1970-02-21 第63回国会 衆議院 予算委員会 第2号
ソ連、中国が一体になって共産主義革命の浸透をはかろうとするというような認識に立っておるのでありまして、詳しいことは省略いたしますが、要するに、こういう考え方というものは一九五〇年代の国際認識じゃないかと思うのであります。一体この国防白露というものをどう考えておられるのか。
ソ連、中国が一体になって共産主義革命の浸透をはかろうとするというような認識に立っておるのでありまして、詳しいことは省略いたしますが、要するに、こういう考え方というものは一九五〇年代の国際認識じゃないかと思うのであります。一体この国防白露というものをどう考えておられるのか。
むしろかつて世界史——共産主義革命を主張する人たちそれ自身もまたエスタブリッシュメントとして批判をされておる。こういうことを考えると、やはり現象だけを見るんじゃなくて、現象のもとになるものをやっぱり考えなきゃいけないんじゃないか。
この農地改革の歴史をよく知らない者は、農地改革の歴史は共産主義革命だと言っている。とんでもない話なんだ。土地改革は純然たるブルジョア民主主義改革である。これはあなた方は学問をしているから御存じであろうけれども。
そこで私も一々アジアにおけるいろいろな事実を踏まえた上で、その分析はあとにいたしまして、並行してひとつそれを踏まえた上で実はお尋ねをいたしますけれども、それでは、あなたのほうの安保調査会の中間報告の文章によりますと、ソビエト並びに中国、両方とも世界に対する共産主義革命の侵略者であるという規定をしておりますけれども、これは政府としておとりになりますか、なりませんか。
また、ただいま申しましたとおり、安保再改定をめぐりまして、共産主義革命の危機到来を心配いたしまして、昭和維新の断行を云々するような言動も若干高まっております。 さらに、この右翼団体の最近の傾向といたしましては、非常に社会経験に乏しい、精神的にも未熟な青少年を団体の構成員に獲得いたしまして、これを教育訓練する。
○吉河政府委員 現在右翼団体の関心事はやはり昭和四十五年の安保再改定時をめぐりまして、これは共産主義革命の危機であるというように考えまして、これを阻止するために昭和維新の断行をしなければならぬというようなことを論議しておりますし、団体の中には、実力組織といたしまして、行動隊の訓練をするようなものもあるように見かけられる次第でございまして、これに関連しまして、昭和四十三年は明治維新百年祭に当たるというようなことから
○説明員(宮下明義君) ただいまのお尋ねの、最近における右翼団体の動きの概観につきまして、先ほど伊藤委員の御質問に対して、長官からお答えを申し上げましたところに概略尽きていると思いますが、私からも少しく補足して申し上げますと、最近における右翼団体の動きの底流に、左翼系団体の計画をいたしております日本における共産主義革命の危機感、焦躁感というものが底流になっておりますことは申し上げるまでもないところと
それだから、私はロシアでは共産主義革命は必然だったと思うのです。それだからこそ、ロシアはあれだけ発達した。日本は決してそうだと言えませんし、それだからといって日本もああいうようにしなければならぬというばかなことを、共産党みたいに言うのじゃないのです。しかし、ロシアではそれ以外に方法がなかった。それが一番正しい愛国的な方法であった。レーニンは偉大なる愛国者です。
あるいはソ連にしてもそれぞれの大会で打ち出していく運動方針なり、共産主義革命の一つの方向というものに対しては必ずしも固定していないと私は自分で判断しています。だから、主義というならばどの主義の共産主義か、あるいはだれの唱えておる共産主義か、党というならばどの国の共産党の綱領を主として指しておるかと、こう聞いている。そうしたら、これはコミュニズムです。ばかと思いませんか、答弁が。委員長。
○国務大臣(安井謙君) いわゆる三無事件につきましては、今総理のお話しのとおり、昨年の秋ごろから、この日本の国情に対して、特に共産主義革命に対する危惧を持った一部の人が、それに対する政府の施策に不満を感じて、現政府を転覆して強力な反共政府を作るという意図のもとに計画を進めておったわけでございます。
私どもはこれは率直に申しまして、昨日も御報告いたしましたように、直接の機運としては共産主義革命に対する誇大妄想的な一つの恐怖心というか、嫌悪感から今の政府はなまぬるい、こういう感じで起こったのが、どうも直接の動機のように今のところ考えております。しかし、それの背後にはまたいろいろ問題があるじゃないか、そういう点も十分今後留意して調べてもいきたいと思っております。
