1997-03-27 第140回国会 参議院 厚生委員会 第5号
これに対して厚生省では、今回、国立予防衛生研究所を国立感染症研究所に改組して、その中に感染症情報センターの設置をして内外からの情報を集中させるという ふうにしておるわけでございます。 私は、薬害エイズの反省を踏まえれば、情報収集、分析・評価、こういうものを的確かつ迅速に行って、いかに業務行政に反映をしていくかが極めて重要だというふうに思うわけであります。
これに対して厚生省では、今回、国立予防衛生研究所を国立感染症研究所に改組して、その中に感染症情報センターの設置をして内外からの情報を集中させるという ふうにしておるわけでございます。 私は、薬害エイズの反省を踏まえれば、情報収集、分析・評価、こういうものを的確かつ迅速に行って、いかに業務行政に反映をしていくかが極めて重要だというふうに思うわけであります。
○政府委員(小林秀資君) 今、先生からお話しいただきましたように、厚生省では九年度に国立予防衛生研究所を国立感染症研究所に改組いたしまして、そして同研究所内に感染症情報センターを設置をいたします。
最初は、一九八四年に国立予防衛生研究所の坂崎研究員が、その二年前のアメリカでの初めてのO157による大規模中毒事件を受けて、公費で日本国内の調査を行いました。そして、日本国内でもO157感染者が出ているという調査報告をまとめて、厚生省に早急な調査検討を求めたときであります。これが最初です。 しかし、このとき厚生省はこの報告を無視して何の手も打たなかったわけであります。
私も、六月の十三日の国会の質疑の中で、国立予防衛生研究所で安部氏と共同研究がされているということについて、ギャロ博士の追試ではないかというふうに質問をしたことがございます。厚生省は重大な大量感染、つまり日本の血友病患者さんの五〇%から三〇%が感染をしているという事実を入手し、認識していたということは既に明らかです。
○山下栄一君 じゃ、七日の報告にございますパルスフィールドゲル電気泳動法、ランダムPCR多型解析法、こういう解析を予研、国立予防衛生研究所はこれを使ってやっているわけですけれども、こういうやり方は国際的に認められたというか、よくやられる方法なんですか。
私は、国立予防衛生研究所のこの解析、パターン分析方法というのは世界でも特異な例であると。ということは、東京都の予防衛生研究所とか、それから国立小児病院、これも同じ方法を日ごろから使っていると、こういうことですね。
また、国立予防衛生研究所におきましては、主として食品の微生物検査に従事している研究者八名が配置をされているわけでございます。 今回のO157による食中毒事件に関しましては、厚生省内に対策本部を設置いたしまして、組織横断的に必要な対策について実施をしてきたところでございまして、国立予防衛生研究所におきましても、全所的にこの問題に対処してきたところでございます。
○小林説明員 予防衛生研究所におきますO157の直接の研究担当は御指摘の細菌部腸管系細菌室でありますが、今般は、O157の集団発生に関しては細菌部全体二十二名で協力して対応をいたしておるところでございます。
○小林説明員 厚生省におきましては、昨年の一月、国立予防衛生研究所を含めた国立試験研究機関全体について、重点整備・再構築案を取りまとめたところでございます。
また、本年の一連のO157によります食中毒につきましては、岡山県邑久町及び大阪府堺市での食中毒発生の直後に、医療機関に対する適切な治療方法の周知を図りますとともに、原因究明の方法を教示いたしますために、国立予防衛生研究所や国立小児病院等の研究者、専門医及び厚生省の担当官を派遣したところでございます。
十一年前に国立予防衛生研究所の阪崎博士という方が既にこのO157の危険性を指摘しておられますし、またアメリカ等の文献を見てもプールからもうつるということもわかっている。 私はかねがねこれは二次感染があるんだろうと言ったら、あるようですと、こういう答えですね。あるようですという答えはまことに心外でありまして、なぜ科学的にこれをきちっと詰めないのか。供手傍観をしている。
昭和五十九年には、国立予防衛生研究所が、症状の激しさと危険性から、今後詳細な調査研究が必要である、こういう報告もしておられるわけであります。
