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199件の議事録が該当しました。

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1985-06-20 第102回国会 衆議院 農林水産委員会 第26号

武田委員 次長に聞きますが、パリティ価格上昇分生産振興奨励金相当の削減をすることで据え置く、こういう考えだということですが、再生産確保の思想というのは形骸化されたということになりかねない、こういう点はどういうふうに農家皆さん方に釈明していくのか。今後こういうことが続くならば、農家人たちはまずます政府のやり方に不信と疑問を持つ、これは疑いない事実だと私は思う。非常に心配であります。その点についてどういうふうに

武田一夫

1985-06-20 第102回国会 衆議院 農林水産委員会 第26号

武田委員 辛抱と言ったって、「しんぼう」のぼうのすれぐあいはもう大変なもので、ぼうが切れて車が暴走していったときの日本というのは、今考えただけでもぞっとするわけですよ。昭和四十八年のころのことを思い出してもらえれば、あのときは豆が上がり、小麦が上がり、ソ連が不作。アメリカは日本契約をしていた契約を破棄までして、一番大事にしなければならない日本をそでにして、高い金を出したソ連に売るような国でもあったわけです

武田一夫

1985-06-20 第102回国会 衆議院 農林水産委員会 第26号

武田委員 時間が余りございませんから、一、二問質問します。  今、同僚水谷議員からも質問がありました麦価の問題についてお尋ねをします。  政務次官おいでですが、政務次官はこの間、世界食糧理事会に御出席されて、いろいろと会議で発言をなされた様子、伺っております。国としては、日本食糧をいかにするかという重要な問題についていろいろな角度で一生懸命努力をされているわけでありまして、私たちはその努力は非常

武田一夫

1985-06-05 第102回国会 衆議院 農林水産委員会 第22号

武田委員 そういう厳しさを乗り越えるためにどうしていくかということを本格的に考えなくてはいけない。そうなれば、これから冬の時代、厳寒の時代に入っていくと覚悟しなくてはいけない。そうなればやはり、こうした現状の打開のために政府としては長中期の展望をしっかりと提示しながら、業界にもいろいろと働きかけ、指導しながらこれを乗り切っていく対応をしなくてはいけないのではないか、こういうふうに思っているわけです

武田一夫

1985-06-05 第102回国会 衆議院 農林水産委員会 第22号

武田委員 この母川国主義というのを事実上認めたということで、新協定の発効で日本サケマス漁業というのは冬の時代に入ったのだというような評論もされておるわけです。もうこういう今日の事態は四、五年前から予想されていたんだ、ですから、業界もそれに対する対応がちょっと甘かったのじゃないか、政府もそういうものに対する予想される対応をきちっとすべきであったのが、非常に現状認識というものが甘かったのじゃないかといって

武田一夫

1985-06-05 第102回国会 衆議院 農林水産委員会 第22号

武田委員 私は、まず北洋サケマスの問題を中心お尋ねをいたします。  随分御苦労があったようであります。いろいろと難航しておりました日ソサケ・マス交渉が決着をして、先ほどの昼のテレビを見ていますと、出港している様子が映っておりました。あの中で、見送りの人が涙をこぼしていましたね。あれはどういう涙かわからぬけれども、苦労思いが、見送る人の心情があのような姿にしたのではないかと思うのであります。

武田一夫

1985-05-22 第102回国会 衆議院 農林水産委員会 第20号

武田委員 今、四・七%、五・一%というのはそう負担にならない適正な水準ではないかというような話でありますが、今後ともこの水準をずっと保っていくということは可能なのかどうか。例えば十三万一千円という農業所得計算の基礎となったこの所得、これは今後変更というのはどうなのか。これはこのまま五年、五年という計算でやりますが、例えば農業所得がそうぐんと大きくなるというふうに私は思えないわけでありまして、そういうときに

武田一夫

1985-05-22 第102回国会 衆議院 農林水産委員会 第20号

武田委員 そこで、年金内容をずっと眺めてみますと、確かに年金成熟度が非常な勢いで進行してきたということ、それに財政事情が非常に悪化している。今大臣がおっしゃった将来の健全安定的な運営ということには非常に楽観を許さない状況であることは、我々も重々承知でございます。  しかしながら、それでもなおかつ、例えば年金保険料水準の改定、すなわち引き上げという問題を一つとりましても、その負担農業所得

