1976-05-14 第77回国会 衆議院 社会労働委員会 第9号
私も自分の子供がネフローゼにかかりました。高等学校の一年生のときでした。そのときにこの公費医療制度の持っている意味というものを、一緒に病院に入っておる子供たちを通じて親御さんの意見も聞いてつくづく感じたわけですが、同時に、血友病の人も私は見ました。ここでもやはり十八歳。これは前はもっと小さい年齢でしたが、十八歳ということだけではこれは現実的ではないのじゃないか。
私も自分の子供がネフローゼにかかりました。高等学校の一年生のときでした。そのときにこの公費医療制度の持っている意味というものを、一緒に病院に入っておる子供たちを通じて親御さんの意見も聞いてつくづく感じたわけですが、同時に、血友病の人も私は見ました。ここでもやはり十八歳。これは前はもっと小さい年齢でしたが、十八歳ということだけではこれは現実的ではないのじゃないか。
そこでいろいろ議論いたしまして、実は五十一年度予算におきましてはネフローゼとそれから心疾患、特有性がございますので、これについては二十歳まで延長を認めるという形にいたしたわけでございます。そのほかのものまで広げるかどうかにつきましては、これは非常にむずかしい問題がございまして、どれとどれとを区別するかということもございますし、それから難病対策全体との絡みもございます。
心身障害者の発生予防の推進あるいは治療訓練等につきましては、心身障害の研究費六億三千万円、また、小児慢性特定疾患の治療研究費につきましては二十三億九千九百万円、この中には心疾患、ネフローゼ等の対象者に対しまして、年齢二十歳まで延長する経費を含んでございます。
そこで、再確認の意味で東京都と確認をいたしましたことは、十六日現在においての東京都の三井記念病院院内に学級を設ける見解についての中間報告でございますけれども、教育委員会の方では、都には養護学校がいま東久留米と沼津の方にある、そういう中で千代田区にある三井記念病院を都の養護学校の分教室にすることに対しては支障がない、医療と教育は全く別にし、いままでどおり腎・ネフローゼの医者の担当をそのまま受けることができます
○説明員(本田正君) 腎炎とかネフローゼとかいうような小児の慢性の特定疾患につきましては、これは原因が先生御指摘のようにわかりません。非常に長期にわたります、しかも、幼児期にこういう病気にかかりますと、障害を一生背負っていくというようなことで非常に問題でございます。現在、そういうことで、この対策としては大きく三つあろうと思います。 その一つは、何と言っても原因究明を行うということ。
最後の一点は、腎炎・ネフローゼ児の問題でございますが、私は、先般千代田区の三井記念病院で腎炎・ネフローゼで入院をされていらっしゃる子供さんやそうして御父兄の方に会わしていただきました。そしていろんな御要望の問題点が数多くございましたけれども、特に教育の問題を話し合ってきたところでございます。その足で武蔵野の赤十字病院内にございます「いとすぎ学級」にも伺いました。
○政府委員(上村一君) 児童家庭局で所管しております小児慢性疾患というのは、小児がんあるいは腎炎、ネフローゼ等でございまして、こういった先天的な奇形については、私どもで所管しております小児のいわゆる難病と申しますか、その範疇に入れておりませんで、どうも話の繰り返しになって恐縮でございますけれども、その医療については育成医療というふうに考えておるわけでございます、すでに育成医療という制度もあるわけでございますから
いまの問題といたしましては後天的なものが問題になろうかと思うわけでございますが、それといたしましては、たとえばビタミンDの欠乏でございますとか、あるいはネフローゼ症候群とか、あるいは急性腎不全の回復期でございますどか、それに重金属、特にカドミウム等の重金属の中毒といったような原因があると聞いております。
具体的な一つの例を申し上げますと、子供たちの難病群に指定されております疾患の群の病気の中で、腎炎ネフローゼというのがあります。この腎炎ネフローゼの子供たちが、腎炎ネフローゼの人たちの会に私、出たときに、訴えをやっておりまして、長い作文を読んでおりました。
