1996-02-15 第136回国会 参議院 予算委員会 第2号
○国務大臣(田中秀征君) 昨年の暮れの段階ですと、私なんかも本当に二・五%は大丈夫なのかなと、そんな感じがしていました。しかし、その後いろんな経済指標で大変明るくて確かな動きが出てくるにつれて、このところ民間から出ている予測は私どもを上回るようなのも散見される、そんな状態になってきたと思います。
○国務大臣(田中秀征君) 昨年の暮れの段階ですと、私なんかも本当に二・五%は大丈夫なのかなと、そんな感じがしていました。しかし、その後いろんな経済指標で大変明るくて確かな動きが出てくるにつれて、このところ民間から出ている予測は私どもを上回るようなのも散見される、そんな状態になってきたと思います。
○国務大臣(田中秀征君) 大変厳しい財政状況にございます。したがって、先ほど申し上げましたように三つの課題の克服というところに全力を注いで、そして適切な経済運営に努めてまいりたい、そんな気持ちで現在おります。
○国務大臣(田中秀征君) 経済企画庁の仕事にも深くおかかわりになった先生ですから、すべて承知の上でおっしゃっているんだと思いますが、昨週の末に発表しました月例の経済報告、これは景気回復宣言という形で受けとられましたけれども、これによって景気が回復したとかあるいは本格的な回復軌道に乗ったとか、そういうことを意味するものではございません。 今御指摘のように、いろんな数字の中で、設備投資、住宅建設あるいは
○田中国務大臣 我が国経済の当面する課題と経済運営の基本的考え方につきましては、さきの経済演説において明らかにしたところでありますが、当委員会が開催されるに当たりまして、重ねて所信の一端を簡単に申し述べたいと存じます。 私は、今後の経済運営に当たりまして、特に次の諸点を基本としてまいりたいと思います。 第一は、民間需要主導の自律的景気回復への移行を速やかかつ円滑に実現することであります。 我が
○田中国務大臣 今私が申し上げたのは、実名とか個別の債権の状況ですね、そういうことがわからない段階でも、大筋の不良債権の実態に対する情報は得られていたということを申し上げたわけであります。
○田中国務大臣 この問題に関しては、先ほど菅さんの方からお話がありまして、早期解決が何よりも必要だというふうに私は感じてまいりました。 情報が今のように開示されない状態でということをおっしゃっているわけですね。私は、今回のスキームづくりというのは、各党それから与党、政府それぞれの正式機関で、信頼できるそういう機関で真剣に論議されて決められてきたものだと、私も説明を聞いてそれに賛同してきた者であります
○田中国務大臣 村山内閣で一〇〇%の法案が通ったという御指摘がありましたが、当時から、野党の皆さんの御協力もいただいてそうなったんだ、そんなふうに思っております。
○田中国務大臣 このたび経済企画庁長官に就任いたしました田中秀征でございます。どうかよろしくお願いいたします。 私は、今後の経済運営に当たり、次の二つの課題を念頭に置いてまいりたいと思います。 第一の課題は、このところ見られている明るい芽を育て、一日も早く民間需要主導の自律的回復への移行を実現することであります。 第二の課題は、二十一世紀に向け新たな展望を切り開くため、「改革なくして前進なし」
○田中国務大臣 この問題で税金を使わせていただくということで、それこそ後始末のためにだけ使うということではもちろん使えない。本当につらい思いをしているのですけれども、やはり前向きに景気回復のために、日本の経済を安定成長軌道に乗せるために、どうしてもこの障害物は除去しなきゃいけない、そんな思いでいると同時に、やはり前に向かって、金融行政を含む金融システム、これを時代に対応したものに変えていかなければいけないのだ
○田中国務大臣 大変大きな難しい問題で、私の力量で答えるのは本当に難しいですけれども、今いろいろな問題で日本の経済は苦悩している。住専の問題もそうですが、私は、日本人が自己責任の原則と、あるいは公正さを体得する一つのチャンスなんだというふうに思っているわけです。非常に大事なことだというふうに思います。 雇用のことをどういう方面からお答えしていいかちょっとわからないんですが、先ほども申し上げましたが