武田一夫

1985-05-22 第102回国会 衆議院 農林水産委員会 第20号

武田委員 まず最初に、大臣お尋ねをいたします。  農業者年金の問題につきましては、これまで多くの皆さん方質疑を通していろいろな問題点も指摘されましたし、参考人からもいろいろな御意見なり御要望等もお聞きいたしました。私たちも、現地やら関係者にいろいろとお話を聞きながら、その問題やらその内容充実のための勉強をしてきたところであります。そういういろいろな御意見やら御要望を通して、私は数点にわたり質問

武田一夫

1985-05-21 第102回国会 衆議院 農林水産委員会 第19号

武田委員 池田参考人にお願いします。  今、森実参考人から実体を伴わない云々という話がございまして、三、四点指摘されましたが、今後、農業会議等においても特にこの問題には一番熱心に取り組んでいる皆さん方ですから、加入促進等に対しては大変な御苦労があることは私も知っております。  そこで、加入促進に当たりまして、今、森実参考人からもお話があったのですが、今後、農業会議としてはどのような対応をされるつもりか

武田一夫

1985-05-21 第102回国会 衆議院 農林水産委員会 第19号

武田委員 四人の参考人皆さんには、大変貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございます。  量初に私は、森実参考人お尋ねします。  先ほど、経営移譲につきまして、実体に裏づけされていない経営移譲も見られるという話がありました。具体的にどういう点を指摘したのか、今後質問の過程でいろいろ参考にさせていただきたいもので、その点、ひとつ具体的な内容お話しいただきたい。  それからもう一つは、今回の

武田一夫

1985-04-24 第102回国会 衆議院 農林水産委員会 第16号

武田委員 時間の都合で次に移りますが、果樹共済についてであります。  きのうの参考人お話では、専業には全く魅力のない制度と言われている。残念ながら確かにそうです。ですから加入者が二六%程度で、非常に赤字ですね、毎年のように。そういうことで、これからの一番お荷物になりそうなのがこれじゃないかとみんな言っている。だから、三Kプラス一Kで四Kになるんじゃないか、果樹のKですな、こういうことを言う人もいるわけです

武田一夫

1985-04-24 第102回国会 衆議院 農林水産委員会 第16号

武田委員 宿命的に災害の常襲地帯というのがありますね。この間の東北北海道のようなケース、冷害で四年続く、こういう地域日本には何カ所かあるわけです。また、あるいは台風でやられる、必ずその地域を通るというような地域をずっと見てみますと、これは五十六年-五十八年の平均で見ますと、北海道、青森、岩手、秋田、宮城、山形、福島、栃木、徳島、高知、佐賀、長崎というような県は、農家負担額というのは平均よりもぐっと

武田一夫

1985-04-24 第102回国会 衆議院 農林水産委員会 第16号

武田委員 農業災害補償制度の問題についてずっと審議をやってきました。私は、多くの皆さん質疑、また参考人皆さん方の御意見を聞きながら、三十分、特にお尋ねしたい問題について二、三お聞きしたいと思います。  まず最初に、災害対策の重要な柱であるこの制度内容充実のために昭和二十二年の発足以来いろいろと改善を重ねてきた、そうして農業経営の安定と農業生産力の発展に大きく寄与してきたという点は、我々も認めるし

武田一夫

1985-04-23 第102回国会 衆議院 農林水産委員会 第15号

武田委員 どうもありがとうございました。  次に、遠藤参考人にお願いしますが、果樹共済、これは非常に悩みが多いと思います。三Kプラス一Kで四Kだ、しかもこのKが一番負担が大きくなって苦労するのではないかということでありまして、加入者もまだ二六%くらいでしょうが、大変な御苦労でございます。  先ほど、その理由の中に基準収穫量の査定が低過ぎるという不満がある、こういうことでありますが、どこにそういう不満

