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1388件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

2018-06-05 第196回国会 参議院 外交防衛委員会 第18号

例えば、日本は主に米国への譲歩として脱脂粉乳バターで低関税輸入枠を設定しました。米国離脱後にもこれを修正、凍結しなかったので、オーストラリアニュージーランドカナダなどの農産物輸出国輸入枠を全て使えることになります。牛肉や豚肉などのセーフガード発動基準数量も変更していないため、TPP11参加国米国抜きでほぼ制限なく日本に輸出できることになります。  

牧山ひろえ

2018-06-01 第196回国会 参議院 本会議 第24号

TPPで譲歩したバター脱脂粉乳の低関税輸入枠は残されたままです。七万トンの枠を、ニュージーランドオーストラリアカナダなどが対日輸出を迫ってくることになります。そうなれば、アメリカ畜産業界は不満を募らせ、日本と二国間交渉での圧力を強めるのは必至です。日本政府には、その場合、対抗できる手だてはあるのですか。お答えください。  TPP11の農林水産業への影響試算についてお聞きします。  

紙智子

2018-06-01 第196回国会 参議院 本会議 第24号

日欧EPATPP11の市場開放に加えて、改正畜安法畜産経営の安定に関する法律によって、バター不足理由とされた酪農協弱体化が進められています。EUでは生乳生産者団体組織化販売契約明確化による取引交渉力強化が進められているのとは真逆の対応と思われますが、農水大臣答弁を求めます。  

藤田幸久

2018-05-24 第196回国会 衆議院 本会議 第29号

CPTPP協定では、バターなどの乳製品見直しも行わないまま、協定に合意をしました。ニュージーランドオーストラリアは、一層、日本市場に輸出しやすくなります。  TPP国内酪農や乳業に与える影響について考えられることは、安価な輸入乳製品使用した加工乳乳飲料などが国内で製造され、生乳一〇〇%使用牛乳成分調整牛乳市場の一部が、これらの製品に取ってかわる可能性です。  

石川香織

2018-05-18 第196回国会 衆議院 内閣委員会農林水産委員会連合審査会 第1号

また、チーズ以外のクリームや脱脂粉乳バターといった他の乳製品向けについても補給金制度の具体的な見直しによってケアがされたと認識しておりますけれども、改めて、昨年の補給金制度見直しによるメリットについて、農林水産省としては現段階でどのように整理されているのか、お聞かせください。

佐藤英道

2018-05-17 第196回国会 衆議院 内閣委員会 第17号

国産振興ではなくて、脱脂粉乳バター追加輸入で夏に還元乳をつくって、みんな飲んでくれという話になっているんですよ。国産を振興するというのをどう考えているんですか。自給率向上を放棄するんですかというのが今心配になってきている状況です。  それから、六ページの上にありますが、今回の自由化では酪農畜産影響が大きいということになっておりますが、それは米と関係ないわけじゃないということですね。  

鈴木宣弘

2018-05-11 第196回国会 衆議院 外務委員会 第10号

例えば、バター、脱脂粉乳TPP参加国全体向けの低関税輸入枠TPP枠、これはアメリカも含まれた場合での七万トンの枠というのを維持してしまったので、アメリカが参加しなくても、この七万トンの枠をほかの国で分け合うことができます。乳製品の分野では、アメリカよりも、ニュージーランドオーストラリアカナダ、このあたりの国が怖いわけですよね。

亀井亜紀子

2018-04-17 第196回国会 衆議院 本会議 第19号

とりわけ日本農産物輸入では、加盟国全体に対するバター脱脂粉乳の低関税輸入枠の七万トンがそのまま残ります。仮に米国が三万トンの枠を新たに要求するならば、十万トンという大型の輸入枠となるではありませんか。  ニュージーランドオーストラリアカナダなどの農産物輸出大国は対日輸出の増加を狙っています。これらが仮に実行された場合、日本農林畜産と漁業、国民の食料に大打撃を与えるのは明らかです。  