先生、いまお尋ねになりましたような考えで、腎炎ネフローゼがその公費負担の対象になりますれば、その問題が解決するわけでございますけれども、特定疾患の調査研究の対象になりました疾患の中から、各疾患の性質でございますとか、あるいは経過、さらには予後、あるいはその他いろいろの医学的、社会的要因を考慮いたしまして、年々特定をしていっておるものでございまして、現在直ちに、たとえば高校入学中の腎炎ネフローゼの患者
○嶋崎分科員 それはわかるのですが、それで一つの例として腎炎ネフローゼの場合を申し上げたのです。だから一般論としますと、腎炎ネフローゼの場合は、厚生省の方々からいただいた資料で、十八歳以上の成人になった場合でも厚生省として難病の特定化をやっている中に腎炎ネフローゼというものが入っていますね。
○上村説明員 児童に対する医療費の公費負担、御案内のように育成医療もございますし、それから小児ガンとか慢性湿しん炎とかネフローゼなどの子供の難病対策も実施しておるわけでございます。
塩川正十郎君紹介)(第六三一号) 一八二 同(床次徳二君紹介)(第六三二号) 一八三 社会福祉予算の削減反対に関する請願 外一件(天野公義君紹介)(第四八九 号) 一八四 同(三塚博君紹介)(第四九〇号) 一八五 同外三件(斉藤滋与史君紹介)(第五 四五号) 一八六 同(濱野清吾君紹介)(第五四六号) 一八七 同(倉石忠雄君紹介)(第六三三号) 一八八 腎炎・ネフローゼ
有害食品の禁止等に関する請願 一件 労働福祉センター建設費国庫補助に関する請願 一件重症心身障害児施設職員の待遇改善等に関する請願 一件 診療報酬体系の合理化に関する請願 一件 重症心身障害児施設の整備改善に関する請願十一件 老人ホーム等の建設に関する請願 一件 せき髄損傷者に対する労働者災害補償保険の給付改善に関する請願 一件 腎臓病患者の医療制度改善に関する請願 八件 腎炎・ネフローゼ
それからもう一つは溶血性と、今度起こっておりますのはこれは筋肉の組織障害でございまして、その溶血性が強いということは、必ずしも筋肉のネフローゼと申しますか、壊死を起こすという可能性と直接結びつくかどうかという点について、臨床の専門の先生方のかなりいろいろの御議論がございまして、したがって、表示をいたします以上は、お医者さんがその数値を見まして、医療上通常の医学常識に従いましてそれが役に立つものでないと
当然もらえるものと思って十年掛け金をしておったけれども、本来なら障害年金で二万五千円もらえる人が七千五百円しかもらえない、そういう事態というのはこれは特殊例じゃないんで、たまたま私具体例を出したんで、たとえば結核の場合でも、じん臓疾患の場合でも、心臓病でもあるいはじん炎、ネフローゼ関係を含むじん臓疾患の場合でも、あるいは再生不良性の貧血症の場合でも難病の方々ですとこれはずいぶんたくさんあるんじゃないかと
それで、もう少しほんとうは時間があれば、次にじん炎の問題についても質問したかったんですけれども、与えられた時間一時間過ぎちゃいましたからなんですけれども、一言申し上げておきますと、じん炎の問題にしてもあるいはネフローゼの問題にしても、いろいろなこのごろの難病奇病、こういったような問題はいままでなかった問題でしょう。そういうものがどんどんふえてきている。そして、そういうものにどんどんお金をつぎ込む。
○政府委員(翁久次郎君) ただいま御指摘のございましたじん炎あるいはネフローゼ、この点につきましては、お示しのとおりの問題が多うございます。で、御承知のとおり、四十七年度から乳幼児の健診に検尿が加わりました。
瀬野栄次郎君紹介)(第一六九六号) 同(伏木和雄君紹介)(第一六九七号) 同(矢野絢也君紹介)(第一六九八号) 同(小濱新次君紹介)(第一七六八号) 同(瀬野栄次郎君紹介)(第一七六九号) 同(松本忠助君紹介)(第一七七〇号) 同(矢野絢也君紹介)(第一七七一号) 同(紺野与次郎君紹介)(第一八三八号) 同(瀬野栄次郎君紹介)(第一八三九号) 同(松本忠助君紹介)(第一八四〇号) 腎炎・ネフローゼ
同(和田耕作君紹介)(第五八七号) 同(倉石忠雄君紹介)(第六三〇号) 同(塩川正十郎君紹介)(第六三一号) 同(床次徳二君紹介)(第六三二号) 社会福祉予算の削減反対に関する請願外一件 (天野公義君紹介)(第四八九号) 同(三塚博君紹介)(第四九〇号) 同外三件(斉藤滋与史君紹介)(第五四五号) 同(濱野清吾君紹介)(第五四六号) 同(倉石忠雄君紹介)(第六三三号) 腎炎・ネフローゼ