武田一夫

1985-04-23 第102回国会 衆議院 農林水産委員会 第15号

武田委員 もう一度平林参考人お尋ねしますが、これは災害で不可抗力のものもありますが、反面、いろいろな土づくりとか技術の向上によって、そういう中でも収穫が平年並みあるいはちょっといいとかという話も聞くわけでありまして、そういう点から考えると、一つ農業気象の問題とあわせて、そういう技術的な面の努力というものも農業をなさる方々にとっては非常に重要な課題ではないか。私の宮城県では土づくり運動というのを

武田一夫

1985-04-23 第102回国会 衆議院 農林水産委員会 第15号

武田委員 きょう四人の参考人皆さんには、大変貴重な御意見をちょうだいいたしまして、厚く御礼を申し上げます。  いろいろと難しい問題が共済にはある。保険でございますから、相互扶助の精神にのっとって協調してやれればいいのですが、利害が絡むものですから、私の宮城県の地域なんかでは、米の場合には共済に入ったり抜けたりいろいろなケースがございまして、御迷惑をかけ、御心配をかけている地域ではないかと思います

武田一夫

1985-04-18 第102回国会 衆議院 農林水産委員会 第14号

武田委員 私は、水産問題について大きく二点についてお尋ねをいたします。  まず最初に、水産庁にお尋ねしますが、最近非常に漁業が不振に陥っている。こういう中にあって、そういう漁業不振を何とか乗り切りたい、その苦境を脱出したいという思いが高じまして、ある程度の危険を冒していろいろな事故を覚悟の上で船が出ていったり、あるいはまた密漁をしてみたり、あるいは漁場の奪い合いとか、そういういろいろなトラブルがある

武田一夫

1985-04-10 第102回国会 衆議院 農林水産委員会 第12号

武田委員 資金、要するに低利資金ほどそういう、零細と言うと語弊もありますが、大変零細農家皆さんが切実に要望しているのは事実であります。ですからそういう意味で、こういう方々の中で一生懸命頑張って農業をやっていくという人たちには十分に御配慮をして守ってほしいなと思います。  そこで、これは我々が宮城県に行ってずっと歩いたとき、どの方からも出たの――金融公庫皆さん方も来てくれましたね。そのときに

武田一夫

1985-04-10 第102回国会 衆議院 農林水産委員会 第12号

武田委員 金融三法に入る前におのおの議員現地に飛びまして、農林漁業者あるいは農業委員会、農協の皆さんあるいは県、市町村の関係者に声を聞きました。特に広島県、宮城県の場合は数人のグループでもってじっくりとその声を聞いてきました。あと参考人のここでの声もいろいろ聞きました。  そういう皆さん方の声から言えることは、私が先ほど申し上げました、これからの将来展望はどうなるんだということに非常な不安と心配

武田一夫

1985-04-10 第102回国会 衆議院 農林水産委員会 第12号

武田委員 私は、農業改良資金助成法及び自作農創設特別措置特別会計法の一部を改正する法律案並びに農林漁業金融公庫法の一部を改正する法律案農業近代化資金助成法及び漁業近代化資金助成法の一部を改正する法律案、以上いわゆる農林金融三法の問題につきまして、これまでるる質問等もございましたが、締めくくりの意味も兼ねまして、時間を一時間いただきまして重点的に質問をさせていただきます。  私は、制度金融補助事業

武田一夫

1985-04-02 第102回国会 衆議院 農林水産委員会 第10号

武田委員 それでは次に、池尻参考人お尋ねをいたします。  私も漁業の大変な状況宮城県の水産県でございますからよく知っているわけでありますが、いろいろと苦労しながら漁業家は借金づけという感じです。そのしわ寄せが漁協にも大きく障害を与えておる。これをどうするかなということで、私は日本漁業構造の再編というか、新しい青写真を示さなければならぬじゃないか、抜本的な対応が必要だというふうに言っているわけです

武田一夫

1985-04-02 第102回国会 衆議院 農林水産委員会 第10号

武田委員 構造政策路線に沿った融資というような方向が濃厚でないか。となれば、対象農家の要するに選別が行われる。特に非常に低利融資を必要とする零細農家対象から切り捨てられるのだというような心配がある。そういう零細農家ほどそういう低利融資が非常に必要じゃないかというようなことを農家方々の中に行きますと聞かれるわけです。ですから、中核自立農家をつくるということだけの方向に行くと、我々のような者

