1950-02-01 第7回国会 衆議院 外務委員会 第2号
また実際これがどういうふうに適用されるかというようなことは——西ドイツに関係します今申し上げましたような各種の新聞報道をごらんになつても、なかなかむずかしい問題があるということは、ボン議定書第九項それ自身がコンシダラブルな法律的また実際的な問題があると言いまして、その困難を打開すべく関係国は研究中であると新聞報道は報じている次第であります。
また実際これがどういうふうに適用されるかというようなことは——西ドイツに関係します今申し上げましたような各種の新聞報道をごらんになつても、なかなかむずかしい問題があるということは、ボン議定書第九項それ自身がコンシダラブルな法律的また実際的な問題があると言いまして、その困難を打開すべく関係国は研究中であると新聞報道は報じている次第であります。
それをいかにしてほごすかということについて、関係国政府が非常に努力しておられるように新聞情報では了解いたしておりますので、それを見ることによつて、むしろ西独についてこの問題の発展いかんということが、私たちにとつて一つの研究資料と言いましようか、そういうような段階でございまして、私は日本に関しては、まつたくの仮定的の場合としても、アプライして考えたことはないということを申し上げたいと思います。
日本政府としましては、現在の状況におきましては、最高司令部の方へお願いするという道を今後も続けて行くよりほかには道がございませんし、なお今申上げましたような関係国においても、いろいろ事情を察していただいて、努力をしていただいておる状況でございますので、それと関係国の御努力を信頼いたしましてその結果の一日も早く出るように期待しておる次第でございます。
その場合に私共といたしましては、捉えられた当時の状況であるとか相手側の船の様子であるとか、場所であるとかいうような点について詳細事情を聴取いたしまして、これが大体どこの船であるかということを明らかにできるものは明らかにいたしまして、そうして関係方面に連絡いたしまして即ち総司令部の関係局に、或る場合は書面を作り或る場合には口頭を以て連絡いたしまして、そうして私共の考えておるところを関係国の個々にあります
日本との間の講和條約によるのではなくて、ポツダムの声明において明記せられるところであり、又これを日本に送り返すということは関係国の国際的業務であるのでありまして、これは講和條約と何らの関係はないのであります。従つて残留者の犠牲において單独講和云々ということは、これはお取消し願いたいと思います。
政府はかかる事件の発生に没みまして、講和條約成立以前においても関係国と何らかの協定を結ぶというような、この種事件の防衛のために何らかの対策を考えていられるでありましようか。又今回の事件そのものに関しまして、すでに如何なる応急的措置をとられましたか。お伺いいたす次第であります。それとも講和会議以前には何らの措置もとり得ないものとして、言わば泣き寢入りの状態に放置されているのでありますか。
他の場合には、右の費用は、平等に、且つ関係国間に特別協定のない場合には、この條約に降属する協定のひな型に従つて、分割するものとする。」というような、従来の規定をうんと補つて、なおさらに第一項にありますような、すみやかに送還しなければならないというような規定がございますが、大体捕虜の取扱いにつきましては、世界の正しい輿論というものはこういう方向に行くのではないかと考えます。
この陸戰法規の規定は、今度の戰争関係国が全部入つておらないと——交戰国であつた日本もソ連の方も両方とも入つておらないと、それが適用せられないような技術上の関係になつておりますので、條約はございますが、直接日本とソ連との関係においては、これを現在適用し得ない状況にございます。一九二九年にも、俘虜の待遇に関する條約というのが結ばれておりますが、これについては、日本もソ連も入つておりません。
ですからもし外地に残留者があるならば、それはシベリアにあるのならソビエトに懇請するし、フィリピンやインドネシアや仏印の方ならば、その関係国にも懇請して、とにかく一日も早く全部の人たちに、帰つて来てもらうように努力したい。そういう努力をするのは、これは日本政府が先頭に立つてやらなければならぬのでありますというのが、私の趣旨であります。
