1961-02-08 第38回国会 衆議院 文教委員会 第1号
僻地教育につきましては、僻地の小中学校のテレビレビ受像機、スクールバス、ボートの設置並びに僻地教員住宅の建築等について予算の増額を行ない、また特殊教育については養護学校及び特殊学級の普及並びに就学奨励費の拡充をはかるとともに、盲ろう学校生徒の新職業開拓等について新規に補助金を計上したのであります。 第四は勤労青少年教育、社会教育及び体育の振興普及であります。
僻地教育につきましては、僻地の小中学校のテレビレビ受像機、スクールバス、ボートの設置並びに僻地教員住宅の建築等について予算の増額を行ない、また特殊教育については養護学校及び特殊学級の普及並びに就学奨励費の拡充をはかるとともに、盲ろう学校生徒の新職業開拓等について新規に補助金を計上したのであります。 第四は勤労青少年教育、社会教育及び体育の振興普及であります。
こういった個々の要望は別にして、僻地教員の今の窮状を救うためには、昨年できた僻地手当を大幅に増額するということは困難であるとすれば、へき地教育振興法の一部修正等の措置によって、教員の研修費ないしは研修旅費というものを支給するようなことが考えられないかというのが私の趣旨なんです。
僻地教員の人事交流が円滑に実施されなければ僻地教育の振興は期しがたい。また、僻地勤務教職員の福利厚生に関しては、子弟の進学、住宅難、物資不足、家族の病気、娯楽機関のないこと等々各種の悩みがあることなどが校長から述べられ、僻地勤務の教職員に対する恩典として、僻地勤務年数の恩給への特別加算等の措置を考慮してほしいとの陳情がありました。
こういう考え方から一般公務員の給与体系よりは学校体系によるべきである、こういう見解で私どもは今お話の通り高等学校の僻地教員の点につきましては小中学校の体系によるべきことを考えておりまして、その旨の通達を出したわけであります。ところが一般公務員の僻地手当につきましては、人事院からまだ明確に支給区分及びその指定基準等が定められていない、ここにも問題があろうかと思うのであります。
最後に、先ほど辻原委員から僻地教員の手当の問題について話がありましたが、僻地に行って子供たちの希望を聞いてみると、おれは町に出て大工になるのだ、おれは自動車の運転手になるのだ、こういうのがほとんどでありまして、家業を継いでやるというのはほとんど少いのです。
それから次の僻地教員の住宅建築費補助、これは補助率が三分の一から二分の一に明年度は引き上げておりまして、戸数は大体二割ほどの増加を見込んでおります。次の僻地集会室の施設補助、これも公立文教分の再計上でございます。僻地資料の作成と申しますのは、僻地の学校に対する教育資料を積極的に配ろうというわけで、金額は少いのですが、これも新規に計上いたしました。
○辻原委員 次の点は、僻地教員に対する特別な考慮という内容でありますが、これは先般来からの教員の定数確保に関する法律等でも問題になりましたけれども、やはり僻地における教職員の確保ということは、これは特に僻地振興の上では重要な問題でありますので、本来ならば抽象的ではなしに、具体的に規定していくのがほんとうだろうと思うのですけれども、ここでは振興法ということで、ただ考慮、配慮という精神規定が置かれている
すなわち、僻地教員の養成所の開設、僻地手当の増額、教員住宅の建設をはかるとともに、教育内容の充実のための、僻地教育指定校の設置、単、複式学校のための各種手引き書の作成、配付、さらに集会堂、自家発電施設、教材費等各種補助金の交付を行い、僻地教育の振興をはかっておる次第でございまして、今後ともさらに十分のこの種の努力を払っていきたいと考えておる次第でございます。
このように僻地教員の労苦は大へんでありますが、その僻地手当は最高七百五十円にとどまっているのに対し、甲府市では地域給二千円ないし三千円が支給されており、その取扱いの差異に大きな問題があります。これら僻地の問題と関連した山梨県の特徴として、僻地に指定されていない分校教育対策が強く叫ばれておりました。
それから僻地教員住宅建設費、これも従来からやっておりますが、建設希望数になかなか応じかねておりますので、大体百工、三十戸——百五十戸程度しか毎年建てられませんので、明年度は一応五百戸を予定いたしております。
第五番目は、僻地教員の住宅建設費でございます。明年度はこの住宅費をさらに拡充していきたいという考えで要求いたしております。 給食は先ほど申しました。
六、僻地教員の研修。 以上がその決議の内容であります。 本委員会としては、本件の重要性にかんがみ、この決議の前後において、かねてこの問題について熱心な御研究と深い御体験を持っておられる方々から御意見を拝聴する機会を得たいという熱心な希望を持っていたのでありますが、種々の事情から延引しておりました。本日幸いその機会を得て、それぞれのお立場からの貴重な御意見を伺うことになったのであります。
