1961-07-31 第38回国会 参議院 議院運営委員会 閉会後第1号
天竜川沿岸の飯田市川路地区及び竜江村等は、ダム上流地点にあったため、川床の著しき上昇によりはんらんし、これら沿川地区の被害を大きくしたとして、国の善処を望む声が強かったのであります。また、あわせて、ダムの洪水調節機能の再検討、ダム下流地区の護岸改修工事の実施等の要望もございました。
天竜川沿岸の飯田市川路地区及び竜江村等は、ダム上流地点にあったため、川床の著しき上昇によりはんらんし、これら沿川地区の被害を大きくしたとして、国の善処を望む声が強かったのであります。また、あわせて、ダムの洪水調節機能の再検討、ダム下流地区の護岸改修工事の実施等の要望もございました。
それから、そのダムに押えられたために、上流地点の水位が高くなった、この浚渫も、地域が広大でございますのでとうていむずかしい、大体不可能に近いというような御説も伺っておるのでございますが、不可能であるからというて、十五メートルも水位が高くなったものをこのまま放置しておくとするならば、おそらく今度の集中豪雨よりももっと小さい豪雨がありましても、その付近の危険は去ることができない。
これは上流地点における発電所のダムのゲートをこれも数回にわたって開いた結果、下流地帯が大きな洪水に見舞われた事実があるのであります。
第二点の、ダムの上流地点における砂防の費用負担の関係でございますが、これは一つ今後研究をさせていただきたいと思います。それから第三の起債の問題につきましても、今後検討をいたしまして、できるだけ御期待に沿うように努力をいたしたいと思います。
むしろ国はダム効率が下がらないように上流地点に砂防工事その他の施設をしてやって、効率の下がらないようにしてやることの方が至当ではないか。ということは、計画が悪いと見えまして堆積土が非常に高いのですね。貯水量が減ってくるわけです。常時流せない結果が出ているわけです。土砂が入って一定の水量を得られないわけですよ。そうすると、その水量からくる発電力は下がってくる。
有名な保津川下りをやる保津峡でありますが、あの保津峡がネックになっておりまして、それでもって上流地点が非常に大きな遊水地帯になるわけであります。そのネックはもう例年の水害の対象になっておりますので、地元の人たちは、そのネックをとにかくハッパをかけて広げてくれ。そうすればおれたちの水害はなくなる。ことに年々災害のたびごとに上流ではどんどん改修が行なわれている。
それから第二段の御質問にありました利根川の河川改修のような場合に、この河川の受益の関係府県にまで負担が及んでいるというお話は、これは数府県にまたがるような直轄工事を実施いたします場合に、その直轄工事の実施によって、たとえばダム等が上流地点において構築される。で、直轄事業は原則として当該年度全部国が経費を負担いたしますけれども、そのうち一定の負担率で地方公共団体が納めるという形になっております。
非常に上流地点でございますので、たとえばここヘダムを作りましても、雨をキャッチする両校が非常に少ないものですから効果が非常に少ないという。洪水流量が小さいので本川下流に対する洪水調節効果の点で不適当だ。非常に筑後川の流域面積が大きいのに、これぐらいの面積をダムでとめましても、下流に対してはほとんど大した洪水調節になり得ないという点で問題にならないということになったわけでございます。
補償物件につきましても、ただいまお話がありましたように、相当多い補償もかかるということでございまして、そういう状況になりましたために、さらに下流よりも条件は悪いわけでありますが、上流地点をいろいろ探しました。
○山本(三)政府委員 詳しい御説明はあれでございますが、上流地点は溶岩の岩盤でございますし、下流の玖珠川の地点は噴火の堆積であるというような観点から、下流におきましては非常に断層もありますし、また非常に弱い層をかんでおるというのが実情でございまして、それらの点につきましてもし御不審があるならば、十分調査の結果等もお示しいたしまして御了解をいただきたいというふうに考えておるわけでございまして、われわれもいろいろな
たとえば、私二十七日の朝に取手から車で都内に入ったのでありますが、水のためにどうしても歩くことができなくて、荒川の堤防を上って道路も何もないところを通ってきたのでありますが、あの当時の洪水状況を見てみますと、かりにもう少し荒川上流地点に雨が降って、洪水の量がもう少し多くなって、しかもそれが満潮時の水位と重なった場合、一体どんなことが起きるだろうかと、りつ然としてあそこを歩いてきたのであります。
