1995-04-25 第132回国会 参議院 厚生委員会 第9号
○木暮山人君 国民の生命や健康は何物にもかえがたいものであり、国際的整合性の名のもとにそれが脅かされることがあってはならないのであります。 しかし、現実にはどうかと申しますと、例えば残留農薬基準では、バレイショのクロルプロファムの基準は従来の登録保留基準の〇・〇五pPmの実に千倍の五〇ppmに設定されました。一般に環境中の農業濃度は口に入る農業残留基準の十倍を掛けるのが常識であり、食品の残留農薬基準
○木暮山人君 国民の生命や健康は何物にもかえがたいものであり、国際的整合性の名のもとにそれが脅かされることがあってはならないのであります。 しかし、現実にはどうかと申しますと、例えば残留農薬基準では、バレイショのクロルプロファムの基準は従来の登録保留基準の〇・〇五pPmの実に千倍の五〇ppmに設定されました。一般に環境中の農業濃度は口に入る農業残留基準の十倍を掛けるのが常識であり、食品の残留農薬基準
○木暮山人君 厚生省が反射的利益論を繰り返される限り国民の食に対する不安はなくならないし、食品保健行政は信頼を回復できません。営業者に対しての規制法である食品衛生法のあり方は、いずれ抜本的に考え直さなければならなくなると私はここで指摘しておきたいと思います。 とりわけ、SPS協定の発効に伴い、我が国の食品の安全基準がより緩やかな国際基準に統一されるのではないか、またポストハーベストや放射線照射あるいは
○木暮山人君 平成会の木暮山人です。二十三年ぶりの食品衛生法及び栄養改善法の一部を改正する法律案につきまして、質問をさせていただきたいと思います。 食の安全性の確保は国民の命と健康の源であり、これを守っていくのは我々国会議員の責務でもあります。本日、これまでの与党議員の御質問を伺いながら、この思いは恐らく党派を超えた共通の認識であろうと私は大変心強く思った次第であります。 しかし、先日の本会議での
○木暮山人君 私は、ただいま可決されました国民健康保険法等の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲民主連合、平成会及び新緑風会の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 以下、案文を朗読いたします。 国民健康保険法等の一部を改正する法律 案に対する附帯決議(案) 政府は、次の事項について、適切な措置を講 ずるよう努力すべきである。 一、構造的問題を抱
○木暮山人君 私は、平成会を代表いたしまして、国民健康保険法等の一部を改正する法律案につきまして、村山総理大臣、井出厚生大臣に質問をいたします。 国民健康保険は、言うまでもなく、我が国の国民皆保険体制の基盤をなす制度であります。そして、医療保険制度の長期的安定のためには、国民健康保険制度及び老人保健制度の抜本的改革が不可欠の課題であることは論をまちません。 今回の制度改正により、高齢者や低所得者
○木暮山人君 まことにそうなのでございまして、この研究会はもちろん、その他の介護システムに関係する諸会議は、各層から幅広い分野の人に加わってもらったとうたっておるにもかかわらず、高齢者の介護の中核的役割を果たす歯科の口腔ケアは歯科口腔介護の専門家である歯科医がどの会議にも一人も入っていないというような現況であります。これは驚くべきことでありまして、医療、福祉の法律上から見ましても問題があるのではないかなどと
○木暮山人君 どうもありがとうございました。 厚生省は、この制度の中で提供される介護サービスのあり方のプランを立てて精力的に調査研究し、各界から意見を聴取し、政策立案の資料を着々と整備しております。その過程で、中央社会福祉審議会、高齢社会福祉ビジョン懇談会、介護計画検討会、高齢者総合ケアシステム研究会、高齢者介護・自立支援システム研究会等々の諮問機関を設置し、数多くの会議を持ち答申や提言を受けております
○木暮山人君 新進党の木暮山人が平成会を代表いたしまして質問をさせていただきます。 平成六年の七月に、厚生省は二十一世紀福祉ビジョンを公表しました。その中で、我が国は長年の努力により年金と医療は国際的に見ても相当な水準を達成したので、今後の大きな課題は、二十一世紀の少子・高齢社会を高齢者の生活の質、QOLの向上を図り、活力ある社会を構築するため社会経済全体のシステムをつくりかえていくことにあると述
○木暮山人君 どうもありがとうございました。 私は、復興のためにはみんな献身的に大いに努力して、そしてまた一日も早い復興を願っておりますが、きょうは人の身あすは我が身で、これだけ活断層を抱えた日本でございますから、今起きてもこの教訓を十分生かしまして、後顧の憂いのないように、そして国民が心配しないような体制をよく構築されまして、国民の期待にひとつ報いてあげていただきたいと、かように思います。 どうもありがとうございました
