1996-03-25 第136回国会 衆議院 厚生委員会 第6号
このために、国立試験研究機関の重点整備、再構築を進めていくこととしておるわけですが、この中で、国立多摩研究所につきましては、研究所の組織の規模が比較的小さくて新規分野への対応及び先進技術の導入に限界がある、さらに、分子生物学及び免疫学の進展に伴って、ハンセン病のみを対象とするよりも感染症全般を対象とした研究体制の中で、他の分野の研究成果、こういったものの活用が図られる、こういったことから、国立予防衛生研究所
このために、国立試験研究機関の重点整備、再構築を進めていくこととしておるわけですが、この中で、国立多摩研究所につきましては、研究所の組織の規模が比較的小さくて新規分野への対応及び先進技術の導入に限界がある、さらに、分子生物学及び免疫学の進展に伴って、ハンセン病のみを対象とするよりも感染症全般を対象とした研究体制の中で、他の分野の研究成果、こういったものの活用が図られる、こういったことから、国立予防衛生研究所
分子生物学でないと生物学ではないと言う人さえいるような世の中ですけれども、そういった風潮の中で、実はこの生態系のかぎを握っているのがミミズかもしれないというような例も往々ございます。
なお、遺伝的影響については、最新の分子生物学的方法を用いて遺伝子DNAを分析することにより、突然変異の有無の検討を現在進めつつあることを申し添えておきたいと思います。
放射線生物学といいますのは、放射線が生体に及ぼす影響を研究対象としておる学問でございまして、放射線といたしましては、紫外線のような自然の放射線から原爆などの人工の放射線に至るすべてを含んでおりまして、それが生体にどういう影響を与えるかというのを、物理あるいは化学的な側面だけではなく、最近では特に分子生物学的な立場から解析いたしておるものでございまして、品種改良であるとかあるいは食品の保存期間延長のための
またいわゆる科学的、サイエンティフィック、生命なんというと非常に分子生物学的な面では目に見えるものですけれども、じゃ分子生物学的なものよりも目に見えない生命というものなんということを言い出しますと、それはサイエンティフィックでないというそしりを受けるわけでございますけれども、いわゆる科学的と称される理論構成あるいは科学的と称される方法論をベースにした見方をしからであるわけでありますが、これは生命の実体
近年は、分子生物学的手法の開発によってさらに新しい知見が加わりつつありますけれども、現在もなお解明を待つ領域が多く残されているわけであります。そのうちニコチンの精神作用ということと、それからニコチンの依存性について述べてみたいと思います。
これが分子生物学と呼ばれる学問の領域であります。この学問が発達しできますと、遺伝子の実体が今お話のあったDNAというものでありますが、このDNAの構造を調べようということであります。(OHP映写) プリントで見ていただきますと一枚目の一番という図でありますが、DNAというのは二つの鎖からできた長い分子であります。
懇談会のメンバーは医学者、分子生物学者、開業医師など医療関係四名、法律関係の方二名、社会学、哲学、経済人それから作家の方各一名で、十名の編成であります。 会議は日本医師会の通常業務とは独立して審議が行われておりますが、私及び私と同じような役員が何人かずっと立ち会っておりますし、私がお世話をしておりますので私はその会議の成り行きについては十分存じておるわけであります。
現在の免疫学や分子生物学、遺伝学の方法論で重装備されました研究者の必死の努力によりまして、病気の存在が一九八一年にわかってからわずか二年後にその犯人である病原体のエイズウイルスがとらえられました。その後五年の間にその遺伝子の構造、ライフサイクルが明らかにされまして、これはまさに画期的なスピードであります。
それから、特に六十三年度には科学技術庁は、理研におきましてこのレトロウイルスそのものの本態をより分子レベルで、あるいは分子生物学的なレベルで解明するための研究費として理研に約六千万円を計上し、本格的に取り組むことにしております。
とりわけ、最近バイオテクノロジーとして発展してきた分野は、分子生物学など最先端の科学技術として結晶してきた分野であり、基本的には、今私が申し上げてきた化石燃料の時代からバイオの時代への転換をもたらす重要な技術分野と考えるのであります。 とりわけ、我が国では、バイオテクノロジーの分野においては、みそ、しょうゆ、酒などの醸造を初め伝統的な産業活動が活発で、技術の蓄積が多いのであります。
そういう中にありまして、実は従来の科学技術というのは、いわば生体の外、天然現象、そういったものを先生にしましていろいろ勉強してきたわけでございますが、この自然界の中で生体が持っている神秘的ないろいろな機能というものが実は非常にこれからの科学技術の発展の種になるのではないか、そういうことでございまして、幸いにも分子生物学というような新しい学問が発達してきて、生命現象というのを分子レベルでも解明することができる
