1966-06-07 第51回国会 衆議院 法務委員会 第43号
私のほうの関係では坪野君ほか一名の弁護士が立ち会ったのでありますが、そういうような関係が、先ほど申し上げました三井三池の場合におきましても、執行吏に伴うそういう人員、あすこは炭鉱地帯でありますから町の暴力団であるとかいうような関係から、四山鉱では組合員が刺し殺されるというような問題が、これは強制執行に関連してでありますが起こっております。
私のほうの関係では坪野君ほか一名の弁護士が立ち会ったのでありますが、そういうような関係が、先ほど申し上げました三井三池の場合におきましても、執行吏に伴うそういう人員、あすこは炭鉱地帯でありますから町の暴力団であるとかいうような関係から、四山鉱では組合員が刺し殺されるというような問題が、これは強制執行に関連してでありますが起こっております。
四山で久保清君が殺されたときには、あなた方の資料の中にもあるように、久保君に襲いかかったのは百人からの暴力団だということをあなた方は書いている。しかし、久保君を殺した者は一人だけは殺人罪で起訴されましたけれども、その襲いかかった暴力団に暴力行為取り締まり法を適用したという事例がありますか。しかも資料の中には三池争議という紛争になって暴力団が出てきた。
すでに宮浦坑、四山坑は生産が再開され、三川坑が完全操業の態勢に入り得る時期は三月二十日以降とされております。なお、三池炭鉱労働組合からは、労災病院で認められているように、入院患者に対する家族付き添いを認めてもらいたい等の陳情がありました。
三池炭鉱は災害発生後、操業を停止しておったのでありますが、私どもといたしましては、坑内の安全と、それから今後とも保安を維持する態勢が十分整っているかどうかということが確認された上でなければ、生産再開は認めないということを基本方針といたしまして、今日まで参ったわけでございますが、まず宮浦、四山の両坑につきまして、会社側から保安整備計画書が提出されたのであります。
ですから、私は三川の災害あるいは宮浦、四山の問題だけじゃないと思うのですよ。やはり中小炭鉱においても、それと同じようにやってやらなければいかぬ。四山、宮浦の場合はいかぬけれども、糒の場合はいいという理論は成り立たないでしょう。また、糒の場合のほうが完全に保安設備が行なわれておるという状態にないでしょう。ですから私は、こういったものを軽々に扱ったところに問題がある思う。一体どうされますか。
○田原政府委員 事故が起こりましたのは三川鉱でございますけれども、そのほかの四山鉱、宮浦鉱も、これはやはり保安が安全であるということを確認すべく、十二月の四日から十五日まで、福岡鉱山保安監督局の鉱務監督官が両鉱について精密なる検査をいたしました。それからそれと並行して、学識経験者による両鉱の保安状態の検査をいたしたわけでございます。
してそれが維持されるというような形ができてくるのでなければ生産を再開することは認めないという、いわゆる行政的な措置によってただいま三池のこの生産を認めておらないのでありますが、その後会社側からも、こういうような措置をして保安の確保をいたします、こういうような書類が出てきておりますので、そこで、もうすでに、まだ坑道がほんとうにあいておらない、あなたが先ほどおっしゃったように、あいておらない三川鉱を除いて、四山
○福田(一)国務大臣 実は、御承知のように、三池の炭鉱には今度爆発事故が起きました三川鉱、宮浦鉱、四山鉱という三つの山が、坑道においてつながっておるわけでございます。そうして、いま、三川鉱において爆発事故が起きまして、この原因を調査いたしておる段階であります。
○細谷委員 いまお話のありました宮浦なり四山について、三十六年以降監督官庁が違反件数として指摘しておった、炭じんについての散水なり、炭粉をまきなさい、こういう点の指摘事項を拾ってみますと、四山鉱に対して十件、三川鉱に対して九件、宮浦鉱に対して四件あるんですね。
