1962-03-27 第40回国会 参議院 文教委員会 第10号
したがって、そういう前提のゆえに、類例のない、おそらく前古未曾有の紛争の具体的な事例をここに展開しておる例というものは、今後に向かってゼロになってほしいと思うわけですが、現在の法律が、今申し上げたようなことを大前提としておりますがゆえに、異例のかような紛争に対しましては無力である。
したがって、そういう前提のゆえに、類例のない、おそらく前古未曾有の紛争の具体的な事例をここに展開しておる例というものは、今後に向かってゼロになってほしいと思うわけですが、現在の法律が、今申し上げたようなことを大前提としておりますがゆえに、異例のかような紛争に対しましては無力である。
これは建設省でも通産省でもすでに御存じの事件でありますが、過ぐる三年前に和歌山県の日置川における関西電力のダムで、おそらくダム問題としては前古未曾有の激しい地元住民と関西電力側、県側との応酬がかわされて今日に至っている事件があります。これはそれぞれ学者にもゆだね、関係各省にも問題が提起されて検討しているが、いまだに結論が出ない。
ところが、たとえば二十八年の災害の際に、私の県の和歌山県が二千億以上に上る前古未曾有の大災害を受けて、ある地帯は壊滅状態にあったわけです。ほうっておくわけにいきませんから、何とか三・五・二の比率を改めてもらいたいということで、私ども出身議員もあるいは県民一同もそのことを希望し、要望したわけであります。
これは前の周東農林大臣のときにも私強く要望いたしたのでありますけれども、木材の高騰ということは今年の初めから、これは前古未曾有だといわれております。
そうしますと、そういうように経済がよくなって、新しく生まれてくる子供が少なくなる、そうして新規の労働力が不足したというけれども、日本の生産年令人口というやつは、これは前古未曽有の状態でふえつつあるわけです。生産年令人口という働き手はふえつつあるわけです。とにかく新しく高等学校を出る人は、これは今は少ないかもしれぬが、もうしばらくすると、ピークになってくるのですから、多くなってくるのです。
この点については、質疑の段階にある程度尽くされましたけれども、何と申しましても、同一国会にほとんど日を同じうして、実質的に同一内容の法律案が同じ内閣の手によって立法府に提出されたということは前古未曽有のことで、まことに遺憾に思います。
失礼だけじゃない、法律案の出し方として前古未曽有のものですよ、内容的には同じなんですから。法律案の名前は同じでも内容が違えばいいですよ、それでも見苦しいですよ。ほんとうは政党として議員立法する場合において、あるいは内閣として政府提出案にする場合でも、出し方の形としてはあまりスマートじゃない。しかし、そういうことはあり得たし、あってよろしいわけだ。
そういう点では、私は大臣が、この前古未曽有の四千億の自然増収を明年度徴収をするということについて、今まで通りでやれ、そうして国税庁で適当に考えろ——まあそんなこともおっしゃるまいけれども、しかし、今の法律で今の運用で四千億が集まるのだと頭からきめられたのでは、このような問題は私は山積すると思う。人が足りなければ人をふやしなさいよ。そうして民主的な合理的な徴税が行なわれるようにしなさいよ。
それから輸出入銀行の所管は、これは通前古ではなくて、大蔵省の専管になっておるわけです。 ですから、実際には輸出入銀行を通じてやるいろいろの仕事については、大蔵大臣が監督しておる。通産省の方はむしろ通商貿易、あるいは産業というような関係で、日本のそういう産業関係の人が向こうに進出するとか、投資するとかいうような場合には、通産省が窓口になって、いろいろ世話をいたしております。
福岡県の行橋あるいは山口県において水の入札というような前古未曽有の水の争いが行なわれているのが実情であります。従いましてまず大臣にお尋ね申し上げたいことは、この旱魃の実情について事務当局からいろいろ御報告があろうかと思いますけれども、どの程度この実態を認識しておられるか、農林省の責任者がこの五十年ぶりの旱魃に対して現地をごらんになったことがあるかどうか、これをまずお尋ね申し上げたいと思います。