最近、バイオテクノロジーといいますと、分子生物学の発展に相当する遺伝子組みかえとか細胞融合、こういう非常に新しい分野も出てきておりまして、これが発展いたしますと医学、農学、農業、環境保全等あらゆる分野で利用できるということで、次の技術革新をもたらすものだろう、こういうふうに見られておるわけでございます。
この秋に幾つかの学会がございまして、例えば一例を申し上げますと日本生化学会、日本癌学会あるいは日本薬学会、日本発酵工学会、あるいは最近では分子生物学会、遺伝学会、農芸化学会もありますが、そのほかに昨日から行われています免疫学会という中で、二十代あるいは三十代前半の若い研究者が非常に活発に論議しております。
それで農林省の方はこの新しい分子生物学、バイオテクノロジーに基づく研究をするのに平均年齢は一体お幾つでございましょうかと伺いましたところが、五十四歳ですというお答えでございました。これは一大事だ。
こうしたことは過去には到底想像することもできなかったことでございまして、日本語という言葉がこんなに世界の中に広がっていくということは、これは日本の経済力がその背景にもなっておりましょうけれども、例えば学問の分野で申しましても、分子生物学とか高分子化学といったような領域では日本語の原典を読む方がずっと手っ取り早いというような事情が出てまいりました。
それから、特に昨日の参考人のお話では、いわゆる基礎科学の面が世界的にもおくれておる、特に分子生物学の分野がおくれておるというようなお話があったわけですが、私は、こういうようなリスクマネーというものをこの機構はある程度そういうような基礎的な研究にも出すべきではないかと思うんですが、この点はどうなんですか。
今中村先生が言われたように、基礎科学に力を入れて、分子生物学というような分野、すぐには採算に結びつかない、非常に長期的な、基礎的な研究であれば、こういうものをもっと園がやる必要があるんです。さらには大学と民間との交流の問題とか、あるいはいろいろなそういうところでバイオのこともいろいろ研究しているわけで、大学でも工学部でもやっているし、農学部でもやっている。
ただ、私が申し上げたいことは、今大事なことはアメリカと比べてどうかとか、欧州と比べてどうかということを比較することではなくて、植物の分子生物学と申しますか、今のバイオテクノロジーを育てる基礎科学が分子生物学という分野なんですが、植物に関する分子生物学というのはこの生物学全体の中で世界的に見て非常におくれている、どこの国でもです。ほかの分野に比べてこれが非常におくれているということは事実なんです。
○櫛渕政府委員 先ほどのお話の村井氏の件でございますけれども、昭和五十八年の十一月に農林水産省に採用——十五年間アメリカで研究をされた方ですけれども、新しく農業生物資源研究所が設立されたときに、分子生物学の専門家ということで農林水産省で採用をした方でございます。
しかし、この場合、基礎的分野の研究、植物組織や細胞のバイオ技術とか分子生物学の一連の操作とか生体内での一連の生化学反応の解明という、長年月の基礎研究を有する分野というものを見逃し得ないわけでございます。
発がん遺伝子というものが一九八二年に発見されましたけれども、それ以降分子生物学レベルで学問の進歩が非常に進んでいることは御承知だと思いますけれども、日本の場合でも、日本人に非常に多い胃がんの新しいがん遺伝子が発見されましたり、新しい治療法といたしましては温熱療法でございますとか、免疫の新しい知見を活用いたしましたモノクローナル抗体の治療法でございますとか、あるいは治療薬の開発ということではTNFでございますか
それから、実際の研究でございますけれども、大体、分子生物学の進歩とともに、アメリカではスタートは日本に比べて少なくとも十年は早かったと私は思っております。それに続いてヨーロッパでも研究が活発に始まっておりまして、最近、全体的に見まして研究の差は縮まってきておるとは思いますけれども、初期にできました差を完全になくすまでにはまだまだ相当な努力が必要ではないかと考えております。
おっしゃるとおりでございまして、そのはしりとでも申しましょうか、まずは一九七〇年代の初めのころに、植物体といいますよりは微生物を中心といたしましての分子生物学なりの研究を中心といたしまして、いわゆるバイオテクノロジー分野での成功例が出てまいった、こういうことでございます。
ここでくどくど申しませんけれども、人間の脳幹という部分に非常に不思議な分泌物があって、これが作用して、子供に限らず大人を含めて人間の知情意を形成しているという分子生物学の新しい発見でありまして、アメリカのある泰斗は、今や人間の精神の問題は分子生物学の手のうちに入ってきたと言っても差し支えない、これは多くの哲学者や文学者に余りいい印象を与えないかもしれないけれども、科学的にはそれが立証されるだろうということを