○木暮山人君 新進党の木暮山人が平成会を代表いたしまして、厚生委員会の平成七年兵庫県南部地震災害対策に関する質疑をさせていただきます。 まず、水災害で犠牲をこうむられた方々に心より哀悼の意を表しますと同時に、復興に献身なさっている方々には深く敬意を表する次第であります。 私の認識では、災害というものはその発生に対して予防措置がとってあるべきであり、一分でも一秒でもいい、前兆予知が大切なことで、国
○木暮山人君 いま一つ、強力な処分体制を確立することは、先ほど大臣からのお言葉の中からもお伺いすることができました。 まず、全国的にこれら不祥行為の再発生のないよう国を挙げて防護体制を臨時的にでも確立し、いじめの芽を徹底的に摘み取り、この憂いを本日より教育の場から除去する行動を即起こしていただきたいと強力に要請をしていきたいと思います。 時間もありませんもので、終わりに臨みまして、西尾市立東部中学校
○木暮山人君 人にやさしい政治、道徳的規範による社会の統治能力の見直し、国家百年の大計に立脚した基本理念の確立は政治家の責任として期待と信頼をいただくことにいたしまして、即今回のような痛ましい事件を繰り返さないためには、現象抑止の観点からも、具体的指導内容について改めて全国の学校に周知徹底し、全校を挙げてこれが防護策を確立し、総点検すべきではないかと思いますが、それらについての所見をお伺いしたいと思
○木暮山人君 新進党の木暮山人であります。新緑風会を代表いたしまして質疑をさせていただきます。 ただいまこの文教委員会におきまして、いじめというまことに我が国の文教の中におきます恥部がここにさらけ出されてきたわけであります。こういうことにつきましては、遠因、そしてまた複雑な内外の政治環境の矛盾、それに未解決な問題、またまた政治不在のはざまにこれは誘発されて起こる必然的な現象であって、単なる対症的な
○木暮山人君 私は、ただいま可決されました公職選挙法の一部を改正する法律案に対しまして、自由民主党、日本社会党・護憲民主連合、新緑風会、公明党・国民会議、二院クラブ、新党・護憲リベラルの各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 公職選挙法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政治改革を求める国民の声に応え、選挙における腐敗行為の防止を徹底するため、政府は、
○木暮山人君 過去五年の選挙の犯罪で禁錮以上の刑に処せられた事件の件数、犯罪数はそれぞれどのぐらいあるかは最高裁の方から書類で説明を伺っております。そしてまた、今の問題につきまして、いわゆる買収罪で連座制が適用されたのは五十年以降に何件あるか、自治省及び戦前の御報告もちょうだいしております。これまで選挙の腐敗防止には連座制が重要とされ、その強化が図られましたが、現実ではほとんど死文化しています。連座制
○木暮山人君 小選挙区の区割りは、最大・最小選挙区の人口差が結局二・一三七倍となり、残念ながら一人一票の原則は守ることができなかったのであります。 人により立場によりさまざまな考えがありましょうが、基本的には一人一票の原則は国民の権利の問題であり、その代表である議員の正統性の問題であり、民主主義の根幹にかかわる問題であるので、ゆるがせにできないものだと言うべきであります。 選挙区画定審議会の皆さんは
○木暮山人君 おはようございます。新生党・新緑風会の木暮山人でございます。 衆議院の小選挙区の区割りは、今回の公職選挙法の一部改正の一部改正法案によってようやく、まだありまして心配ですが、画定することになり、政治改革の一つの目玉であった衆議院の選挙制度改革がこれで完成することになるわけです。 思えばリクルート事件以来、政治と金の問題に端を発した政治改革の要望にこたえるために衆議院の選挙制度は変えられることになったわけであります
○木暮山人君 もう一つそこに関連させていただきまして、これはやっぱり年金とかこういうものに関しましては、今現在の作業のやり方としていろいろとシミュレーションをやってみるのも一つの方法じゃないかと思うのでございます。そういう問題等をきっとおやりになったかと思うんですが、先ほど本岡先生が御質問なさった内容等においても、五年後、十年後、それはよくわからないよというけれども、一応何かそういうものに対してシミュレーション
