1991-12-11 第122回国会 参議院 本会議 第6号
厚生大臣にお伺いいたしますが、年金の増額あるいはホームヘルパーの増員など、高齢者福祉の充実が極めて重要な局面に来ているわけでありますが、これまたシーリング枠の中で他の福祉対象の経費を削って捻出するという事態についてどうお考えになっているか、見解をただしたいと存じます。
厚生大臣にお伺いいたしますが、年金の増額あるいはホームヘルパーの増員など、高齢者福祉の充実が極めて重要な局面に来ているわけでありますが、これまたシーリング枠の中で他の福祉対象の経費を削って捻出するという事態についてどうお考えになっているか、見解をただしたいと存じます。
その予算のシーリング枠がある限り必ずどこかにしわ寄せがされていく。財政再建中ということでございますけれども、事態の緊急性、あるいはこの際やはり思い切った措置を講じていかないとこれは改善されてこないんじゃないか。
それにもかかわらず、この十年間というのは、国の厳しい財政事情もありましたんでしょうけれども、予算にシーリング枠が適用されまして、両者の財源でありますところの科学技術関係予算あるいは高等教育予算の伸びというのはわずかなものにとどまってまいりまして、総じて環境は著しい悪化が進んでいるわけでございます。
この科学技術予算、高等教育予算のシーリング枠を撤廃せよ、行革とは別枠で思い切った予算を投入せよという主張をしているわけです。 そこで大臣、私は、抽象的な議論じゃなくて、こういういろいろな人たちの訴えを受けて、具体的に本当に思い切った予算を組まなきゃだめだというところへ来ているわけでありますから、この点についての大臣のお考えというものを伺っておきたいと思います。
積算校費はわずか一・一%の伸び、研究旅費は前年同額、施設整備費も全体としてわずか百二十四億円の微増ということ、それから私立大学は、後で触れますが、四十四億円の増ということで、これでは大臣は抜本的に改善ということで力を込めておっしゃっていただきましたが、どうしてもシーリング枠を取り払う、そういう努力をしていただかなければ抜本的な改善ということはできないと思うのですが、そのための努力を文部省はすべきですが
○野崎政府委員 シーリング枠と申しますか、シーリングとしては、文部省予算全体を、例えば人件費は今のような考え方で組む。それから経常部門はマイナス一〇%。投資部門は対前年度で。それから、特に平成四年度の場合は、公共投資充実臨時特別措置というのが新しく枠として認められました。文部省の場合は、これは八十八億円でございます。
○中西(績)委員 それじゃ、お聞きしますけれども、今教育研究環境特別重点整備は百五十億新設された、こういうことを申されましたが、そのことは文部省予算の中で別枠になってついたのですか、シーリング枠の中ですか。
定員をめぐります諸情勢につきましては、シーリング枠の設定でございますとか削減計画の実施等、非常に厳しい状況にありますけれども、今後とも業務量の推移等を的確に把握いたしまして、効率化、合理化を推進し、必要な要員の確保に努めてまいりたいと考えております。
そのような状況等を考えますと、定員確保というのは極めて重要な、しかも労働省のその行政を預かる責任者としても十分わきまえていかなければならぬと思っておるところでございまして、その決意のほどと先生おっしゃいましたが、例えば明年の予算編成に関連する先ほどのシーリング枠決定のいきさつにおきましても、その辺の事情を積極的に腰を据えて関係省庁にも訴えますし、また、他省庁に、率直に申し上げまして、人後に落ちないようにきちんとしなければならぬ
こうした基礎的なものをちゃんと国民の前に明らかにしていく中で、これが正当な要求だということを文部省が前面に出してやるぐらいにならないと、シーリング枠ということでぱっとはめられると、その中でもう埋没してしまって、今度文部省予算の中でのとり合いになるのですね。みっともないでしょう。 だから、こうしたことをどう脱却するかというところから始まらないといけない。研究費だってそうですよ。
ですから、そうしたことを考えますと、将来に対する見通しと、これからのこの分についての措置をどうするかということになってくると、今まではこれを減額することによって、シーリング枠をかけられれば、それを全部そこに当て込んでおったものが、逆に増額していくということになりますとどうなるかといったら、これからはよほどどこかに財源を求めないとこれができないということになるでしょう。