○山本(孝)委員 今、薬務行政の再編成、予防衛生研究所も含めて、あるいは救済基金等も含めての再編成を多分検討されておられると思うのですけれども、医師系と薬学系の官僚の間の争いみたいなものはないのかなというふうに実は心配をしています。 調査対象になりました医学系の職員、十九人だけですけれども、十九人について、大学卒業後にすぐに入省した人はわずか三人しかいないのですね。
今後は、当時の厚生行政の責任者及び担当者、エイズ研究班以外の関連研究班、国立予防衛生研究所、日本赤十字社などからも、真相究明に必要な限り国会の国政調査に協力を求めることについて協議する必要があると思われます。
具体的には、とりわけ患者の方々から強い要望が寄せられているエイズ治療・研究推進体制の整備につきましては、国立国際医療センターの病院にエイズ治療や臨床研究を担当するエイズ治療・研究開発センター(仮称)を設置するとともに、基礎研究を担当する国立予防衛生研究所エイズ研究センターの充実を図り、治療、研究、情報及び研修を一体的に推進するセンター的機能の整備を図ることとしております。
いろいろ情報を早くキャッチして、それを行政の対応に生かしていくということは薬害エイズの問題の基本でもあったわけでございますが、例えば感染症情報という点に限ってみましても、国立予防衛生研究所のいろいろ感染症をやっている部門と、それから厚生省の感染症対策のところの情報の伝達が体系的に整備されているかどうかというような問題でございますとか、それから衛生試験所と、例えば薬の情報でございますとか、そういう厚生省
○政府委員(亀田克彦君) 予防衛生研究所でございますが、御案内のように、感染症に関しまして病原及び病因の検索を行う、予防・治療法の研究を行う、また疫学的な調査研究等を行う、こういう国立の試験研究機関でございます。そういうことから、この研究所の役割を適切に果たしていくためには感染症に関する情報を迅速に収集し評価をしていくことが重要である、こういうふうに考えております。
○政府委員(荒賀泰太君) 国家検定は検定基準に基づいて実施をするわけでございますが、検定基準の作成に当たりましては、血液製剤の品目ごとに中央薬事審議会の答申を受けて告示をされます生物学的な製剤基準に定められました試験の中から、これは国立予防衛生研究所の意見も聞きまして、高度な技術を必要とするものを検定基準として定めておりまして、業務局により告示の手続を行っておるところでございます。
○西山登紀子君 私は、きょうは医薬品の審査検定に関して国立予防衛生研究所の問題について質問をしたいと思いますが、以下予研と呼ばせていただきます。 薬害エイズの問題について、この予研の責任も非常に重大だと思うわけです。
また、来週十一日には、岡山において今回の原因究明の関係者が集まられる会議をやられるそうでありまして、岡山県からも要請が来ておりますので、十一日には、それに加えて国立予防衛生研究所及び国立小児病院の専門家、今四人を考えておりますけれども、四人をさらに岡山に派遣したい、そういう体制で現在考えております。
国立予防衛生研究所が八五年七月以後もエイズウイルス感染のおそれのある非加熱製剤を国家検定に合格させていたということが判明をいたしました。六月三日の東京新聞に報道をされておりますが、八五年の七月一日と申しますと、治験が一番おくれましたミドリ十字を初めといたしまして、加熱製剤が一括承認された日でございます。
○大野(由)委員 危険を知りながら回収しなかっただけではなくて、薬務局の直接の監督であります予防衛生研究所がこういう状況であったということは、余りにも危機感がないというか、本当に私は、もうこれは薬務局の手落ちとかなんとかで済むような問題ではない、このように思います。厚生大臣、この辺の御見解を伺いたいと思います。
厚生省、また国立予防衛生研究所も国の機関でもございますし、国民の生命と健康をいかにして守るか、そういう機関であるわけです。ところがその機関が、チェック項目に入っているとか入っていないとかいう状況で、入っていないから検査しなくて何も落ち度がないというような筋のものではなかろう。
それから、中間製剤に関しましては、これは最後の段階でございますが、委員の一人であります安田純一先生、これは国立予防衛生研究所の血液製剤の製品の評価をなさる先生で、当時、たしか中央薬事審議会の委員長かな、をやっていらっしゃる方でございました。その先生から、まだ製剤として形になっていない中間製剤を、あるものとしてここに記載するのはおかしいのではないかという指摘を最後の段階で受けたわけでございます。
