1949-05-10 第5回国会 衆議院 本会議 第26号
スポーツはルールに從つて全力を盡し、平和的なる闘いによつてエネルギーの正しきはけ口を求め、相闘う者が更生と信義に立脚いたしまして、相憎むにあらずして相親しまんとするところにスポーツ精神の真髄が存すると確信いたすものであります。
スポーツはルールに從つて全力を盡し、平和的なる闘いによつてエネルギーの正しきはけ口を求め、相闘う者が更生と信義に立脚いたしまして、相憎むにあらずして相親しまんとするところにスポーツ精神の真髄が存すると確信いたすものであります。
その文句を訴えるはけ口をただ最高裁判所の方に所管さしてしまつて、部内の仕事にしてしまえば、これを國民の言い分として國会に出すという機会が減殺されるのではないであろうか、まあむずかしいりくつを言いますると、國家の行政行為であるから法務廳でなければならぬというような議論も出るかとも思いまするが、何か國民の一つの資格試驗、國家の行う試驗というものに対しては、やはり國民の発言権を留保しておかなければならぬ。
政治責任が不明確であるがゆえに、現在の政界と政府の政策の昏迷があり、國民の忿懣のはけ口がないのであつて、まことに今次予算編成における政府の態度は遺憾にたえないのであります。 まず第一に、吉田内閣は本予算を策定する基礎として、いわゆる保守統一内閣なるものを成立せしめたのであります。言うところの保守統一とは一体いかなる意味であるか。
しかも賠償施設処理費の撤去に関する費用が非常に少くなつておりますが、これはまあ撤去が一應済んだのではないかというような感もいたしますが、私はこの点にかんがみまして、今九原則のおもなる結局のはけ口というものは、日本の貿易を進展させるという意味においては、日本の産業が殷賑をきわめなければならない、そういう点に追い込まれて來ておるような立場でありまするから、ちようど向うの政策の轉換にこちらも呼應いたしまして
もちろん北海道の優秀なこんぶは、今日價格が相当上まわつておるし、十分はけ口があります。しかし統制があるために根室、釧路方面の大量の下等品のこんぶは、統制價格があるがゆえにはけない。過去におきましては支那方面に貿易を開始されておつたのでありまするけれども、今日かような状態で支那方面に十分はけません。從つて滞貨は相当にあるのであります。
この歳末のあわただしい最中に、電産ストのため、十五日朝、東京都内及び千葉縣下の都電あるいは私鉄は一時間、茨城縣下では三十分にわたる交通機関のストツプが行はれ、東京、千葉には十六日もこれが続行され、さらに二十日まで、栃木、埼玉、群馬縣等では、私鉄に対する送電停止が波状的に行われるなど、押し詰まつて、はけ口を見出そうとするところの労働攻勢は、まずその足の危機から姿を現わしておると思います。
國内において優生学的な観点に立つてのいろいろの問題は別といたしまして、私はこの島の中に八千万以上の同胞をかかえた日本といたしましては、どうしても世界にお願いいたしまして、この過剰人口のはけ口を探して行きたい、これが念願であります。
昭和の初めころからそういうことが行われまして、必然に学生は政治運動から遠ざかつて、その勢力のはけ口は一にカフエーとか喫茶とかいう享樂的な生活の方に流れて行つたのでありまするが、今日においても生活にあえぐ学生、またデカダンスに陷つておる学生、一部のものを眞劍に考えておる者が大体政治運動に関心を持つておるんじやないかと思います。
かようなことは專門家でありまする農林大臣には釈迦に説法の感がございまするが、ともかくいわゆる合理化、高度化、機械化、こういうふうなことによつて、さもなくも過剩である農村人口というものが、他にはけ口がない限りは、これは事態がさような進歩的な経過をはばむことに相なつて來るだろうと思うのであります。
また、すでに今國会に提案されておりまする國立國語研究所のごとき、一見急を要せざる施設を行い、行政整理によつて生ずる剰員のはけ口をつくるがごとき御態度につき、疑義なきを得ない次第でありますが、この点、関係閣僚の答弁を要求いたします。 國家財政の收入は、窮極するところ、税金によるか公債によるかよりほかに道なき次第であります。