しかし、純決算になるとどうかという問題もあるわけですけれども、いずれにしても、当初計画では八百億の伸びというのは前古未曽有だと思うのですが、さらに、純決算にしたところで、五百億近い伸びがあるのじゃないか、私はかようにことしの場合はほぼ考えられるのです。
○横山委員 官房長官御存じのように、先ほど私がちょっとお話をしたのですけれども、この二十五日に、政府として一体だれが窓口であるのか、だれが誠意を持って政府を代表して、働く諸君に対して説得力のある行動をとってくれるのやらわからぬから、それで、そういう不誠意な態度ではいかぬというわけで、二月二十五日に前古未曽有の統一行動が行なわれるのです。
そういうことを抜きにして、現にここにある八項目の問題で、二月二十五日に前古未曽有の統一行動がある。しゃくし定木なことをあなたは言っておってはだめじゃありませんか。この際あなたが全責任者になって、そうして官公労の代表者と話をし合い、八項目の解決について努力をし、善処をするのであるかと聞いておるのでありますから、テニオハにとらわれないで、あなたも誠意を持って答弁して下さい。
先月の二十七日にデモ隊がわが国会に乱入いたしまして、長時間にわたって国会の中でデモ行為をしていたということは、これは前古未曾有の不祥事でございます。まことに遺憾とするものでございます。わが参議院の議長は直ちに、かかる行動は黙過することはできない、将来かかる不祥事の発生を防止するため適切な措置がとらるべきものと考える次第であるという談話を発表せられております。
われわれは同時に、あの前古未曽有の不祥事について、国民の前に、こうして国会は正常化の軌道に乗ったのだという印象を与えるためにも、あらゆる犠牲を払っても、国会正常化のためのデモ規制の法律を作り、あるいは責任者の処分をしなければならないと信じます。特に今度の国会の会期をきめますときの議運の速記録を振り返ってみますときに、確かにあの当時、自民党といたしまして、四十日という意見があったのは事実であります。
山村君から今の長谷川君に至るまで、どうも二十七日の問題は、暴徒による侵入である、不祥事件である、あれは前古未曽有の問題であるといって、何か奥歯に物のはさまった、黙っていれば、社会党に一切の罪でもぶっかけるような、非常に悪意に満ちた、しかも、事実を捏造——とまでは言わぬけれども、努めて拡大解釈していこうという、そういう認識の上に立ってこの会期を延長する、そういう事実を誇大視した上に立って、しかも、他党
ことに昨年の警職法の会期延長のごときは、おそらく自由民主党の、遠くさかのぼれば、政友会以来の流れをくむ自由民主党の歴史に一大汚点を残した、いわば憲政史上、世界各国、立憲主義の国に、これくらいな暴挙というものはいまだかつて見ざるところ、前古未曽有のことであって、こういうような問題も、理不尽な会期延長に端を発したものである。
○柳田委員 最初に、国会の構内に赤旗を掲げてデモ隊が入ったということは、まことに前古未曽有であり、ゆゆしき問題であり、遺憾きわまる問題である点については、私もあえて異を申しません。ただ、問題は、副議長さんにお尋ねするのですが、陳情の問題であります。従来こういうことはしばしばございました。
もう一つ、先ほど、昨日の国会の構内に赤旗を立ててデモるごときは、前古未曽有の不祥事であり、許しがたい、まさにモップである、その点私は遺憾の意を表明いたしましたが、従来の国会に対する大衆陳情と、きのうのそれと違ったところは、従来は、そういう大衆陳情を動員したときには、それぞれのたまりでとまっておったわけです。