本堰堤地点につきましては、本川五三・三キロ付近を第一候補地、これより下流三百メートルの地点を第二候補地として調査が進められたのでありますが、本年度におきまして、両者を比較検討の結果、上流地点、すなわち第一候補地点が有利であるとの結論に達し、目下主として地質調査を続行中であります。
御指摘なり御指導的意見がございました点をお答えしておきますと、利根川改修工事では、最近河床を特に深くしております工事について、まだしておらない点が三カ所ばかりあるから、それをどう措置するか、また、先生の御意見では、深くしない方がいいじゃないかということに関してでございますが、前委員会がありました直後、直ちに調査をあらためていたしまするとともに、すぐ建設省にも申し入れまして、小見川、八日市場寄りの上流地点二
○野澤委員 最後に、農林大臣がお見えにならなかったので、あとに残しておいたのですが、これも予算編成に対する基礎調査の不十分が、発表の行き違いかと思うのですが、大利根川の総合開発の水系調査費の要求に対して、農林大臣が大蔵省に予算要求をされた際に、鬼怒川の上流地点ですが、今市市というところの風見、山田ダムの建設計画というものが、一挙に十二月に新聞紙に現われました。
それから分水の計画につきましては、農林省はこれに今まで私どもタッチしておりませんために、その内容を十分検討してからでなければ詳しいことは申し上げられないと思うのでございますけれども、現在までの計画を聞かしていただきますと、この分水によりまして、その上流地点の土地改良事業にどのような影響があるかという点につきまして申し上げてみたいと思うのであります。
かりに発電所を建設したものでありますれば、上流地点において貯水池式あるいは調整能力を持たして、できるだけ下流の自流式を負荷に合せてさせるようにいたしたいと考えております。 それから貯水池の問題でありますが、これは実は現在までの水力調査の結果もございまするが、さらに最近の新鋭火力と貯水池式発電所の組み合せという新しい見地から、もう一ぺん全国の候補地点を洗い直しております。
しからばここに、先ほど申しましたところのダムの障害と申しますか、そういうことを上流地点等におきまして恒久的に考えなければならぬということになりますと、一つの電力会社の中にまた地域さという問題が出てくると私は思うのであります。
これはお説の通りでございますが、今後の分につきましては、相当ダムの規模も大きく、また貯水池も大きくというような関係上、そう一年二年ということはありませんが、しかしながら上流地点における山林の状況によりまして、土くずれ、山くずれが多い、これを防ぐためには、どうしてもそこで植林しなければならぬ。
従ってこのダムの上流地点に相当造林をするとかいうことによって、いわゆる涵養林、保安林というようなものに砂防をするとか何とかいうことによって、ダムの埋まることを相当国家は考えなければならぬと思うと同時に、これはダムを管理しておるところの電源開発なりあるいは各電力会社は考えておられるだろうと思うのでありますが、そういう場合におきまして、この法律の概念からいいまして、それらの造林計画というものに対して下流増
第二は、昭和二十二年以来の地質調査のいきさつと総括の提出、ことに上流地点をも含めるダムサイトの地形図、それから地質図及びボーリングの位置の記入、各ボーリングの柱状図、それの提出。 それから第三は、ダムサイト付近の地下水の湧出地点。地下水が相当出ていますからその湧出量、特にボーリングによる湧出地点と湧出量の提出。
先ほど申し上げましたように、ロックフイル・ダムというものが、世界の進歩した技術、進歩した機械力、そういうもので非常に経済的にできるというところから、ロックフィル・ダムを採用することにいたし、牧尾橋にするか、二子持にするかということについては、——牧尾橋というのは上流地点でありますが、そこでは炭酸ガスが出るとか、あるいは断層があるとか、今までの技術ではそういう問題を処理することが非常にむずかしいということであったのでありますが
これは農作物ばかりでなくて、発電ダムをこしらえた上流地点の水田は、従来乾田であつたものがだんだん湿田化して、麦作などはできないようになるのであります。その一例をとりますると、大淀川上流の轟ダムのために、ダムができて以来湿田化して、麦作ができないようになつたのがすでに三百町歩以上に達しておるのであります。