さような次第でありますから、この研究所に採用いたします人は、おおむね斯道の專門家でありまして、この設置によりまして、行政整理のためのはけ口を設けるというような趣意でないことを、御了承願いたいとたいと思います。(拍手)
從つてそういうような環境の中におりますと、どうしても上からの圧迫というものは、圧迫の移讓の論理というものを何かで読みましたが、上から圧迫されると、その鬱憤のはけ口はどこかに出て行くのではないか。これは非常に私とても惡いことだと思いますが、そういうふうな環境が非常に多いということを一應申し上げたいのであります。
その場合に、從來のいわゆる帝國主義は侵略によつてこの國内の人口のはけ口を求めたということ、あるいは貿易、あるいは工業の發展というものから求めたのでありますが、昨日も本會議におきまして國内の人口問題につきましていろいろと質問があり、答辯があつたのでありますが、われわれといたしましては、國外に向つてもいわゆる人口移動の自由ということを、國際的に許容してもらわなければならない立場にあるときに、國内においてそういうことをなすということは
さらに、産業再編成と労働力との関連並びに過剰労働力のはけ口及び失業対策等に関する労働大臣のお考えを伺いたいのであります。 次に、厚生大臣にお尋ねいたします。すなわち、人工増殖率のきわめて高いわが國の諸条件に鑑み、産兒制度等に関するいろいろの議論が現われております。
しかもそれがそこへ行つて、侵略的な態度でやらないというような意味のことを、むしろ積極的に先方へ希望して、講和條約等の場合においては、今言うある地域の限定であるとか、渡航者の條件は當然あるものとしても、やはり一つのはけ口を認めてもらうことは、非常に重要なことではないかと思います。
この小さな四つの島々の國に制限されて、今でさえも食糧難に惱んでいるときに、これ以上人口が殖えるということになると、その人口のはけ口はどこだということになる。御承知の通りに、熱海の向うの方にある大島、初島というようなところの島々では、二百戸以上はいけない。四十何戸以上に殖えてはいけない。なぜかといえば、殖えるとその島の食糧事情が惡くなるからである。
このごろの酒は腐りやすくて残暑には十日ともたず、呑助の農家でも一日一升の酒はのみほせず、料飮禁止でヤミに流すはけ口も容易に見付からず、蚕卵紙を入れる冷藏庫に酒びんの林立している所もあるという。蚕といえば、どぶろく密造でコージカビが發生し、それが掃立稚蚕兒に付著して掃立三日ぐらいで死んでしまうどぶろく養蚕異も長野縣辺りにあるそうだ。
敗けたかもしれぬという憤懣のはけ口を求めた者、敗けたと思うことすら祖國に不忠實なるものであるいう封建的な思想は、勝つたと思つて生きる方が祖國ヘ忠實であり、正しき國民的考え方があると判断した者たちによつて、日本主義が日本に十年前に起つたことく膨湃として湧き上り、日本人の集團する地方毎に團體が結成された。その代表的なものが臣道連盟、日本在郷軍人會である。
この中央行政官廳の出先機関は、官吏のはけ口のために設置されたかの感がいたすのであります。現にある官吏が、官廳に職員組合や労働組合ができて以來、なかなか簡單に退職を命じられなくなつた上に、官吏の数はますます殖えていくので、何か名目の立つ出先機関でも設置しなければならないと言つたということであります。眞僞のほどは知らないのでありますが、一面うなずけるものがあるのであります。
どうすれば避けることができるか、それは川の水の氾濫しない大きな川の方へその氾濫する水のはけ口をつくつてやればそれで水害が避けられる。今度の災害の大きな原因は江合川が氾濫してその氾濫した水が北上川の方へ合流して、しかも北上川の方の水が氾濫しておつて、それがさらに逆流をして、そこで直接提防を決壊しない場所も冠水する。こういうふうになつた。ところがこの問題は今からすでに三十年前に考えられておつた。