1954-04-27 第19回国会 参議院 通商産業委員会 第36号
○国務大臣(愛知揆一君) この点は全く御尤もでございまして、そういうお考えと私は同じ考えでありまするからこそ、防衛産業、防衛産業といつて一部のかたが言われるのに対しまして、私は基礎のほうがより大事なのであつて、当面の防衛産業については、先ほどから縷々申上げておりますように、買手がはつきりしておる、而もそれが過剰設備にならないように、それから特需にいたしましても、将来ぽつんとなくなつたらそれつきりになりそうなものに
○国務大臣(愛知揆一君) この点は全く御尤もでございまして、そういうお考えと私は同じ考えでありまするからこそ、防衛産業、防衛産業といつて一部のかたが言われるのに対しまして、私は基礎のほうがより大事なのであつて、当面の防衛産業については、先ほどから縷々申上げておりますように、買手がはつきりしておる、而もそれが過剰設備にならないように、それから特需にいたしましても、将来ぽつんとなくなつたらそれつきりになりそうなものに
○国務大臣(愛知揆一君) 大体今の武器製造法、それから今度御審議を願つておりまする航空機製造事業法によりまして大体今のようなことはできるつもりでございます。
○国務大臣(愛知揆一君) 先ほども御説明いたしましたように、この三十六億円は援助資金特別会計の資金として計上され、設定されたものでありますから、通産大臣としては自由になる金は一文もございません。
○国務大臣(愛知揆一君) 昨日もちよつとその点に触れたのでありますが、例えばジエツト・エンジンの関係などが政府部内で未決定になつておる一番大きな問題の一つでございます。現在全然決定しておりません。
○国務大臣(愛知揆一君) 御承知のように民間の関係の四社で共同出資いたしまして、資本金八千万円のジェット・エンジン会社があるわけであります。
○国務大臣(愛知揆一君) 政府委員からお答えいたします。
○国務大臣(愛知揆一君) 只今御指摘の中で域外調達の問題がありましたが、これは私の言い方が足りなかつたかも知れませんが、私の言う域外調達はドルが獲得される意味の域外調達であります。
○国務大臣(愛知揆一君) ちよつと補足して只今の答弁を申上げますると、大体航空機自身としては保安庁の関係で、今保姿庁から答弁があると思いますが、いわゆる練習機五十機程度のものというものが、予想されております。
○国務大臣(愛知揆一君) この三十六億円につきましては、開発銀行を通して融資をするということを原因に考えておりますが、その場合におきましても、市中銀行の融資よりは条件等においてかなり楽な条件も予想されますから、これは今一口に果して採算がそれによつて可能かどうかということを、はつきり申上げるまでの自信はございませんけれども、大体従来の経験から申上げますると、やつて行けるのではなかろうかというふうに考えておりますが
○国務大臣(愛知揆一君) 要するに望ましい人が再選されないような事態は起さないようにいたしたい、こういう考えであります。
○国務大臣(愛知揆一君) 私が総理大臣に代つてお答えいたします。(木村村禧八郎君「御答弁要りません、要りません」と呼ぶ)いつまでも特需に頼つておつてもいられないということで、経済自立の達成を図つておりますことは御承知の通りであります。
○国務大臣(愛知揆一君) 政府は、先ほど御指摘の通り、旧軍港都市を平和産業港湾都市に転換する目的のために制定されました旧軍港市転換法に基きまして、各種施設の平和的な活用を図つておるわけでございます。呉市におきましては、御承知の通り日亜製鋼、尼崎製鉄、淀川製鋼、それからアメリカ系の造船会社NBC、東洋パルプほか数会社をして所定の手続によりまして活用をせしめておるわけでございます。
○国務大臣(愛知揆一君) 実はまだ外資法の改正につきましては、政府部内としても成案を得ておらないわけでございまして、よりより研究はいたしておりますけれども、また具体的に申上げる段階に至つておりません。
○国務大臣(愛知揆一君) 将来の、私の考え方といたしましては、将来も日本は平和的な国家として、国民経済の力を充実し、国際経済上にも有力なる地位を責めるということが私の理想であります。
○国務大臣(愛知揆一君) どうも有難うございました。
○国務大臣(愛知揆一君) 政府委員からお答えいたします。
○国務大臣(愛知揆一君) どうして求めると言いますと……。
○国務大臣(愛知揆一君) この回答の文書でございますが、この中に、「原価についても通商産業省の見解を公表することは、これを差控えたい所存である。」こういう一項がございますことは御承知の通りであります。で、これらの点につきまして私は委員会において、例えば秘密会というような恰好で御説明を申上げることにいたしたい。
○国務大臣(愛知揆一君) 例えばセメントについては今お述べになりましたような状態であるということを前提にして私は下げやすいと申上げたわけでございます。これは非常に複雑な物価構成の恰好には……、これは私見なんですが、なつておらんようであります。
○国務大臣(愛知揆一君) その点は今日用意して参りませんでしたから、別の機会に政府委員から御説明いたします。 それからもう一つ附加えて申上げたいと思いますが、例えば石炭の問題にしては、従来開らん炭なら開らん炭というのは私ども非常によいものだと思つておりましたが、必ずしもこれが灰分その他の関係で最近必ずしもよくないらしいのであります。
