1953-10-31 第17回国会 衆議院 大蔵委員会 第1号
○井上委員 ただいま大平さんから非常に重要な御発言がございましたが、塩専売の内容を検討してみますと、例のソーダ用塩というものが、ほとんど輸入価格に引取り運賃を加えたもので業者に販売をされており、一般の国民生活に密接なつながりを持つておるみそ、しようゆの原料塩はものすごく高い価格で、国内塩の生産価格を償う価格ということから割出されて売られております。
○井上委員 ただいま大平さんから非常に重要な御発言がございましたが、塩専売の内容を検討してみますと、例のソーダ用塩というものが、ほとんど輸入価格に引取り運賃を加えたもので業者に販売をされており、一般の国民生活に密接なつながりを持つておるみそ、しようゆの原料塩はものすごく高い価格で、国内塩の生産価格を償う価格ということから割出されて売られております。
戰前においては、一般工業塩はソーダ用塩と同様、輸入価格に若干のチヤージを加えた価格で入手できたのでありますが、今日においては、ソーダ用の塩だけが一トン八千円の特別価格で払い下げられておりますが、一般工業用の塩は、輸入価格の倍額に近い一万六千余円という法外な値段で入手しておるのが現状でございます。
○委員長(羽生三七君) この問題につきましては、先ほど申上げた通りの措置をしたいと思つておりますが、特にこのソーダ用塩というものが日本の産業発展上どういう地位を占め、或いは政府がこれをどう考えておられるかは別といたしまして、とにかく重要産業に対するいわゆる補給金が漸次撤廃になつて来たわけでありますが、このソーダ塩については私は補給金とは別の意味で、何か一般食料塩に今までプールされて来ている関係上、そういう
ソーダ用の原塩価格につきましては、その際附言をいたしておりまするが、最近の輸入状況又は輸入価格の点から見まして、関係者が折角検討を続けておる際でございまして、ソーダ用塩の確保を図りますと同時に、又その価格につきましても、相当大巾な引上げをいたさなければ相成らぬ状態にありますので、その検討をいたしておる次第でございます。
この点につきましては、従来ソーダ工業に対しましては価格差補給金を出しておりまして、そのほかに安い塩を供給する、この二つのルートからソーダ工業に補給金が実質上出ておつた、こういう形でございましたが、去年の上半期で価格差補給金の方はやめになりまして現在としてはソーダ用塩が割安に供給されておる、この一つのルートだけ残つておるわけであります。
○杉山昌作君 さつきの価格の問題ですが、工業塩の問題が今出ておりますが、如何にもソーダ用塩に隠れた補助金をやつて、一般の人の負担がという問題もあつたようですが、これはまあ御尤もな意見だと思いますが、もう一つ食料関係の塩の値段ですが、漬物用の塩、それから味噌、醤油の営業者のやつているやつ、それから水産物の塩漬にするやつ、殊に南洋に捕鯨船が持つて行く塩というような問題につきましては、前国会で相当たくさんのそれを
それが戰争が始まりましてから、ソーダ用塩以外のものは全部そういう恩典を取つてしまつた、それでトン当りソーダ用はたしか三千円だと思いますが、一般の塩は一万二千円くらいしたようであります。
但しソーダ用塩の価格は引上げはいたさん予定であります。 その外にちよつと申落しましたが、漁網関係におきましては、来年の六月から大体廃止をいたすというふうに考えております。