武田一夫

1985-04-02 第102回国会 衆議院 農林水産委員会 第10号

武田委員 きょうは、四人の参考人皆さんには長時間大変御苦労さまでございます。時間も余りございませんので、要点だけのお答えで結構でございますので、ひとつ御意見、御要望を聞かせていただきたいと思います。  まず最初櫻井参考人お尋ねいたします。  今回の金融三法の改正、言われる行財政改革一つの標的に遭った、中には安上がり農政を志向する一つのあらわれだという批判もあるようでございまして、特に一部三

武田一夫

1985-03-28 第102回国会 衆議院 農林水産委員会 第9号

武田委員 そこで審議官大臣も、適切な価格引き上げという生産農家にとって一番士事な点が出てこないのです。それは今言ったことも必要だけれども、やはりその価格の問題をきちっと評価する。特に、私が毎年農家皆さん方御苦労だと思うのは、自分たち労働力の評価というのが非常にされていない。米価のときなんかも特に強調しているけれども、畜産酪農方々においてもこれは大変な苦労でしょう。御存じでしょう。朝早

武田一夫

1985-03-28 第102回国会 衆議院 農林水産委員会 第9号

武田委員 私は時間が二十二分と限られておりますので、三点お尋ねをいたします。  畜産酪農価格決定を前にしまして、農業者皆さん方は懸命なる運動を展開しております。私はその決死の姿を拝見いたしますと、ここ数年間連続して価格の低迷、それから農家の負債の累増、あるいはまた畜産物輸入増大等による非常に厳しい環境を何とかして突破したいという意気込みと決意のほどをひしひしと感ずるわけでございます。私は、

武田一夫

1985-03-19 第102回国会 衆議院 農林水産委員会 第6号

武田委員 ありがとうございました。  そこで次に、有田、白杉両参考人お尋ねいたします。  消費拡大の問題、我々いつも論じて、我々自体も一生懸命やっております。私たちもこの委員会に来てからは絹の背広を着るようになりましたし、シャツからいろいろなものも身につけているのでありますが、最近は下着までPRをしているようであります。私はあちこち歩きますと、まだ開拓すれば拡大する要素はたくさんある。日本人というのは

武田一夫

1985-03-19 第102回国会 衆議院 農林水産委員会 第6号

武田委員 どうもありがとうございます。  そこで、中島、西野両参考人お尋ねをいたします。  繭の生産の縮小というのは、中山間地域における農業というのは繭を基幹産業としておりますから、非常に農業経営にとっては重大な問題でございます。私も、地域宮城県でございますが、非常に山間地域、しかも複合経営が多いということで苦労している皆さん方努力自主減反もされて大変な努力をされておるわけでありますが、

武田一夫

1985-03-19 第102回国会 衆議院 農林水産委員会 第6号

武田委員 公明党の武田でございます。  きょうは朝早くから五人の参考人の皆様には御苦労さまでございます。るる貴重な御意見をちょうだいいたしましたが、私たちは、この法案がより皆さん方期待に沿うように充実したものにしたいという思いを込めまして、さらにもう一歩いろいろと御意見をちょうだいしたい、こう思います。忌憚のない御意見をどうぞお聞かせをいただきたいと思います。  まず最初に、菱谷参考人お尋ねをいたします

武田一夫

1985-03-08 第102回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第2号

武田分科員 この問題につきましては、昭和五十四年ごろから特に一つの非常に大きな社会問題として、関係者皆さん、その数は五百万とも六百万とも言われている方々が非常に注目されまして、特にそういう皆さん方全国戦後強制抑留補償要求推進会議とか全国軍人軍属恩給欠格者連盟とか引揚者団体全国連合会とかいうような組織までつくって、とにかく自分たち個人補償の問題について政府のしっかりとした方向を示してほしい、