ですからどこの国に対しましても、いやしくも残留者のおるところの関係国に対しましては、ひとしく帰還促進について懇請し、一日も早く引揚げることをお願いするのがあたりまえではないか、こういうふうに考えておるわけであります。
(拍手) 引揚問題につきまして、ここにある一つの時期を画せんとしております今日、政府におきましては、その関係国に迅速なる拘留者の送還を懇請するの道を講ずると同時に、国内にございますところのすべての機関を動員いたしますれば、ある程度の残留者の数は把握できるものと思われますので、この方面におきましても、従来に倍するところの御努力が切に望ましいのでございます。
結局は関係国その筋の明快確実なる通報のなき限り、私ども国民はその完璧を期することはできないのであります。しかし政府といたしましても、四回に及ぶこの決議の目的達成のためには、一段と強力に調査を進められて、一方におきましては拘留者の一日も早き帰還の促進を、あわせてその消息を国内国民にもたらされ、その筋に対する懇請が、現下におけるところの最も政府の大いなる責務であるということを考えるものであります。
○国務大臣(林讓治君) 在外同胞の引揚げ促進につきましては、本院におきまして幾たびか決議をいたされ、政府もその御決議の趣旨に沿うがごとく、関係国の了解と御尽力とを願つて参つたものであります。しかしながら、なお海外に残留するを余儀なくされておる相当の同胞がある今日、申すまでもなく政府といたしましては、さらに一段の努力をいたして参りたい覚悟でおるのでございます。
それ故に、政府としても、その関係国に誠意を披瀝して、迅速なる残留者の還送を懇請するの途を講ずると共に、引揚問題について一つの時期を画せんとしつつある今日、現在における残留者の状況を最も速やかに伝えられんことを、この上とも條理を盡して希望を開陳し、関係国の同情により、実現の一日も速かなるごとく努力する必要は誠に切なるものがあるのであります。
政府は国内の状況の調査やその他の方面からの情報によつてこの情報を得つつありますけれども、審かなるところの情報は関係国の通報がなければ判明しないのであります。たとえ戰争に負けたと雖も、人道上から考えまして、我々日本国は大きく関係国に対し帰還の促進と共に情報の提供を要求することができるのであります。留守家族の人々に、国家におきまして援護の手が差延べられておりますけれども、微々たるものであまりす。
これもまだところによつて、司令部と各関係国との通信なりその他連絡がはつきりすれば、さらにこの数字もあるいは多少は変動があるかもしれませんが、現在のところでは大体そういう見当になつております。
次は調査費、その方は、七百五十五万ですが、それに対して三百八十万で、直轄関係、国が直轄でやります調査の方は七〇%進捗しております。県に頼んでやります調査の方は五〇%ばかり進捗いたしております。
○西村(熊)政府委員 單独講和よりも全体講和が望ましいことはもちろんのことでありまして、外電によりますれば、関係国におきましても全体講和となるように折衝が行われておる模様であります。 〔「今の答えはまだ政府の見解を発表していない」と呼ぶ者あり〕
○木村禧八郎君 黒田さんから御報告願うこととも関連あるのですが、実はこの民営問題は單に、企業の経営形態だけでなくて、いわゆる外資導入とか、そういうものと実際には関連しておるやに伝えられておるのであつて、この問題はもう御承知の通り、財政の関係、国の経済の関係ですね。非常に重要な問題なんですが、これに対する我我としてもいろいろな情報やら、そういうものを持つておるわけなんです。
中共の占領によつて、国民党の留用者がそのまま中共は留用されるということに、若干はなつておるようでありますが、今後あるいは現在までも政府といたしましては、司令部にできるだけわれわれの得まする情報の正確なものを差上げまして、そうして司令部を通じ、あるいは司令部の各段のお骨折をいただきまして、中共側に通ずるように関係国との間に折衝してもらうというほかはないのであります。
從つて郵便物を送りますところの経況が移動しますときは、それに從つてまたその中間の関係国も変つてまいりますので、随時その割当額の内容が変つてくる性質のものになつておるのでございま穂帝高絡の点から考えまして、外國郵便に関する料金及び損害賠虫額の日本の通貨の円銭におけるところの金額は、法律で規定しないで、命令で規定するのを適当と考えるのでありまして、それがためには財政法第三條に対する特別規定といたしまして