田村貴昭

2018-04-17 第196回国会 衆議院 本会議 第19号

将来、仮に米国バター脱脂粉乳の低関税輸入枠を新たに要求してきた場合の影響についてのお尋ねがありました。  仮定の御質問に対して、予断を持ってお答えすることは差し控えさせていただきます。  なお、TPPの再交渉については、TPP参加国のさまざまな利害関係を綿密に調整してつくり上げたガラス細工のような協定でありまして、どの国にとっても、一部のみを切り出して修正することは極めて困難であります。  

齋藤健

2018-03-22 第196回国会 参議院 農林水産委員会 第4号

この両方を追求をしていくということが大事だと思っておりまして、そういう基本的考え方安倍政権全体は取り組んでいるということは是非御理解をしていただいた上で、TPP11協定TPP早期発効向けた取組の一環として米国を除くTPP署名十一か国で合意されたものでありますので、まずその内容TPP12の範囲内であるということを改めて確認をした上で、乳製品につきましては、TPP11でもTPP12と同様に、バター

齋藤健

2017-12-12 第195回国会 参議院 農林水産委員会 閉会後第1号

それから、それまでのバター、脱脂粉乳等向け及びチーズ向けといった用途別単価から一本化した単価としたわけでありますけど、この際、実は平成二十九年度は生産コストから乳製品向け乳価を差し引いて、そして平成三十年度以降は生産コスト等変動率方式により算定するというふうにこのときに実はさせていただいているところでございます。

齋藤健

2017-12-12 第195回国会 参議院 農林水産委員会 閉会後第1号

その上で、農家の不安の声を受けて、そのことをお聞きをしたいんですが、乳製品のうち、脱脂粉乳あるいはバター向け生乳処理量が減少しているという一方で生クが増加するということで、今回、この液状乳製品を含めて単価の一本化が図られたわけであります。  液状乳製品というのは輸入することが難しいということで、他の乳製品と比べて取引価格が高い。

横山信一

2017-12-12 第195回国会 衆議院 農林水産委員会 第6号

平成二十九年度より、これまで、バター、脱脂粉乳向けチーズ向け用途別ミシン目を入れてきた生産者補給金を、生クリーム等向けを追加し用途別に分けないこととした、いわゆる単価一本化の制度が始まったわけであります。この単価一本化については、関係者から、需給が緩んだときに補給金が交付できなくなる用途数量が発生せず、指定団体による用途間調整が柔軟に行えるよい制度と、大変に好評でございます。  

佐藤英道

2017-11-29 第195回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号

今ほど先生御指摘のございました品目についてでございますが、まず牛乳乳製品につきましては、ソフト系チーズ関税割り当てにとどめ、脱脂粉乳バターは、国家貿易を維持したということなどによりまして、当面、輸入の急増は見込みがたく、国内需給への影響は回避をしたということでございますが、長期的には、競合する国産脱脂粉乳チーズ価格下落等が生じることにより加工原料乳価格下落も懸念されるというふうにしております

天羽隆

2017-06-15 第193回国会 衆議院 農林水産委員会 第21号

そういった中、一部報道では、政府は、その協議におきまして、特にバター脱脂粉乳については、低関税輸入枠を設定するのとともに、その数量についてはおおむね生乳換算で三万トン程度とする、また、豚肉については、差額関税制度を維持しつつTPPと同水準の関税引き下げを行う方向調整との報道がなされているところでございます。  

中川康洋

2017-06-09 第193回国会 参議院 本会議 第31号

委員会におきましては、参考人を招致してその意見を聴取するとともに、政府に対し、生乳需給への影響、集送乳調整金等交付要件バター不足問題解消見込み等について質疑が行われましたが、その詳細は会議録によって御承知願います。  質疑を終局し、討論に入りましたところ、民進党・新緑風会を代表して田名部委員より反対、日本共産党を代表して紙理事より反対する旨の意見がそれぞれ述べられました。  