先ほどのスクール・バスとか発電機というようなものは具体的ですけれども、今の僻地教員の精神的な物質的な、何といいますか、優遇といいますか、優遇よりも補いですけれども、そういうことに対する具体的な措置についてはどういうことをお考えになっていらっしゃるでしょうか。
特に単級複式学校の教育課程作成に関する経費であるとか、それから僻地教員の臨時養成に要する経費であるとか、それから小中学校の教職員の寄宿舎建築補助であるとか、それから集会室の整備であるとか、特殊勤務手当などは本年度の予算ではなお不十分であると思いますので、明年度にさらにそれを増額するように要求したいと思っております。
○説明員(緒方信一君) 僻地教員の研修の問題、非常に大事であることば御指摘の通りでございまして、いろいろの学校の設備あるいは手当の問題等の整備をはかることも必要でございますけれども、一面僻地教育の内容を充実していくということが、非常に大事な問題であるということを私ども考えております。
僻地教員の資質の向上のため高山市を中心とする飛騨地方におきましては、教員養成を目的とする二年制短期大学設置の要望も相当熾烈のようでありましたが、一方、県下全般から見まして、教員の需要数が岐阜大学学芸学部卒業者数を下回る傾向にかんがみまして、県当局は現在高山にある岐阜県教員養成所を今年度限り閉鎖する予定であるということも聞かされたのであります。
岩手県や青森県では県内に国立大学の学芸学部を擁しながら、一方で僻地教員養成のために県立の臨時教員養成所を設けております。この養成施設は僻地教員の不足を補うために、またその資質の向上を期するために、県が独自に設けたものであります。
及びそれに関連いたしまして、僻地教員の養成、特別施設の助長ということが何と申しても第一の問題。 それからその次に、やはりあれは師範学校をもととして大学程度の教育施設を充実しようという計画で出発したのでございますので、現在ありますところの札幌の四年課程も施設設備、教授陣容、これを整えますことに非常にまあ力をいたさなければならなかつたのであります。更にまあこれはその充実過程にあるわけでございます。
それから更に僻地教員の養成施設も、やはり半分は従来北海道に力を注いで参つて来ております。来年はそれもやはり倍額要求いたしたいと考えております。
○説明員(稲田清助君) 明年度予算の要求といたしましては、僻地教員養成は従来の倍額程度予算要求いたしておるんでございます。その倍額は多少箇所を殖す点もございますけれども、同時に内容充実という点を狙つて考えなければならんと思つております。
○国務大臣(大達茂雄君) 二番目のお尋ねの僻地教員の確保、御承知の通りこれが僻地教育の一つのむずかしい点になつておるのでありまして、なかなか一口に言うと、そういう不便な所へ行くことは先生としてもあまり希望しないこれも無理のないことであります。
又勤務地手当制度を検討し、地域給を含めた基本給を一本とし、僻地教員を優遇すること、人件費のみならず、産振法その他地方負担金が出せないために国庫の補助を受けられない貧弱地方を考慮し、地方財政事情により国庫負担率、補助率等に差違を設けることなどが問題となりました。 なお奈良県では県立百医科大学の国立移管について熱心な陳情がありました。
これはまあ半額負担でありまして、地方の支出が一億五千二百九十六万二千円、その半額として七千六百四十八万一千円、それからその次はこの僻地教員宿舎の建築費の補助でございまして、これは一千万円でございます。
○荒木正三郎君 いや、私の尋ねているのは、成るほど現在の教職員の養成は国立に限つたことではないわけでありまして、ですから、国が責任を持つておるというのは実情からいつて私が言つたことでありまして、ここは僻地教員の養成については都道府県の任務としておるというふうに限定しないで、国が相当責任を持つたらどうかという意味で私は質問しておるわけです。
○高津委員 第四条に都道府県の任務に関して規定がございますが、僻地教員の手当はたしか昭和二十三年、すなわち数年前の二千九百二十円べース以来、あのときちよつとやつて、今日に及んでいるのでありますが、地域給と同様な方式に改訂して、手当の増額をはかるような考えを持つておられるのかどうか、その点をお伺いいたします。
僻地教員の確保は教育上実に重要な問題でありますが、従来僻地については正式に資格のない教員でもいたし方ないという考え方があつたのでありますが、この考え方はわれわれのとらないところであります。へき地教育振興法が出されたのはこの趣旨であるのであつて、僻地の教育を優遇することによつて、僻地こそ優秀な教員が行くというようなことを実現させたいと考えておる次第であります。
○高津委員 僻地教員の宿舎建設費の補助が非常に本年度においても少いようでありまするが、これは必要建築費のどれだけを満すことになつておりますか。