そういう意味で、治療費そのものを公費負担にするかどうかということにつきましては、若干担当の局の違いがございますので、私責任持ったお答えをすることはできませんけれども、従来のネフローゼであるとか、あるいは育成医療であるとかというような問題と若干違いがあるように思えますので、この点につきましては、単なる医療費だけから見ての費用の問題もございましょうけれども、問題は医療関係者が早期にこのような子供を発見することに
それが今度は児童家庭局においても、また乳児のいろんな、ネフローゼとかいろんな問題持っているわけです。そのほかに老人医療、今度は寝たきり老人医療、もうお医者さん方が請求事務がみんなばらばらなもんですから、非常に困っております。
○政府委員(滝沢正君) 先生の御指摘の問題を聞いて、直感的に私、例示として感じますのは、やはりじん炎、あるいはネフローゼの系統のものに、そういう不完全治癒の状態というようなことでいきますと、非常に慢性化して一生涯のその本人の健康にかかわってまいるというふうに理解しております。
今度の医療保険の給付改善に関連がございます公費負担制度でございますが、大きなものは生活保護の医療扶助費、老人医療費、身体障害者の更生医療費、それから措置児童の医療費、身体障害者の育成医療費、それから特定疾患の治療研究費、それから小児慢性じん炎、ネフローゼ治療研究費小児ぜんそく治療研究費、それから小児ガン治療研究費並びに原爆医療費、こういうものがございます。
それからまた先天性の代謝異常児の医療給付、あるいは小児ガン、小児ぜんそくあるいはネフローゼ、腎不全、小児心臓病の医療費あるいは難病だとか公害病、こういうようなものが非常にあるわけであります。疾病別、年代別、性別に区分も非常に複雑化しておるわけでありますが、この各種の医療費無料化の動きをごく最近について追ってみますとたいへんな混乱に気づくわけであります。
次に、厚生省関係におきましては、医薬分業、老人対策、老人医療無料化の実施に伴う問題、盲人対策、カネミ油症患者の救済措置、血友病、ハンセン氏病、水俣病、風土病、多発性硬化症などについての対策、精神障害者対策、酒害対策、予防接種事故の救済措置、じん炎ネフローゼ児対策、乳幼児の医療無料化、自治体病院の医師不足、無医地区の解消、国立大学付属病院の生活保護患者の診療拒否、保健所の整備、重症心身障害児施設の整備
それから、小児慢性じん炎でネフローゼのような場合について最後に一つだけ申し上げておきますが、こういうような子供さんたちに対して、訪問指導教育制度というのがございます。というのは、病院に入っていない人たちが学校へ通学いたしましても勉強する時間に限度がありまして、すぐくたびれてしまう。そこで訪問指導教育制度がとられておりますけれども、訪問教師の質や給与があまりよくない。これを何とかしてもらいたい。
ひとつ参考に申し上げておくと、神戸市で発見されたじん炎、ネフローゼの多少ともの障害児は、約三万人ぐらいいるであろうと推定されております。これは三百人に一人という高率であります。これほどの人数でいきますとどういうことになるかというと、三十万や四十万というきわめて大きなランクになるのではないかと思います。もちろんそれは非常に軽い者も含んでいると思います。
○渡部(一)分科員 私は、じん炎、ネフローゼ児の問題をこれで足かけ四年にわたって政府に御要望申し上げてきたわけでございますが、まず、現在のじん炎、ネフローゼ児に対する厚生省の今予算における措置というものをお伺いしたいと思っております。
あるいはまた、じん不全とネフローゼの研究で、食餌療法である程度この人工透析にかかる回数を減らすことができる、こういうふうになっているわけでありますが、こうした研究に対して本年度厚生省はこれを削ったようでありますけれども、こういうものは、予算が少ないということはわかっているけれども、ひとつこれを十分に予算化してもらいたい。
それから小児ぜんそくだとかネフローゼだとかいうような問題でも、結局病院があって養護施設だから教育と医療というものとが 一緒になっているところは対象になってもらえる。しかし、そこに入れない子供はそれから除外されてしまうわけですね。