こういう立場に立って、従来そうした問題で同じ案件について競合したようなことがあった場合に、必ずしも全部許した場合ばかりでもないというような事務総長からのお話もあったわけでありますが、とにかく、事が前古未曽有のことでもあり、しかも、今回の問題について、先ほど来のいろいろな論議を通じてみると、これは社会党が全面的にやったのだというような立場に立って皆さんが御議論をなさっているわけでありますが、それらの問題
かくのごときことは、新憲法下、前古未曽有の醜態であり、暴挙であり、岸自民党内閣の権力主義の表徴であるといわなければならぬと思うのであります。(拍手) およそ、民主主義の政治、議会政治においては、多数決による民主主義の原則を基礎といたしておることは、言を待たないところでございますけれども、その裏づけとなる少数意見の尊重、対立討論を通じて、真実を明らかにすることが不可欠であると考えるのでございます。
わが社会党は、安保条約の改定、ベトナム賠償問題等については妥協のない戦いを続けて参りますが、この予算補正はきわめて緊急を要する災害対策を中心としたものであることの性格にかんがみ、また審議を通じて佐藤大蔵大臣が、必要が生ずれば災害第二次補正についても善処するとの言明をされておりますので、この言明を信ずるとともに、わが党は、政府原案によっては、とうてい前古未曽有の今次大災害に対する救済措置と、改良方式を
社会党は、安保条約の改定、ベトナム賠償問題等については、妥協のない戦いを続けて参りますが、この予算補正はきわめて緊急を要する災害対策を中心としたものであることの性格にかんがみ、また審議を通じて佐藤大蔵大臣が、必要が生ずれば災害第二次補正についても善処するとの言明をなされておりますので、この言明を信ずるとともに、わが党は政府原案によっては、とうてい前古末曽有の今次大災害に対する救済措置と改良方式を加えた
ただ一つ、佐藤大蔵大臣にお尋ねしておきたいのは、実は岸さんが名古屋に来られたときには、この伊勢湾台風は前古未曽有の災害だ。それだから、どんな予算を使っても、今の経費にとらわれることなくやってかまわないということを、一般の人の前ではっきりと御言明されました。ところが弟さんの佐藤榮作さんは、御承知のように、今度の災害は二十八年の十三号に次ぐ災害だというような表現をしておられます。
今回の伊勢湾台風を特に前古未曽有の災害だ、かように申した場合に、特に大きく取り上げられますものは人命の損傷だろうと思います。この点では、今回は五千名を越す死傷者を出しております。これこそは前古未曽有の災害でございます。私どもが、いわゆる公共事業なりあるいは農地、農業施設等の災害の金額等を比べてみますと、実は二十八年当時の方が今回の三十四年度の総損害額に比べてみますと、金額は大きいのであります。
だから、これを私どもは異常な台風、前古未曽有の台風だ、あるいは高潮だというふうに言っておりますが、あるいは何千年も前にはもっと高いものがきておったのではないかと思います。従って、今回のこの苦い経験から、今度はこの体験を生かして、そうしてそれに対応できるだけの施設をやるということが抜本的対策であろうと私は思います。
昔、仁徳天皇は、民家より立ち上がる煙を見て民の窮状を思いやられて、六年間の免税を行なった故事があるが、今、岸総理は、この前古未曾有の大災害に邁進して、ぼう然として生きる道さえも失った悲劇の国民の前に、与野党を問わず働きかけて、緊急対策を総理みずから陣頭に立って推進してこそ、国民は民主主義への期待と希望を大きく抱くのではあるまいか。今からでも決しておそくはありません。
愛知県は、台風が九月二十六日午後九時半ごろ県の西端を北上し、風速四十八メートル余となり、さらにこれが通過時刻が満潮時に近接していたという悪条件が重なり、伊勢湾の波浪がしぼられて前古未曾有の高潮と化し、昭和二十八年の第十三号台風のときは、潮位が名古屋港において三メートル八三であったものが、今回は実に五メートル三〇を記録したといい、これがため県下一円が風雨による被害をこうむりましたほか、知多郡、名古屋市南部