○木暮山人君 新緑風会の木暮でございます。 初めに、今回の法案は私学教職員を初め関係者にとって大変関心のある事柄が盛り込まれていると思いますが、この法案を取りまとめるに当たりまして、文部省として私学関係者の意見等をいろいろと聴取なさったかなさらなかったか、また聴取したその内容等についてどんな問題があったかお伺いしたいと思います。
○木暮山人君 その措置はそれでいいんですけれども、返還してくれたわけで、それで自由に掲揚しなさいと。今までは自由には掲揚させなかったわけであります。それを自由に掲揚させる、やりなさいと。ところが、私、これを国民に指導する立場がちょっとまずかったんじゃないかと思うんですね。それは、日の丸を上げなさい、君が代を歌いなさい、これはおまえの国旗でこれはおまえの国歌だぞなんて、そんなこと言わなくたってみんな知
○木暮山人君 どうもありがとうございました。 それで、指導といいましてもいろんな指導がありまして、私は、国旗・国歌の問題について今いろいろ世間で話されていることを聞きますと、少しどこかピントが外れているような感じがいたします。そこで、どういう理由でそういうことが論ぜられなければいけないかということをちょっと調べてみましたので、ちょっとお話しさせていただきます。 我が国においては、国旗と国歌に対して
○木暮山人君 新生党、新緑風会の木暮でございます。 本日、与謝野文部大臣の所信を聴取いたしまして、まことに感銘を深めさせていただいております。未来に向かって、潤いのある生活と多様な個性の発揮等、有意義な社会形成の基本的問題に文教行政が大きく役割を果たしていくという御決意を披瀝されましたことは、まことに同慶にたえないことと存じます。加えて、文教に関する予算の充実確保に努力されるという考えはまことにありがたいことと
○委員長(木暮山人君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(木暮山人君) ただいまから規制緩和に関する特別委員会を開会いたします。 まず、継続審査要求に関する件についてお諮りいたします。 許可、認可等の整理及び合理化に関する法律案につきましては、閉会中もなお審査を継続することとし、本案の継続審査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(木暮山人君) 御異議ないと認めます。 それでは、理事に斎藤文夫君、陣内孝雄君、野別隆俊君、乾晴美君及び矢原秀男君を指名いたします。 本日はこれにて散会いたします。 午前十時二十二分散会
○委員長(木暮山人君) ただいまから理事の選任を行います。 本委員会の理事の数は五名でございます。 理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(木暮山人君) 一言ごあいさつを申し上げます。 ただいま皆様方の御推挙によりまして、前国会に引き続き本特別委員会の委員長に選任されました木暮でございます。 委員各位の御指導、御協力を賜り、公正かつ円満な委員会の運営に努めてまいりたいと存じますので、よろしくお願い申し上げます。 ─────────────
○委員長(木暮山人君) 次に、継続審査要求に関する件についてお諮りいたします。 許可、認可等の整理及び合理化に関する法律案につきましては、閉会中もなお審査を継続することとし、本案の継続審査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(木暮山人君) ただいまから規制緩和に関する特別委員会を開会いたします。 これより請願の審査を行います。 第二五〇三号内外価格差の是正と規制緩和に関する請願を議題といたします。 本請願の願意につきましては、お手元に配付いたしました資料のとおりでございます。 本請願につきましては、理事会において協議の結果、保留とすることに意見が一致いたしました。 以上のとおり決定することに御異議ございませんか
○木暮山人君 どうもありがとうございました。 次に、自己株式の取得制限の緩和に当たっては、弊害の防止のための措置を講じた上でと大臣は趣旨説明で述べられておりますが、一つは会社の財産の減少につながる、また株価操縦やインサイダー取引のおそれがある、また経営権の防衛の乱用につながるというような弊害に対してどのような防止のための措置が講じられておりますか、そこの説明をひとつお願いいたします。
○木暮山人君 そこで、今お話にもありましたけれども、欧米諸国の制度について御説明をどなたかにひとつお願いしたいと思います。
○木暮山人君 今回の取得規制の見直しの背景と最大のねらいは何であるかというような観点から今回の商法改正は自己株式の取得制限を緩和しようとするものですが、商法は昭和十三年以来、自己株式の取得を原則として禁止し、例外的に容認するという立場に立っております。自己株式の取得を認めると、会社の財産が減少するおそれがあるというのがこの最大の理由だと言われています。これに対して、経団連は昭和四十年代に、資本の自由化