具体的には、とりわけ患者の方々から強い要望が寄せられているエイズ治療・研究推進体制の整備につきましては、国立国際医療センターの病院にエイズ治療や臨床研究を担当するエイズ治療・研究開発センター(仮称)を設置するとともに、基礎研究を担当する国立予防衛生研究所エイズ研究センターの充実を図り、治療、研究、情報及び研修を一体的に推進するセンター的機能の整備を図ることとしております。
次に、エイズ治療・研究推進体制の整備等についてのお尋ねでありますが、この点につきましては、国立国際医療センターの病院にエイズ治療や臨床研究などを担当するエイズ治療・研究開発センターを設置するとともに、基礎研究を担当する国立予防衛生研究所エイズ研究センターの充実を図り、治療、研究、情報及び研修を一体的に推進するセンター的機能の整備を図りたい、このように考えております。
○西山登紀子君 実は、五十八年、厚生省の血液事業研究報告というところに国立予防衛生研究所の安田純一さんが報告を載せているわけであります。ですから、私は参考人がそのことを御存じないというのは大変不自然な思いがいたしますけれども、リスボンというところでそういう第二十二回会議が開かれたということも御存じなかったんでしょうか。
ですから、予防衛生上、公衆予防上こういう方も全部報告をする、そういう規定でなっているのでございます。ですから、その点は今お話ししたとおりでございます。 それから、この患者さんがどうして来たかということでございますけれども、私たちのおりました順天堂病院でも、一日に三千人から四千人の患者さんが参ります。
この再構築のスケジュールについては、計画の初年度であります平成八年度において、まず第一にただいま御審議いただいております社会保障研究所の解散と国立社会保障・人口問題研究所を新たにといいましょうか、実質上は合併でしょうが、新たに設置をするという問題、第二に国立多摩研究所を国立予防衛生研究所の支所としてハンセン病治療研究センターに改組するといった点、第三に国立公衆衛生院を発展的に改組して設置する国立保健医療福祉政策研究所
また、国立予防衛生研究所に基礎研究部門を設置するということが約束をされたわけでありますが、現在その準備の進行のぐあいはどうなっているのか。 それで、具体的にエイズ治療・研究開発センターの立ち上げ、いわゆる診療の開始ですが、これはいつごろになりそうか。
ただ、細かく読んでみますと、日本赤十字の中央血液センターの徳永栄一先生、あるいは国立予防衛生研究所の安田純一先生の論文では、クリオも十分賄える、あるいは今後クリオの使用を積極的に図るべきであるというような話もございまして、かなり議論されたのではないかということを想像するわけでございますけれども、もしこのときの御記憶があれば少しお話をいただくとありがたいと思います。
このため、情報収集に関しては、国立試験研究機関、特に国立予防衛生研究所を活用するなど、研究機関との効果的な連携のあり方について検討していきたいと思っております。
先般も私は、そういう面で日本の危機管理、特に検疫について質問をしたわけでございますけれども、大臣も御承知のとおり、バイオセーフティーレベル四に属するウイルスを検査する国立の予防衛生研究所の施設が国内では凍結をされておりますね。しかし、国際的な立場から日本の立場を見たときに、すべてをアメリカのCDCに頼っていいのかどうか、私はこういう疑念を持っております。
○亀田政府委員 御指摘をいただきました国立小衆衛生院の疫学部でございますけれども、ここでは、研究者が保健医療従事者に対する教育訓練に必要な知識、技能を保持する、そういう側面がおるわけでございますが、成人病等に関する疫学のほか、感染症に関する疫学研究も事務規程上所掌をしておる、こういうことになっておりまして、もう一つ御指摘のございました国立予防衛生研究所の感染症疫学部と形の上で一部機能が重複しておる、
これにつきましては、国立国際医療センターの病院にエイズ治療や臨床研究などを担当するエイズ治療・研究開発センター、これは仮称ではありますが、こういうものを設置して基礎研究を担当する国立予防衛生研究所のエイズ研究センターの充実を図り、連携をする中で治療、研究、情報及び研修を一体的に推進するセンター的機能を整備していきたいと考えております。