それで斜坑底に三つのポケットがございまして、三川鉱からくるポケットと、それから四山鉱からくるポケットと、それから宮浦鉱からくるポケット、三つのポケットがあるわけでございますが、この宮浦鉱からくるポケットに宮浦鉱の雑炭が一緒に入ってくるというようなかっこうになっておりまして、それからベルトで上へ上げる、こういうかっこうになっておるわけでありますが、このうちで一番最後に申しました、宮浦鉱の雑炭の入ってくる
いま会社は、宮浦、四山の生産再開を急いでおります。政府もこれに呼応するような動きを示しております。本来、生産再開が急がれることについて反対するものではありません。問題は、両鉱における保安の整備が、現時点のみでなくて、今後継続的に維持されるかどうかというのが問題である。
三川鉱以外の宮浦鉱、四山鉱につきましては、現在現地の鉱務監督官をして厳重な保安検査に当たらせておりますが、さらに、保安の万全を期するため、このたび北海道大学名誉教授佐山団長以下十名の技術権威者からなる調査団を派遣し、保安状況の調査を行なわせることといたしました。
宮浦と四山鉱で十一時間も災害後働いておった、ガス爆発等の場合における教育の徹底が足らないのではないかというようなお話でございますが、こういう点も、これは十分今後注意いたしたいと思います。 また、なれ合い検査をしておるようなお話でございますが、これは、私たちはその後事情をよく調べてみましたが、いわゆる抜き打ち検査でない場合におきましても、十分検査はやっておるようであります。
三川坑以外の宮の浦坑、四山坑につきましては、現在現地の鉱務監督官をして厳重な保安検査に当たらせておりますが、さらに保安の万全を期するため、このたび北海道大学名誉教授佐山団長以下十名の技術権威者からなる調査団を派遣し、保安状況の調査を行なわせることといたしました。
それといま一つは、この切り羽の長さの関係によりまして所定労働時間が、たとえば三川鉱とか、宮浦鉱とか、あるいは四山鉱と若干違うというような現象も出ておりますし、また切り羽の延長によって、多少の変動が生ずる。これはわずかな時間差でございますが、そのような差異がございます。
こういう状態になっておるわけでありますが、その事例として、私の経験としましては、いま申し上げた昭和三十五年三月の三井三池四山鉱業所正門前で、暴力団によって第一組合員の久保清さんが殺害をされたのであります。これは私、その日そこに行っておりました。
○柏村説明員 どうも私もあまり記憶のいい方でございませんで、ただいまお話しの第一の四山事件、これは逮捕いたしまして、起訴になって、十五年の判決になっております。これはケリがついております。それから毎日新聞の事件は、逮捕し起訴されているが、公判中。それから六・一五事件は、先ほど申し上げましたように逮捕をいたしまして、起訴の状況はどうでしたか、あとで申し上げます。
そこを常時警備をするということになれば、その近くあるいはその中の施設を利用せざるを得ないということで、会社施設の利用をしている大部分が、この炭住街施設のためのものであり、さらに三月二十八日の三川鉱構内の事件、二十九日の四山鉱南門でありますか、門前の事件というようなものにかんがみて、外ばかり警戒をしておっても、中に入って両者でなぐり合うというようなことがあると、前もって配備をしておらなければ間に合わないという
○阪上委員 保育所の問題につきまして、私も現地に見て参りましたが、確かに教室は、四山鉱の場合なんか四つあるのですが、全部やはり宿泊しております。そして現在の状態では、もちろんあなたが今おっしゃったように保育所を開設できないような状態にはない。これは一面警察のおかげかもしれませんが、治安は保たれておって、当然もう開設しなければならぬ状態に僕はあると思うのです。
場所は荒尾市四山大島社宅中川某方の前でございます。関係者は大牟田警備本部派遣長崎の独立大隊第一中隊の者でございます。報道関係者はただいまお話しのように——西日本テレビとなっております。森部というカメラマンと山本というカメラマンの御両名でございます。