○委員長(木暮山人君) 規制緩和に関する調査を議題といたします。 前回の委員会において聴取いたしました所信に対し、これより質疑を行います。 質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(木暮山人君) ただいまから規制緩和に関する特別委員会を開会いたします。 まず、委員の異動について御報告いたします。 去る三日、中尾則幸君が委員を辞任され、その補欠として喜岡淳君が選任されました。 —————————————
○委員長(木暮山人君) この際、石田総務庁長官及び石井総務政務次官からそれぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。石田総務庁長官。
○委員長(木暮山人君) ただいまから規制緩和に関する特別委員会を開会いたします。 まず、委員の異動について御報告いたします。 去る五月十日、永野茂門君が委員を辞任され、その補欠として小島慶三君が選任されました。 また、昨二日、喜岡淳君が委員を辞任され、その補欠として中尾則幸君が選任されました。 —————————————
○委員長(木暮山人君) 御異議ないと認めます。 それでは、理事に乾晴美君を指名いたします。 本日はこれにて散会いたします。 午後二時十九分散会
○委員長(木暮山人君) 次に、理事の補欠選任についてお諮りいたします。 委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。 理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(木暮山人君) この際、一言ごあいさつを申し上げます。 ただいま皆様の御推挙によりまして当委員会の委員長に選任されました木暮でございます。よろしくお願いします。 規制緩和に関しましては、ますます多くの議論がなされているところであり、当委員会に課せられた使命はまことに重大であります。 皆様方の御指導、御協力をいただきまして、公正かつ円満な委員会運営に努めてまいる所存でございますので、どうぞよろしくお
○木暮山人君 やはり戦略というものを打ち出す場合は、それの戦略は目的であります。何をしようという目的が基本的な戦略という文字になると思うんです。そういたしますと、その目的を達するにはどういうような方法を今そろえているんだよと。どういうような方法をそろえたということになりますと、今度は戦略、戦術、諜報、謀略、作戦という、兵法の中にはそういう五段階の問題があるわけです。そしてこの戦略という言葉があるんですね
○木暮山人君 おはようございます。質問いたしたいと思います。 高齢者保健福祉推進十カ年戦略、これは日本の福祉対策が急激な長寿社会に突入いたしまして相当足並みが乱れて後追いの状態になっていた時代に、それの足並みをそろえまして目標に向かって施策を推進していこうという、非常に短期間に充足しようという心意気があらわれてきているのではないかと考えるのであります。だれしもがゴールドプランと言って拝見させていただく
○木暮山人君 ありがとうございます。そのようにひとつお取り計らいのほどをお願い申し上げます。 次に、医療費の自然増につきまして一つお伺いさせていただきます。 医療費の自然増が一兆円と言われ、日刊紙等でも報道されております。医療費改定率の計算以外に増加した医療費として考えてよいと思いますが、歯科にとっては、改定がなされた年度は前年対比でわずかであるが増加いたしております。歯科の疾病構造等の理由はあると
○木暮山人君 そこら辺はひとつしっかりお願いします。 次に、診療報酬改定と大臣告示の影響についてお伺いさせていただきたいと思います。 歯科の診療報酬改定は五十九年から一%台で推移しておりますが、医療経済実態調査の医業費用が次第に増加しているのは明らかでございます。したがって、改定率が低くて医業費用が増加すれば当然収支差益が減少することになり、また実態はそのようになってきております。 第二番目に
○木暮山人君 引き続きまして、自由民主党の木暮山人が質問させていただきます。 第一、医療経済実態調査と医療費改定の問題につきまして、五点ばかりひとつ質問させていただきたいと思います。 第一は、中央社会保険医療協議会においては、この六月、医療経済実態調査を実施し、五十分の一の歯科の診療所が対象になっていると聞きます。この実態調査は統計学上から見ても適正な数として評価されていると思います。しかし、その