○田中国務大臣 このところ明るい動きが景気に出てきているということは、三原さん御指摘のとおりでございます。それから、最近の鉱工業生産指数とかあるいは法人企業動向調査などを見ても、これも裏づけられていると言うことができると思うのですが、二・五%の成長が平成八年度に達成できるかという大変難しい御質問をいただきました。 これは、課題としてどういう課題があるかという感じで受けとめさせていただきますと、明るい
○田中国務大臣 財政赤字が経済に与えるいろいろな影響についてはもう五十嵐さん御存じのとおりなんですが、さまざまな影響がある中で、例を挙げれば、財政赤字の拡大が金利を上昇させる要因となるということは御承知のとおりです。それによって民間の設備投資を抑制する、そういうおそれがございます。それから財政面では、御承知のとおり、財政の硬直化という問題があります。それからまた、親の借金を子供の世代が払う、それでよいのかという
○国務大臣(田中秀征君) このたび経済企画庁長官に就任いたしました田中秀征でございます。どうかよろしくお願いいたします。 経済運営のかじ取り役である経済企画庁長官を拝命し、その責任の重さを痛感しております。私は、今後の経済運営に当たり次の二つの課題を念頭に置いてまいりたいと思います。 第一の課題は、このところ見られている明るい芽を育て、一日も早く民間需要主導の自律的回復への移行を実現することであります
○国務大臣(田中秀征君) 中野議員にお答えいたします。 新しい選挙制度に対して私もいろいろな角度から意見を述べてきたことは事実でありますが、ただ私は旧制度に戻すべきだとは申し上げておりませんし、それはあり得ないことだと思っております。しかし、選挙制度をよりよくするための議論や努力は常に活発になされるべきであり、これをタブー視するようなことがあってはならないとは思っております。(拍手) ——
○国務大臣(田中秀征君) 私に対する御質問も四点でございます。 まず最初の新たな三党連立政権についての御質問にお答えいたします。 この新たな三党連立政権、すなわち、橋本内閣は、村山内閣における政策合意を踏まえて、新たに三党間で真剣で厳密な政策協議を重ね、その結果成立した新しい政策合意に基づいて樹立されたものであります。特に、来年度の予算を編成し、いわゆる住専問題の処理方策を決定した三党連立政権は
○国務大臣(田中秀征君) 我が国経済の当面する課題と経済運営の基本的考え方について、所信を申し述べます。 現在、私たちは内外ともに歴史的な転換期に立っております。まず、我が国経済はようやく長引いた景気の足踏み状況から脱却し、新しい持続的安定成長に移行する転換期にあります。また、世界経済も戦後半世紀にわたる「冷戦体制」の枠内での競争から、名実ともに一元的な「世界経済」の大きな枠組みの中での自由で激しい
○国務大臣(田中秀征君) 我が国経済の当面する課題と経済運営の基本的考え方について、所信を申し述べます。 現在、私たちは、内外ともに歴史的な転換期に立っております。まず、我が国経済は、ようやく長引いた景気の足踏み状況から脱却し、新しい持続的安定成長に移行する転換期にあります。また、世界経済も、戦後半世紀にわたる冷戦体制の枠内での競争から、名実ともに一元的な世界経済の大きな枠組みの中での自由で激しい
○政府委員(田中秀征君) 経済企画政務次官に就任いたしました田中秀征でございます。 野田長官を補佐いたしまして精いっぱい努めてまいる所存でございます。本委員会の先生方からの御指導、御支援を賜りますようにお願い申し上げます。(拍手) —————————————
○田中(秀)政府委員 このたび経済企画政務次官を仰せつかりました田中秀征でございます。 野田長官を助けて精いっぱい務めてまいります。本特別委員会の先生方にも御指導、御支援を賜りますようお願い申し上げます。(拍手)
○田中(秀)政府委員 このたび経済企画政務次官を拝命いたしました田中秀征でございます。 商工委員会の先生方にはこれから何かとお世話になりますが、先生方の御指導、御支援を賜りまして、野田長官を精いっぱい補佐してまいりたいと決意をいたしております。どうかよろしくお願いいたします。(拍手) ――――◇―――――
○田中(秀)委員 今のお答えに関連してちょっと伺いたいのですが、法改正を準備中ということでございますが、損失補てんを法律で禁止する、そういうお話がございますが、罰則の方はどうなっているのかということ、それから受け手の側、もうけた側についてはどういう形で考えておられる のか、それをちょっとお伺いしたいと思います。
