1969-07-10 第61回国会 参議院 社会労働委員会 第31号
○政府委員(住栄作君) 不正受給防止のための行政努力でございますが、不正受給の態様を見ますと、これは一番典型的なのは、就職しているにかかわらず、その事実を届けないで失業保険金をもらう、こういうケースがございます。これは、実は失業保険制度におきます被保険者期間の通算を労働市場センターで処理しておるわけでございますが、その場合に、その資格を喪失したものでなければ失業保険が受けられない。
○政府委員(住栄作君) 不正受給防止のための行政努力でございますが、不正受給の態様を見ますと、これは一番典型的なのは、就職しているにかかわらず、その事実を届けないで失業保険金をもらう、こういうケースがございます。これは、実は失業保険制度におきます被保険者期間の通算を労働市場センターで処理しておるわけでございますが、その場合に、その資格を喪失したものでなければ失業保険が受けられない。
一体そういう点から見た場合、行政努力としてこの不正受給防止のためにどのような努力を今日まで払ってきたのか、この問題ですね。
中小企業労働者の業務災害及び失業に対する保護を充実するため、事務組合の設立及び任意適用制度などの活用による未適用事業主の労災保険、失業保険への加入の促進、徴収事務能率の促進と機械化による労働保険行政の効率化の推進、失業保険受給者の就職促進と不正受給防止対策の強化等の施策を進めることとしております。 以上、これらに必要な経費として十三億四千二百四十五万円を計上いたしております。
それから失業保険の不正受給が問題になっておるわけですが、その状況と、それから給付等に対して拒否されたのに不服のあれがあって審査のあれを提出したり、不正受給を審査されたときの状況、あるいはまた不正受給防止の対策に対してどういうふうにやられているか、これもひとつ資料でいただいたらいいと思います。時間がございませんから、さっきの法人の認可についてだけちょっとお伺いします。
なお、先ほど御指摘がございました、厚生省の保険関係の支払いに適切を欠いたり、保険料の徴収額が不足をした問題、労働省所管の失業保険金の不正受給防止の問題、農林省の所管にある農業共済保険事業についての問題、それから通産省においての、補助金の監査指導及び貸し付け事業の実態調査等、その他国有財産を含めて、非常にたくさんの問題に対して処理をいたしております。
次に、第三百二十九号及び第三百三十一号の失業保険金並びに政府職員等失業者退職手当の給付については、兵庫県において百二十件指摘を受けているが、三十一年度及び三十二年度においては、それぞれ五十三件及び五十四件であり、三十三年度において二倍強と著増したことにかんがみ、県当局は、不正受給防止並びに摘発対策の強化は万全を期しており、特に通報、照合事務の完全実施、照会の責任制度の確立に努めております。
第二に不正受給者の防止の問題でございますが、これはお話のように、安定所の手不足のために、そういう悪意を持つて不正の保険金を受給している者のあることを、われわれとして二、三発見をいたしましたので、実は本年の一、二月をこの不正受給防止の強調期間として、今各安定所において愼重な調査をいたし、悪質な者についてはすでに検察庁に告発もしておりまして、極力これが防止をはかつて、正当な権利を持ち正当な資格を持つている