共産主義革命を行なうか、ファッショ革命を行なうか、はたまた民主的立場において改革を行なうかという三つの道しかない。わが国はもちろん共産革命の道はとりません。ファッショ革命の道をとりません。
そこで、今の港湾労働組合の人に会いましたところが、われわれはどうしても共産主義革命をやらなければならぬ。従って、現存の経済繁栄とは別である、社会保障の充実とは別だ、どんどんスト権は振り回すべきであるということを私に申しました。彼は共産党員でした。
なるほど、おっしゃったように共産主義革命を希求すると申しますか、いわゆる絶対的階級闘争主義というものを防げない場合におきましては、その人たちはいかなる状態においても間断なく争議を企図し、あるいは治安の撹乱をはかり、いろいろなことをやるだろうと思います。しかし、経済が安定し、分配が正しく行なわれておれば、大衆はそれに付随しないのであります。どんな世の中にも気違いはいるものであり……。
なぜかといいますと、今お話しになっておる中に、日教組の教師の倫理綱領の中に、共産主義革命というふうなものを予定しておるということを、あなたは推量をされておる。そういうことを、相手に、ほんとうに話し合って、聞かないで、勝手に推量するなんていうことは、文部大臣としてはまことに無責任だと思う。
共産主義革命を目ざしておるという、一体数十万の日教組の組合員の中に共産党員は二、三千名くらいしかいないじゃないか、一%に満たない。(「共産党だけを言っておるのじゃない」と呼ぶ者あり)それじゃ、何を言っているか。われわれは平和的に社会主義革命を考えておるのですが、大臣は共産主義革命を目的とした組合だということを断言されておりますけれども、どうしてそういうことが言えるのですか。
しかるに共産党員は、日本国家や日本民族のことなどよりもイデオロギーを尊しとし、日本の共産主義革命を念願としておりまして、その共産党員に学生運動の指導権を与えておくということは、大学教育の目的に沿わないものと断言できるのであります。また、国民の税金の中から莫大な大学教育の経費を負担している全国納税者の意思に反しておることも明瞭であります。
これは、私よりも、あるいは社会党や民社党の人の方がよくり、深い研究をされておるかと思いますが、私が国際共産主義と申しておるのは、インタナショナルの共産主義を信奉しておる人々が、いわゆる国際的な世界の共産主義革命を目ざして各国に対していろいろな行動をするということを意味しておるのでありまして、そういう考え方であります。
そうしてそれを漸次社会主義革命から共産主義革命への労働者階級独裁の形態に持っていく、こういうことが共産党の意見のようでございます。ところが、学生諸君は、いきなりプロレタリア独裁の社会主義革命に突進するというのが彼らのどうも情勢分析となって現われてきているわけであります。
結局、そのトロッキストとして非難するその根本は、革命の運び方について、共産党的な例の人民民主革命から社会主義、社会主義から共産主義革命へと、その移行の過程において彼らが違った考え方を持っているというところが私は根本的な違いに相なると思います。
党は人民民主主義革命から社会主義革命、社会主義革命から共産主義革命へと主張している。社学同は異なるのです。あなたの言ったことと同じなのであります。
私がなぜこのことを申し上げるかと申しますならば、あなたは口を開けば右翼の暴力主義、共産主義の革命を克服しなければならぬと言われるのでありますが、今日政治家が道義を明らかにせずして、法を曲げられて恥なしという態度をとりますならば、期せずして共産主義革命と右翼のファッショ革命が台頭することは、火を見るより明らかであります。
戦前の警察でいろいろ労働運動やその他で苦い経験をなめておられます方々が、この点を非常に懸念されるのはごもっともだと私は思うのでございますが、戦後の今の日本の様子を見ておりますと、日本がもう一度、先ほどからのお話がございました警察国家の方に逆戻りする可能性が大きいか、それとも逆に共産主義革命の方に……(発言する者多し)私は国民政府の何応欽先生が東京に参りましたときに、日本の現状を見ていると実は自分は心配
○関説明員 破防法に基く調査の上から、これは冷静に考えてみまして、今日のわが日本におきまして暴力を肯定する共産主義革命を目的とするものはもちろん日本共産党のみであります。またこれを支持するものといたしましては、二、三の団体があるのでありまして、さりながら今の段階において暴力を肯定する団体が、たとえば総評がどうかというようなお尋ねかと思いますが、そこまでは私はいっていないと思う。