○田中(秀)委員 災いを転じて福となすという言葉がありますけれども、私がただいま大臣にお伺いしたのは、とにかく今回の不祥事、日本にとって大変不幸なことであったわけですが、今のようにとらえますと、やはり日本の証券市場がどうも着ている服が小さくなったんじゃないか、古くなったんじゃないか、あるいは型が合わなくなったんじゃないか、そういう事態、体が大きくなり過ぎて、そして今までの量的な拡大発展が質的な転換を
○田中(秀)委員 ただいま同僚の尾身議員の方から事実関係の確認を中心にして、今回の不祥事について全般にわたる適切な御質問がありました。尾身議員の方からも触れられましたけれども、私は、今回の事態に対して行政当局が今後どのように対応していかれるか、その対応策について、それに絞ってお伺いをしたい、このように思います。 まず最初に大蔵大臣にお伺いしたいのでございますが、今回の不祥事、これを歴史的な位置づけといいますか
○田中(秀)委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表いたしまして、案文を朗読し、趣旨の説明といたします。 関税定率法及び関税暫定措置法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、次の事項について、十分配慮すべきである。 一 世界経済における我が国の立場を踏まえ、調和ある対外経済関係の形成に努めるとの観点から、多国間交渉への積極的な取り組みとともに、多角的自由貿易体制
○田中(秀)委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表いたしまして、案文を朗読し、趣旨の説明といたします。 国際金融公社への加盟に伴う措置に関する法律及び国際開発協会への加盟に伴う措置に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、次の事項について、十分配慮すべきである。 一 今後とも開発途上国の発展に貢献していくため、国際機関等に対する資金面
○田中(秀)委員 一番心配なことは、現在は実質的に二人の大統領がいるという感じもしないわけではないわけですが、そういう二つの陣営の抗争が激しくなっていっていわゆる新人民軍、NPA、そういうものに代表されるような勢力が漁夫の利を占めるという事態を私は大変心配をしているわけですが、そういう可能性について、あるいはそういう心配を外務大臣もお持ちかどうか、ちょっとお尋ねしたいと思います。
○田中(秀)委員 私も全く同じような認識をしているわけですけれども、選挙が終わってから日を経るにつれて、だんだん混迷の度を深めているというふうにごらんにたっておりますでしょうか。
○田中(秀)委員 私がいただきました時間はわずかに十分でございますので、フィリピン問題に絞りまして二、三外務大臣にお尋ねいたします。 現在、フィリピンが置かれている状況につきましては、日本として友好国として大変憂慮にたえないものでございますけれども、また私どもにとっても、東南アジアの諸国にとっても、あるいは自由主義陣営にとっても、重大な関心を持たざるを得たい問題でございますが、外務大臣は、現在フィリピン
○田中(秀)委員 それに関連いたしまして、私は、行政改革の中における公共事業費の取り扱いという問題でちょっと御意見をお伺いしたいのですけれども、その前に、私がふだん思っていることをちょっと簡単に述べてみたいと思うのです。 私は、行政改革という視点から国の歳出を見ると、大まかに言って二つに分けることができる。その一つは行政の内部に向けられた支出、これは人件費関係費あるいは行政事務費とか役所の内部で使
○田中(秀)委員 本日は、三人の先生におかれましては、大変お忙しいところをお越しいただきまして、私どものために大変貴重な御意見を聞かせていただきましたことを御礼申し上げます。 私は、自由民主党・新自由国民連合に所属する者でございます。日ごろ関心を持っております行政改革に関連する問題につきまして、特に千田先生に幾つかの御意見を伺いますことをお許しいただきたいと存じます。 先ほど冒頭に千田先生の方から