武田一夫

1985-03-08 第102回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第2号

武田分科員 そうしますと、今後いろいろな動きがあったとしても、その会の報告を尊重してその方向で進んでいく、そして会の皆さん方が提唱しているいわゆる平和事業等というような問題についてもいろいろ検討をこれからやっていく、そういうスケジュールで取り組んでいくということになりますか、その点。

武田一夫

1985-03-08 第102回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第2号

武田分科員 最初官房長官お尋ねをいたします。  昨年の十二月二十一日、戦後処理問題懇談会が二年半にわたる結果を報告書として官房長官に提出したわけであります。これは恩給欠格者の救済、それからシベリア強制抑留在外財産の補償問題を検討して、その最終的な報告であろう、私はこういうふうに思います。  この中で、懇談会皆さん方意見としまして、政府はこれ以上措置すべき何物もない、こういうことを記しているわけであります

武田一夫

1985-03-08 第102回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第2号

武田分科員 その五十八年十一月、要するに構造改善を進めるための方向性を明確にして今日まで来た。だけれども、これは五十八年だから、五十九年、一年ちょっとということで、その効果のほどはまだきちっと出てないし、どちらかというと全く変わってない。落ち込みの勢いが強いということは否定できない。この中で近代化計画をつくり、県あるいは国単位構造改善計画をつくる、それから計算事務費の問題ですか、その計算事務共同化

武田一夫

1985-03-08 第102回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第2号

武田分科員 今その原因をお答えいただきましたが、需給の関係の中で需要が非常に落ち込んでいる大変なときに、見ていますとガソリンスタンドがかなりふえましたね。あちこちにいろいろ、正直言って隣にあってもその近くというのも現実にあるわけです。こういうふうにつくらせ過ぎてしまった。放置してきた。それに需要が非常に落ち込んできておる。こういういろいろな状況があるということですから、古い、個人でずっと長くやってきたような

武田一夫

1985-03-08 第102回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第2号

武田分科員 最初通産大臣お尋ねします。  御案内のとおり、揮発油販売業界を取り巻く問題は非常に厳しい。それがいや増して厳しさを増しているという状況でございます。この間も、私は宮城県でございますが、いろいろ懇談しているときに、このままいったら我々つぶれてしまう、オイルという名前がおいおいと泣いている泣き声のように響いてくる、小さい業者もすごく多い、こういうことを考えるときに、我々としては経営の厳

武田一夫

1985-03-07 第102回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第3号

武田委員 かなりこれから対応しなければならない地域があるという一つの証拠ですね。  そこで、私は、去年がおととし、具体的な例を取り上げて宮城県にある吉田川という流域の築堤工事状況、その当時は黒川郡大和町というところの一部落の状況質問して、その状況はどうかということで、用地買収等々でいろいろとあるということでなかなか思うようにいかぬという御答弁をいただいているわけでありますが、その吉田川という一

武田一夫

1985-03-07 第102回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第3号

武田委員 長官のそういう決意を受けて、災害というのは各省庁がいろいろな角度で御協力をいただかなくてはならない分野でありますが、きょうはその中で建設省と気象庁に具体的な問題を取り上げてお尋ねをしたい。  土砂崩れによるこういう悲惨な災害なんかを見てみると、全国で二十七万カ所くらいあるそういう危険な場所への整備あるいは防災の対応が非常に弱い、おくれているということでありますが、私は河川、雨が降ればいつどうなるかといって

武田一夫

1985-03-07 第102回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第3号

武田委員 まず、長官に御質問いたします。  長官所信表明の中でも、国土庁の受け持つ重要な仕事の内容を明記されていまして、私は、非常に大事な部門を担当している省庁として一層の御努力と頑張りを期待している一人でございますが、今同僚水谷議員からも話がありましたように、国土の保全、これはもちろん大事ですが、やはり大事なことは国民の生命、財産を守るという大きな課題を背負っているということでございます。そういう

武田一夫

1985-02-22 第102回国会 衆議院 予算委員会 第16号

武田委員 そこで、これは今後の一つ方向性をやはりはっきりしないと、もう一年限りで小名浜が断ったから塩釜だと、突然やられる、えらい迷惑、問題が起こって騒ぐ、こういう繰り返しをこれからもやっていくのか。あるいはまた、今後きちっと一つのルールを決めて、そういう混乱やそういう突然の決定不満を持たすことをしないような方向をきちっと決めるのか。それを明らかにしておかないと、来年また釜石があるいは八戸、まあ

