1997-11-19 第141回国会 衆議院 外務委員会 第3号
そして、日本はあるとき、エコノミックアニマルと言われていたわけです。経済を追求して、自分の利益を追求している、ある意味で見苦しい顔の国というふうに評された時期がありましたけれども、八〇年代に入って、私はこのODAというのは大変大きな役割を果たしてきたというふうに思っております。
そして、日本はあるとき、エコノミックアニマルと言われていたわけです。経済を追求して、自分の利益を追求している、ある意味で見苦しい顔の国というふうに評された時期がありましたけれども、八〇年代に入って、私はこのODAというのは大変大きな役割を果たしてきたというふうに思っております。
病気を持っていないときは物すごい元気で、それこそエコノミックアニマルだか何だか、とにかくやたら元気で頑張るくせに、一たん病気になったり障害を持ってしまうともう途端に弱くなって、閉じこもり、寝たきりになり、ぼけになっていく。ここのところを考えないと、幾ら制度だけ仕組んでもしようがないと思います。
日本は、よくエコノミックアニマルと呼ばれまして、世界からバッシングされていたのですけれども、ようやくハード面からソフト、あるいは物から心へという時代を迎えつつあり、芸術文化の享受を要望する声は御存じのように高まっています。
そういうものを持たなければ、エコノミックアニマルというだけで敬意を払ってもらえる時代ではもうないと思います。エコノミックアニマルという日本人のイメージを払拭するためにも、この迎賓館をおつくりいただくことは二十一世紀の国益の源になるのではないかと思いますけれども、官房長官の御意見を伺いたいと思います。
一言で言えば、脱エコノミックアニマルとでも言うんでしょうか、そういう感じでありますが、学生などを中心にして若い人を見ておりますと何かこういう感じがしないでもないということであります。
さて、世界の中の日本というのを考えますときに、今もずっと外交・防衛問題でお尋ねしたのですが、今日まで、終戦直後の日本国民の頭脳指数は十二歳以下という言われ方をしたことから始まって、トランジスタラジオのセールスマン、ウサギ小屋の住人、エコノミックアニマル、バブル時代に海外投資をしてひんしゅくを買ったことなど、いま一つ外国からのイメージや表現、論評というのはよくない。大変残念であります。
だから、世界からエコノミックアニマルとかなんとか言われるわけです。 そういう意味で、これでやめておきますが、そういうことを大臣、済みませんけれども、やっぱり原点に据えて、規制緩和、やらなきゃいかぬことはたくさんありますよ、何ぼでも。これはどんどんやっていただいたらいいと思いますが、そういう意味でお願いをいたし、私の質問を終わらせていただきます。どうもありがとうございました。
私はたまたま昔、山本七平さんの本を読んで、日本人にはボランティア精神がないと、古代からエコノミックアニマルであるという文章を覚えておりますが、アメリカと日本と比べると、当時ある人の説明では、二十倍ぐらい一年間の寄附の金額の違いがあるということも聞いたことがあります。
我が国は、とかくエコノミックアニマルなどとやゆされることが多く、文化活動での国際協力などの面で立ちおくれがしばしば指摘されているところでもあります。こうしたことから、国際音楽の日を定めることにより、この日を目標にしながら、各地にさまざまな事業が催されたり、世界の共通語であります音楽を通じて、国際相互理解を促進することが今一番大事ではないかというふうに考えるところでもあります。
日本がエコノミックアニマルからコンサーべーションギャングと言われるような、そういった汚名をかぶせられないためには、くれぐれも行政の方で、もうルールだけでいいからいいんだということではなくて、その少し先を指導していただきたいということが一つです。
○堂本暁子君 厳密に伺いたいんですけれども、日本は自然保護ギャング、エコノミックアニマルから今度はギャングになったわけですね。世界の野生生物を日本が一番多く輸入している。私は、こういう非常に抜け穴だらけの、しかも言ってみればむしろ業者本位の、野生生物を合法的に、むしろ下手したらば密輸品を流通させちゃうような形の法律のつくり方というのには非常に疑問を抱いています。
昔はエコノミックアニマルと言われて、いろいろ言われました。だけれども、そのままずっと続けてきて、そして今日の日本がまだ存在している。さらにこれから先、外国から資源を輸入して、そして先進国を市場として、日本の経済を、日本を豊かにしていこうという姿は、もう既に経済のトップに躍り出た日本がこれからとっていける道ではないのである。そういうところも含めた安全保障ということも考えられると思うのです。
大学とは国の品格というか、国の文化の代表 的な存在だと考えると、このアンバランス状況 はエコノミックアニマルを実証するようなもの ですよ。こういうような発言をされて、私はこの言葉を大変興味を持って見た。
それだけ日本は自分で自制心を失っていて、国際的にたたかれるようなまさにエコノミックアニマルというのをまだやっているということです。こういうふうに僕は感じております。
特に、労働時間の短縮につきましては、これから先日本の国がほかの国々と一緒になって仕事をしていく上において、日本人はエコノミックアニマルだとか働きバチだとかと言われるような世の中にならないようにするためにも、やはり千八百時間の総労働時間の厳守といいますか、それを守るということを今後ぜひともやり遂げていただきたいと思いまして、最後に大臣の御決意をお伺いして質問を終わらせていただきます。
人によっては、日本のエコノミックアニマル的な体質からして、この発言に応じてあちらに行って企業活動をしようとする人も出てくるのではないかという声もある。もしそういう事態になったときに、まさか日本の企業の進出を、どうぞ行ってよろしいですよと言うはずはないと思うのですが、外務大臣、どうですか。
○国務大臣(渡部恒三君) 一つだけお言葉を返させていただく非礼をお許しいただきたいと思いますけれども、かつて日本はエコノミックアニマルという言葉が流行した時代がありましたけれども、私は昨年十一月からこの職を拝命して、十回の国際会議に出席し、アジアの諸国、ヨーロッパの諸国、アメリカ大陸あるいは中東を訪問して皆さんと話しておりますけれども、むしろ今は世界の多くの国々の日本に対する期待の大きさをひしひしと
そういうケースでいえば、こういう廃棄物にしても、地球環境全体を守るそのリーダーを日本がやるんだというときは、日本がかかわっていく問題に関しては日本の基準というものを外国でも必ず適用するというぐらいの姿勢を持たないと、何かエコノミックアニマルだ、日本の国内では厳しいものが外国の甘いところにいくのではないかというトラブルは非常に多発してくるのではないかという懸念を持っております。
また、政治も選挙も少なからずエコノミックアニマル的に堕しつつある社会的風潮のゆえなのか。そのすべてなのか。今こそ根源的なところにメスを入れて日本の政治を蘇生をさせなければならぬと思いますが、総理の率直な見解をまず伺いたいと思います。
○国務大臣(近藤鉄雄君) 先生、日本は労働力が足りないから、あそこのおばさんも働きにいらっしゃい、あそこのおじいさんも働きにいらっしゃいというのでは、私は何か戦争中の動員計画になってしまって、まさにエコノミックアニマルではないか、エコノミックアニマル的な経済だと思うんです。
したがいまして、今日日本が、諸外国から一国平和主義あるいはエコノミックアニマル、このような陰口をたたかれているわけでありますが、一面考えてみますと、戦争からたった半世紀、この中でGNPは世界第二位、あるいは一人当たりのGDPはスイスに次いで二番目である、黒字は一千億ドル以上、こういう数字を見てみますと、なるほど貿易摩擦を起こすあるいはジャパンバッシングも起こってくるかな。