渡辺猛之

2017-06-08 第193回国会 参議院 農林水産委員会 第19号

だって元々この法案を見直す発端バター不足なわけですよ。ということは、この法案を見直す、改正すればこのようなバター不足はなくなるんだと、そしてバター不足背景には所得が低いことだと言っているんですよね。  ですから、この法案是非酪農家所得が上がるようにしてもらいたい、もしそれができないんだったらこんな法案改正の必要がないんだということを私は強く申し上げて、質問を終わります。

舟山康江

2017-06-06 第193回国会 参議院 農林水産委員会 第18号

国務大臣山本有二君) バター不足解消につきまして、そもそも原料となる生乳生産量確保する必要がありますために、畜産クラスター事業等により生乳生産基盤確保強化を推進することが大事でございます。また、暑熱対策、暑さに対する対策ですが、技術指導通知を発出し、適切な使用、管理の徹底を図り、畜産振興事業により暑熱ストレス軽減への支援を行っているところでもございます。  

山本有二

2017-06-06 第193回国会 参議院 農林水産委員会 第18号

まず、畜産経営の安定に関する法律及び独立行政法人農畜産業振興機構法の一部を改正する法律案について、そもそもの発端となりましたバター不足の問題、以前にもこの委員会質疑をさせていただきましたけれども、このバター不足の問題について伺いたいと思います。  資料をお配りしております。一枚目、これは日本農業新聞、五月二十四日のものでございます。

森ゆうこ

2017-05-25 第193回国会 衆議院 農林水産委員会 第15号

バター不足とちょっとひっかけまして、バター不足すればマーガリンマーガリンはその昔は動物性バターよりも植物性であって体にいいんだなんということが言われていたことがあった、私の子供のころなんかはそう言われていたと記憶しております。  しかし、近年では、むしろ、マーガリンにはトランス脂肪酸が含まれていて、これが健康に悪影響があるという研究結果が出されています。

重徳和彦

2017-05-25 第193回国会 衆議院 農林水産委員会 第15号

例えば、昭和五十四年に生乳生産が過剰となったことを背景にしまして、五十五年にバター、脱脂粉乳価格下落いたしました。この場合に発動いたしました。また、平成五年度の冷夏による牛乳消費の低下、これを背景といたしまして、平成六年のバター在庫量消費量の七カ月分を上回ったときがございました。こういうときにも発動いたしました。  

山本有二

2017-05-23 第193回国会 衆議院 農林水産委員会 第14号

今お話しの中で、指定団体による現行の役割、機能につきまして重要なものと認識をいただいているわけでありますけれども、その一方で、生乳需要量的拡大の時代は終わった、また一方で、バター不足の問題が生じたように、質的変化、とりわけ需要多様化が進む状況現行制度は十分に対応できていないのではないかというお話をいただいたところであります。  

伊東良孝

2017-05-23 第193回国会 衆議院 農林水産委員会 第14号

それと同じようなことがバター、脱脂粉乳について言えるわけですね。バター、脱脂粉乳については、アメリカ競争力がありません。ニュージー、オーストラリアの方が競争力があるわけです。だから、アメリカにとっては、じゃんすかじゃんすか餌用のトウモロコシを日本に輸出して、バター、脱脂粉乳については関税で守らせた方がアメリカにとって有利なわけです。  ホエーは違います。ホエーチーズの副産物です。

山下一仁

2017-05-18 第193回国会 衆議院 農林水産委員会 第13号

先ほど、牛乳に出した場合は百十五円、バター、チーズだと八十円、九十円という話をしました。ですから、私はこういうことを言っているわけでありますよ。ですから、全体に与える影響をきちっと考えて、政令、省令、局長通知ですか、ここら辺も精査をしてやらなければならないということを指摘しておきます。  次に、集送乳調整金について伺わせていただきます。  

江藤拓

2017-05-18 第193回国会 衆議院 農林水産委員会 第13号

他方、バターですとか脱脂粉乳チーズ、こういった乳製品は、輸入品との競合関係があり、内外価格差が大きくて、品質面での差別化もなかなか困難ということもございまして、国際的な価格動向影響を大きく受けるといった特徴がございます。  このため、取引乳価は、飲用向けに比べて乳製品向けが低くなっているところでございます。

枝元真徹