武田一夫

1985-02-22 第102回国会 衆議院 予算委員会 第16号

武田委員 それは当然のことですね。だけれども、万が一いわき市の小名浜のような大変な迷惑をこうむるということは、調べて知っておるわけです。  こうなって、しかも、皆さん方はあの塩釜という地形は御存じだと思うのですが、隣の町は松島です。これから観光シーズンです。狭い町です。その中にああいう右翼団体の車が十台、二十台と入ってこられて、商売もそうですが、私は相当な混乱があるのじゃないかという気がしてならない

武田一夫

1985-02-22 第102回国会 衆議院 予算委員会 第16号

武田委員 私は、農林水産業の問題、それから四全総と東北開発に関する問題、さらにこれは局地的な問題でありますが、脱スパイク禍スパイクタイヤの問題、この三点について質問します。  大臣がいろいろと御予定があるようなので、大変やりにくい質問なんですが、質問が終わったらどうぞ御自由にしていただきたい、こう思います。  外務大臣がお急ぎのようでございますから、外務大臣の方にまず最初お尋ねします。  日ソ

武田一夫

1985-02-20 第102回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号

武田委員 そこで、そういうものにストップをかけると同時に、やはり大臣も言っているように、構造政策の中でいろいろな重要な土地に関する対応をやりますね。ところがその中身が大変問題だと私は思うのです。  実は、私ずっと東北六県を回りまして、今度の予算についていろいろとお考えになっていることを率直に聞かしてくれと言って歩いて、聞いてきたものをまとめました。これは県や市で農業に第一線で従事している方々の声ですからまず

武田一夫

1985-02-20 第102回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号

武田委員 農用地の減少と遊休地増大、ちょっとデータを見ますと、昭和三十五年に農用地面積は六百七万ヘクタールだった。今、昭和五十九年の一番新しいのでは五百三十九万。三十五年から五十九年の間に六十六万ヘクタール減少している、こういうデータがあります。それから不作付地耕作放棄状況を見てみますと、一年以上の不作付面積が五十五年のデータでは何と十万五千二百六十四ヘクタール、そして耕作放棄地が九万一千七百四十五

武田一夫

1985-02-20 第102回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号

武田委員 農林水産大臣所信表明について若干お尋ねいたします。特に六十年度の農業予算をずっと眺めまして、その中にある幾つかの問題点をとらえながらお尋ねをいたします。  まず、優良農地、いわゆる農地ですね、食糧安全保障のためには欠かせない農地という問題を取り上げてみたいと思います。  我が国の国土というのは非常に狭い。特に国民一人当たりの農地面積は、先進国の中では類例のないほど狭い、小さい面積しか

武田一夫

1984-12-18 第102回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号

武田委員 これは当然、特に政府部内、総理を中心とした大臣等を含めたそういうところで、まず共通の重要なものであるという認識がなければならないと私は思うわけです。しかし、中曽根内閣になってから特に私は痛感するのですが、農業に関してはそれが非常に軽視されてきたという気がしてならぬです。  いろいろと今具体的な問題を申し上げますが、今回減反の緩和の問題がございましたね、このことについても大臣は、米が豊作だとか

武田一夫

1984-12-18 第102回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号

武田委員 その三点、しかと承っておきます。  それで、そのことに関係いたしまして、今大臣食糧安全保障というのは特に力を入れなければならない重要な課題である、私もそう思うわけでございます。そこで、食糧政策というような国の基本政策にかかわる問題は、国全体として、政府全体として、大事なものだから互いにこれをしっかりと守っていこう、そういう政策を進めていこうという、政府部内においてもあるいは国民すべてにおいても