○国務大臣(愛知揆一君) 大体三十万戸程度と押えているのでありますが、今ここに持つて来たつもりでしたら、細かい内容の集計がございませんから、あとで一つ又御説明いたしたいと思います。
○国務大臣(愛知揆一君) 実は今朝の朝日の記事は、私も記事を見まして初めて知つたわけでありまして、それから通産省のほうで事務当局にも確めましたところが、やはり同様の状態でありまして、まだ公の相談を受けておりません。公の相談がございましたらいろいろその状況に対処いたしまして回答するなり、態度をきめたいと思います。
○国務大臣(愛知揆一君) 大体さように私ども考えておるのでありまして、先ほども私どもの考え方を率直に申上げたつもりでございますが、この外貨予算の編成に当りまして、特にその国内的の措置というものの要否並びに必要とすればどういう考え方、どういう方式でやつたらいいかということについて非常に慎重且つ深刻に研究いたしたのでありますが、大体業界その他の動向や考え方等も十分取入れつつ組んで参りましたつもりでありますので
○国務大臣(愛知揆一君) これは一応やはり外貨予算の計画といたしましては、求償取引物資というようなことで一応ここに計上はしておるのでございます。金額的には……。併し大体外貨を使わないでやれる場合におきましては、これ以外にやつてよろしいということになると思います。
○国務大臣(愛知揆一君) 単価につきましては、大体最近の単価をそのままとつております。例えば四%下るとか、五%下るとかいう見込は余り的確にとつておりません。最近のむしろ実績でとつたと申上げてもよろしいかと思います。
国務大臣愛知揆一君。
○国務大臣(愛知揆一君) 只今のお尋ねの件は、アメリカの下院議員のジヤツド氏のリポートのことかと思うのでありますが、ジヤツド氏とは私も会談をいたしたことがあるのでありますが、日本の実情について相当よく検討をした模様でございます。
○国務大臣(愛知揆一君) 財政政策、それから金融政策というようなものが只御指摘のように相当具体的に進行いたしておりますが、更にそれに引続くものといたしまして、極めて近い機会にいわゆる外貨予算を二十九年度上半期につきまして決定をいたしたいと考えております。
○国務大臣(愛知揆一君) 只今申しましたように、私どものやり方というのは画一的でございませんで、全体を総合的に見ては参りますが、ものによりましての緩急順序等いろいろございますので、必ずしも全部が顔を揃えてこの国会中にこういうふうにやりますということを必ずしも全部をお見せすることはできないと思います。
○国務大臣(愛知揆一君) 第一の指定預金の問題 〔委員長退席、理事加藤正人君着席〕 につきましては、御承知のようにこの三月末、即ち明後日でございますか、九十九億九千五百万円に残高がなるわけであります、全体で……。そして一応四月から本年九月までの商工中金を初めといたしましての引揚計画が一応できておりますから、これを再検討しなければならない。
○国務大臣(愛知揆一君) 私はそういう見方もあろうかと思いますけれども、私はこの生産に向うからいいのだというふうには言えないのであつて、本当は生産が大いに向上して輸出が大いに増進するということであれば最も望ましいわけでありますが、率直に言えば生産が伸び過ぎたのである、それは消費物資であるとか、或いは他の物資であるとか、これら全部を通じて言えることかと思いますけれども、生産が少し伸び過ぎたというところに
○国務大臣(愛知揆一君) これは要するに一口に申せば従来の経済の運営が少し何といいますか実力不相応に大きくなり過ぎて、そしてそれが今度の一口に言えば日本経済を正常的な運営に戻すためには思い切つて縮小しなければならない面があるというところから、かなり経済界、特に取引の面において激変が起つて来たということの全体的な何と申しますか過渡的ないろいろの現われて来る現象がここに一つに現われてこの点に集中して、表現
○国務大臣(愛知揆一君) お答え申上げます。
○国務大臣(愛知揆一君) お答えいたします。この各地域の政治、経済状態等によりまして、必ずしも対日輸入制限の緩和等についての見通しなり、或いはそのための熱意なり一様でございませんことは御承知の遡りでございますが、先ほども申しましたように、例えば香港とかシンガポールというような地域におきましては、すでに若干の例外を除きまして、殆んど対日輸入制限を解除しておるのでござまいす。
○国務大臣(愛知揆一君) お答えいたします。今回の会談の結果、我が国としては、毛製品、モーターサイクル、ウイスキー、菓子といつたようなものを英本国から輸入することを約束したのでございますが、これは只今もお話にございましたように、日本側としては互譲の原則によりまして先ず売るためには買わなければならないというような趣旨からやむを得ないこととして承認をいたしたものでございます。
○国務大臣(愛知揆一君) お答え申上げます。
○国務大臣(愛知揆一君) 私の今理解しておりますところでは、それこそ今の独禁法の制約も、船賃の協定になかつたと思いますが、協定ができればその通り実行できるのではないかと思います。但し国際的な協定その他でどういうことになりますか、ちよつとこれは突然の問題でございましたから、私も自信がございませんから、調べましてお答えいたします。
○国務大臣(愛知揆一君) 誠に申しかねますが、私今それについてつまびらかでございませんので、お答えで、きません。