1983-04-19 第98回国会 参議院 地方行政委員会 第6号
○政府委員(太田壽郎君) ただいまお話がございましたように、北署の警部補につきましては自分の意思で、松葉からこういうやり方があるという話を聞いてそれでやったわけでございますけれども、内容につきまして収賄等の問題がなかったというようなことも勘案いたしまして諭旨免職処分ということになったものでございます。
○政府委員(太田壽郎君) ただいまお話がございましたように、北署の警部補につきましては自分の意思で、松葉からこういうやり方があるという話を聞いてそれでやったわけでございますけれども、内容につきまして収賄等の問題がなかったというようなことも勘案いたしまして諭旨免職処分ということになったものでございます。
○政府委員(太田壽郎君) 諭旨免職になりましたうち、先ほど申し上げましたように尼崎中央警察署関係につきましては巡査部長四名でございますが、これにつきましては事件の中心的な役割りを果たしました警部補につきましてすでに懲戒免職といたしており、その警部補の部下でありましたこれらの者に関しましては、関与した不祥事案について原因、態様、事案の軽重、収受した金額等詳細に把握いたしましたところ、事案は賄賂を収受したり
○政府委員(太田壽郎君) 昨年の十一月に発覚いたしました兵庫県警察におきます遊技機賭博の取り締まりをめぐる汚職事案に関連いたしまして、警察関係者一名、関係業者二名を逮捕送致するとともに、関係警察官四名についても捜査を終了し、四月十四日、書類送致したところでございます。 また、本件捜査の過程で、ただいまお話がございました風俗関係事犯の捜査に関し捜査協力者の参考人供述調書を作成するに当たり、供述者の住所
○政府委員(太田壽郎君) 事案の真相が明らかになった段階で上級幹部の監督責任を含めて厳正に対処いたしたいというふうに考えております。
○政府委員(太田壽郎君) 大阪府警の不祥事案に引き続きまして、兵庫県警察におきましても同種の不祥事案が発生いたしており、国民の警察に対する信頼を大きく損なう結果になり、まことに遺憾であり申しわけなく存じております。 今後はただいま先生からお話がございました貴重な御示唆を十分参酌しながら、人事管理の徹底、監察機能の強化、特に各種教養の徹底を図り、防犯保安部門の体質強化等とも相まちまして規律の振粛を完全
○太田政府委員 諭旨免になりましたものにつきましては、年金は、大阪府の場合は、内規によりまして、いわゆる割り増し的なものはもらえない。大体円満に定年を迎えて退職した場合の約四〇%減の退職金になる……(沢田分科員「退職金じゃないです。年金」と呼ぶ)年金については、刑が確定しない限り大きな差はないと思いますが、ただ、やめるときに特昇等が普通はございます、それの適用を受けませんので、本来円満にやめた場合に
○太田政府委員 警察官の定員の配置の問題、これは先生からも前から何度も御指摘いただいて、私どもの方もいろいろ検討しているところでございますが、御案内のように、人口とか刑法犯の認知件数とか、交通事故とか面積とか、いろいろな要素があるわけでございます。 先ほど北海道の例と埼玉県の例をお出しになりましたのでちょっと申し上げますと、たとえば警察官一人当たりの負担人口でございますが、埼玉県は、全部並べてみますと
○太田政府委員 凶悪犯の検挙率は約九〇%近くでございまして、これはほとんど横ばいの状態で、最近は若干上昇傾向を見せている。泥棒の件につきましては、県によりましていま御指摘のような必ずしも検挙率が十分でないというところもございますけれども、警察といたしましては国民のあるいは県民の身近な犯罪であります窃盗の検挙ということに最大の努力を傾けてそれぞれ取り組んでいるところでございます。
○太田政府委員 いま申し上げましたように、再就職をいたしました職員が取り締まり関係業者の仕事を進めていく上について警察の取り締まりの公正さを疑われるようなそういうことのないようにということで、常日ごろから十分現役としても、先輩にそういうものがあった場合には注意をしているところでございます。
○太田政府委員 退職警察官の再就職の問題につきましては、ただいまお話しのように、当人の退職後におきます生活上の問題にとどまらずに、在職中安んじて警察職務に精励することにもつながるという非常に重要な問題でございますので、各都道府県警察におきましては、退職職員のうち再就職を希望する者につきましては、警務課とか厚生課あるいは各所属が窓口になりましてできるだけ指導助言を行ってきているところでございます。したがいまして
○太田政府委員 警察官の配置につきましては、適材適所ということを基本にいたしまして配置いたしております。ただ、いまお話しのように、風俗営業等非常にいろいろ問題を醸し出しやすいようなそういう部署につきましては、仕事が非常にベテランであるという面よりも、むしろそういう問題が起きた場合の悪影響ということを考えまして、そう長期間同一のポストに置かないということを基本的な方針として人事配置というものを行っておるところでございます
○政府委員(太田壽郎君) 昭和五十八年度の警察庁予算案につきまして、概要を御説明申し上げます。 昭和五十八年度の警察庁予算総額は一千五百六十六億二千百余万円でありまして、前年度予算額一千五百五十五億五千六百余万円に比較しまして、十億六千五百余万円の増額となっております。 次に、その内容の主なものについて御説明申し上げます。 第一は、警察庁一般行政に必要な経費五百六十六億百余万円であります。この
○太田政府委員 昭和五十八年度の警察庁予算につきまして、概要を御説明申し上げます。 昭和五十八年度の警察庁予算総額は、一千五百六十六億二千百余万円でありまして、前年度予算額一千五百五十五億五千六百余万円に比較しまして、十億六千五百余万円の増額となっております。 次に、その内容の主なものについて御説明申し上げます。 第一は、警察庁一般行政に必要な経費五百六十六億百余万円であります。 この経費は