。ちよつと專門員から朗読いたします。
日本の集約的な農業には及びませんが、しかし何分広い耕地でありますので、土壤の保全ということを言つておりますが、土地を実際に見ますと、相当やくざな土地が多いのであります。
それから低位生産地につきましては、これは予算をとつてこの土壤の調査をいたしましたり、或いは又土壤改良に補助金をやりましたり、或いは又農林漁業資金特別会計から金を出すようにいたしまして着々それを進めておるようなわけでありまして、今後ともこういう問題につきまして多く取上げて行かなければならんと思つております。
○飯島連次郎君 先ほど池田委員から三大臣に御質問がありました農耕地の土壤生産力増進対策について、非常に我が国の経済自立の根幹である生産力増強の基本要件でありまするので、申入れの動議を提出したいと思います。
農耕地土壤生産力増進対策確立に関する申入(案) 農業生産力の増強は経済自立の基本要件であつて、而して農業生産力の増強は先ず以て農耕地土壤生産力の増進に待たなければならない。然るに我が国農耕地土壤の生産力は自然的並びに人為的諸条件の結果甚だしく減耗して、これをこのまま放任するにおいては、遠からず荒廃に帰し、我が国農業上悔を永久に残すこととなり、誠に看過することのできない正大な問題である。
エキステンシヨン・サービスのほかに、土壤保全に関する連邦政府の施策、それに又農業保険、これは農業保険はまだ試験的な段階で、日本のほうがむしろ農業保険としては進んでいるように思いますが、そういうような農業保険制度というようなものもだんだんと普及しております。
そうしてアメリカにおきましては土壤の酸性化を阻止するために、特に石灰の使用量が非常に大きくなつておる。これがやはりアメリカ農業の生産力に寄与しておる点が多いというふうに私どもは見て参つたのであります。かように生産力が非常に増加して参りまして、そしてアメリカの人口を養う以上のものが常に生産される。これは過剰生産の危険を常に含んでおることでありまして、そしてそのために価格が下落をする。
省線のように土壤にして、音響をなるべく少くしたいと思います。それからジヨイントその他についての騒音の防止、これは私どもの方でも具体的に研究しております。なお鉄道の研究所にも依頼いたしまして、何とかいい防音の方法を考えたいと思います。 それから操車場の問題でございますが、操車場と申しますと、田端の操車場のように非常に大きいように考えられますが、これは車庫でございます。
○政府委員(島村軍次君) 酸性土壤が増産に効果のあることは御指摘の通りでありまして、政府は関係各局でそれぞれその部門に応じて取上げていることも御指摘の通りでありまして、ただこの酸性土壤の改良につきましては、ひとり国家の力のみならず民間側においてもこれは有効適切な事業であり、且つ簡單になし得る石灰施用のごときは、これは民間或いは協同組合等において十分取上げて頂きたいことも希望いたし、且又現にさような施設
○藤野繁雄君 日本の土壤には酸性土壤が多いのであります。この際石灰を積極的に使用いたしまして酸性土壤を自然に解消するようにいたしましたならば、相当の増收ができるのであります。又これが最も早く且つ金がかからないところの増收方法であるのであります。