財政が厳しい厳しいと言ってシーリング枠をかけ、四十人学級が果たしてできるだろうかとか、あるいは定数改善ができるだろうかといういろいろな問題等を含めて教育全般について問題があるときに、これだけの金を使うわけですから。だから私はこれが安易にされておるという認識しか出てこないのですよ、こういうやり方は。
シーリング枠の九・七%を上回る伸び率になっておりますけれども、これは幾つかの省庁がその所管の予算の中でODA以外の予算枠を若干削りまして、その分ODAをふやして要求しているということによるものでございます。したがいまして、全体の伸び率は一〇・一%になっております。
財政の平成二年度特例公債依存体質からの脱却及び立ちおくれた社会資本の整備推進という趣旨からしても、思い切った鉄道公共事業枠配分の見直しやシーリング枠の拡大など抜本的な国の財源措置が必要でないか。お伺いいたします。
平成二年度防衛費はシーリング枠を突破し、四兆円を超えるものであり、到底認めることはできません。 第四の反対の理由は、住宅政策を初め国民生活への配慮が不十分であることにあります。 本予算審議を通じて、かなりの論議が住宅政策に集中しました。
もちろん運輸省の枠だけで、先ほども申し上げたように鉄道の復権といますか公共交通の復権のためには、従来のシーリング枠にとらわれていたら絶対にやれないことだけはわかります。従来の枠にとらわれないという意味では、これはどっちでもいいんだよということになるかというとそうでもない。
ですから、このシーリング枠があるとどうしたってそのように追い込まれてしまう。 だから、私が申し上げたいのは、少なくともこうした問題については、対大蔵省との関係になってくるわけですが、我々側が本当にスクラムを組んで全力でもって、文教というところでセクトを強めてでもこれを押し出していく、こういう態勢が非常に大事じゃないかなと考えるわけです。
政府の予算編成の姿勢は、シーリング枠をクリアするために当初予算を抑制し、補正予算で税の自然増収を利用して新規の政策経費を盛り込もうとするもので、このようなやり方は、財政法第二十九条の精神をゆるがせにするものであります。 第二に、財政の基本となる税収見積もりについてであります。 ここ数年間、毎年度、巨額な年度内の自然増収が発生しております。
私は、従来からずっと文部省予算がシーリング枠の中でしか組めないという最も厳しい条件の中で予算編成をしておるということを大変残念に思っています。したがって、そうした予算を組むに当たって今後大きな影響を与える部分について何点か指摘をしながら、御回答をいただければと思っています。 まず第一は、人件費の問題。これから後、人事院勧告は相当高くなる傾向にあるのではないか。
ぜひこれからこうした点についてもうちょっと立て直しをして進めていただかないと、一〇%シーリング枠があるということでもってさらにこれに拍車がかかるということになりますと、改築の時期が迫っておるところが今度はできなくなるということになるわけでありますから、この点はぜひ今までのような惰性でなしに見直しをしていただきたいということであります。
行革の必要性につきましては、既に鈴木内閣、中曽根内閣時代から広く深く議論され、その結果として、各省庁予算のゼロまたはマイナスシーリング枠の設定、さらには三公社の民営化などが実現したことが一定の評価を得たということは認めざるを得ないと思います。私も認めるにやぶさかではございません。
○中西(績)委員 この分は、私たちなり多くの留学生なりが期待をするような予算ということになってまいりますと、シーリング枠で規制をされるということでなしに、配分の構造をどう改善するかということが極めて重要になってくるのですね。
そこで第一は、シーリング枠をかけられると、文部省予算、本年度が一般会計が四兆六千三百七十九億二千九百万です。一・三%の伸びしかないわけですから、シーリングをかけられますとほとんど拡大が無理だということになってまいります。ところが、その中で来年度絶対増額しなくてはならぬという、いろいろ予算面で財政措置をしなくちゃならぬというものがあると思うのです。 そこで、まず一つは給与費の改善。
とはいえ、新聞紙上で見る景気の状況はひどく活発であるかに映りますけれども、加えて平成二年度からいわゆる赤字公債は出さないで済むようになった、こうなりますと自然な人間の感情としては、今度はシーリング枠の方は厳しいこと言わぬで済むんだろうなと、こう期待もするし、概算要求をおまとめになる仕事自身がえらい難しいお仕事になるのではないか、こう察してもいるのでありますが、この点も従来同様厳しい態度を持続すべきだと