武田一夫

1984-12-18 第102回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号

武田委員 まず最初に、佐藤農林水産大臣質問いたします。  このたび農政の最高の責任者としての御就任、心から私はお祝い申し上げるわけであります。非常に苦労人であって、新聞によりますとバランス感覚のとれた方だからその手腕期待するところ大だと農林省の皆さんの受けもよいようでございます。私は、その期待農家皆さん方期待に置きかえてもらいたい、こういうことをまず要望するわけでございます。  最初に、就任

武田一夫

1984-12-12 第102回国会 衆議院 社会労働委員会内閣委員会地方行政委員会大蔵委員会文教委員会農林水産委員会連合審査会 第1号

武田委員 我が党としましては、従来この年金の一元化、そして二階建て年金の導入ということを主張してきましたし、そういう方向への形として政府も踏み切ってきたということは、それなりに評価するわけであります。昭和五十一年、我が党が福祉社会トータルプランでこれは既に提唱しておる問題でありますし、その構想に歩み寄ってきたような気がしているわけであります。  しかし、私たちが修正を求めた内容、十六項目でございますか

武田一夫

1984-12-12 第102回国会 衆議院 社会労働委員会内閣委員会地方行政委員会大蔵委員会文教委員会農林水産委員会連合審査会 第1号

武田委員 まず最初に、大臣お尋ねをいたします。  この年金法の改正、非常に国民の注目するところでございまして、よりよき内容で早くこれはひとつ実現してほしいというわけでございます。私たちは、この問題につきまして、党としまして政府が提案されました法案についての修正を求めまして提示してありますが、お読みになっていただけましたか。

武田一夫

1984-10-03 第101回国会 衆議院 農林水産委員会 第29号

武田委員 この内容日本側の正当な意見として向こうが受けとめたら大変なことになる、向こうにはずみをつけさせるという心配があるわけです。ですから、正当なこちら側の言い分が向こうに通ずるような賢人会議であってほしいということを踏まえて、この点は、その提言の中身については慎重に取り扱ってもらうように働きかけなければいけないと思うのです。その点もしかと私は農林水産大臣にお願いしたいのです。  それでは、米

武田一夫

1984-10-03 第101回国会 衆議院 農林水産委員会 第29号

武田委員 アメリカ側にはちゃんと農業関係者は入っているのです。なぜ日本がこういう重要なところに押し込めなかったかというのは大事な今後の問題です。そういう点で農業はどんどん押し込まれているという気がしてならぬのです。この人選等に当たっては、総理と皆さん方もそこに関係者がいたのではないかと思うのですが、これはどういうわけでそういう重要な課題対応できるきちっとした農業専門家が入ってなかったかという点。

武田一夫

1984-10-03 第101回国会 衆議院 農林水産委員会 第29号

武田委員 最後ですからひとつ……。  最初に日米諮問委員会、新賢人会議という名前で通称言われているのだそうですが、九月十七日「よりよき協調を求めて――日米関係課題と可能性」と題した両国間の政治、経済など全般にかかわる報告書を中曽根首相とレーガン大統領に提出いたしました。農林大臣もこの中身を知っていると思うのですが、私はその中身で多少気にかかることがありますのでお尋ねいたします。     〔委員長退席

武田一夫

1984-08-02 第101回国会 衆議院 農林水産委員会 第27号

武田委員 その場所あるいはまたそうした事態に至る北朝鮮側と日本側の推定でちょっと違うわけですね。片方は軍事境界線内に侵入して云々、片一方では、いやその外側の沖の方であった。この事実関係は、しかと正確に掌握をしておかないと、また掌握することが今後の再発防止への一つの手がかりともなるのじゃないかと私思うのですが、この点はまたしかとした状況はつかんでない、こういうことですか。

武田一夫

1984-08-02 第101回国会 衆議院 農林水産委員会 第27号

武田委員 きょうは、水産庁と食糧庁に若干御質問いたします。最初に水産庁に、それから外務省も来ておりますから、一緒に関係の部門についての御答弁をいただきたいと思います。  先月の末に、北朝鮮、いわゆる朝鮮民主主義人民共和国の警備艇に石川県のイカ釣り漁船が銃撃を受けて、負傷した船員が死亡するという事件がございました。この問題についてお尋ねいたします。  非常に不幸な事件でございまして、船長さんも亡くなられた

武田一夫