昭和三十五年五月二日午後九時ごろ、被告発人ら三十名は、富田中隊長の指揮により第二組合員十名くらいを隊列の中に入れて四山社宅の第二組合員の社宅へ順次送り届ける勤務に従事していたのであるが、その社宅——荒尾市大島社宅に入るとき、右中川組合員らが社宅より三十メートルくらい離れた地点を歩行中、富田中隊長の指揮により、この第一中隊が三井鉱山労働組合主婦会員十五、六名及び労働組合員四、五名計二十名に対して、何らの
○柏村政府委員 四山事件につきましては逮捕令状を発行した者七十三名でございます。そのうち逮捕いたしました者が六十九名、未逮捕四名ということに相なっておるわけでございます。捜査も相当進んでおりまするが、まだ捜査を完結したという段階ではございません。
○川井説明員 三月二十九日の四山鉱の事件が起きた直後に、私とそれから最高検察庁の公安部長検事が直ちに現場へ参りまして、状況をつぶさに視察をしまして、かつ現地の検察庁に対してその後の処置について連絡をいたして参りました。
○赤松委員 私の資料によれば、宮浦炭鉱内、四山炭鉱内、四山保育園、友愛クラブ、宮原保育園、臼井保育園、その他緑ケ丘、いろいろあるのでありますけれども、これらの施設は会社の施設と保育園等の施設とに分かれておりまして、警察が駐在する以上は、おそらく会社及び保育園との間には何らかの契約があると思うのでありますけれども、その点はどういうふうになっておりますか。
今度は四山炭住街へ行った。そこは熊本県警の領分だが、組合の人に言って何とかそこのピケをあけてくれと言ったら、わかりのいい親方がいて、それじゃ国会議員は入れてやらなければいけないということでようやく入れば、今度は親切にも、パトロール・カーをつけて私たちを案内してくれた。
ところが、四山の住宅街に行ったら、そこの幹部はわかっていて、私たちを入れたということは、どうも無統制であると思うのです。これは新労の方に聞いたのですが、旧労の方では白虎隊戦術だと言うのです。白虎隊戦術でもう自爆するのだ、こういうような気持になりつつある。これは千二百名の指名解雇者の行く先というものを心配しないという問題であります。
○赤松委員 今御答弁のように、四山の事件は警察官の挑発によって起った事件ではない、これは私も認めます。現地に参りましてつぶさに調査いたしました。
○柏村政府委員 去る三月二十九日に起こりました四山事件というものは、私どもも非常に遺憾な事件と考えておるわけでございます。元来あそこに参りまして暴力をふるった団体——諸団体が入りまじっておったようでありますが、これはその日まではいわゆる情宣活動を主としてやっておった連中であります。
そこでお尋ねしたいのは、例の四山事件の発生の原因でありますけれども、すでに現地に曽我参事官を派遣されまして、つぶさに調査をされたと思うのであります。四山の事件は、これは第一組合が第二組合に向かって暴力を加えた、あるいは脅迫をしたりした結果発生したものでないことは御承知の通りであります。
しかし四山では社宅のあき地にある会社の集会所、保育園を全部使っております。それから三川鉱では、会社の正門前の技工室、これは会社の建物ですが、そこに警察官が百五十名ほどおります。それから保育園を全部使っております。それから宮浦鉱では、会社の人事事務所、さく内の保安講堂、クラブ、それから武道場、保育園、これを全部使っております。それから港務所では講堂、保育園、これも警官が使っておられる。
そこでなぜ会社側を捜査しないかというお尋ねでございますが、これは現地の方のいろいろの事情もあって、私ここで詳しくその実情は承知いたしておりませんが、今まで受けた報告では、大体例の四山事件については、相当暴力団も検挙いたしまして、取り調べております。
少なくとも両方の組合本部を捜索しておる以上は、会社も、あの事務所の本部も、それから四山鉱も三川鉱も、会社側の内部を捜索して初めて公平な捜査ができると思うのです。その点いかがですか。会社を捜索されずに、あなたたちは会社と暴力団の関係をはっきりさせるという自信があるのかどうか。