1983-01-29 第98回国会 参議院 本会議 第4号
言うまでもなく、日本人は動物性たん白質の約半分を魚から摂取している世界一の魚食民族であります。したがって、国民に対する水産物の安定供給を基本とする水産業の重要性はきわめて大きいものがあります。
言うまでもなく、日本人は動物性たん白質の約半分を魚から摂取している世界一の魚食民族であります。したがって、国民に対する水産物の安定供給を基本とする水産業の重要性はきわめて大きいものがあります。
そこでこの魚の問題というのは、日本人は魚食民族ですし、海洋国家であったわけですけれども、魚を食う量が少なくなるということは、米を食う量が少なくなることになるわけです。これはもう農林大臣御存じのはずです。そういたしましたら、いまでさえ四〇%近い食糧自給率というものが大変なことになってくる。
○馬場(昇)委員 時間が過ぎたわけでございますけれども、漁業元年と言われる年でございますし、魚食民族でいま五〇%ぐらい動物性たん白質を魚でとっておるわけでございますから、本当にこれは国の安全にかかわる問題でもあるわけでございます。 最後に一つだけ聞いておきたいのは、さっき言いました近海の漁場を開発して一千万トンぐらいとれるようにやりたいという構想があるわけでございますね。
しかし、魚食民族のわが国にとって、北洋漁場はその開発の歴史と伝統は古く、戦後においても、日ソ共同宣言とともに漁業条約が締結され、これを日ソ友好の原点として、二十年を超える間、両国の友好のきずなとして、北洋海域の漁業秩序が両国の協力によって今日まで維持されてきたのであります。
水産国であり、魚食民族である日本の海は、死の苦しみにあわ立っています。緑の山ははげ、川はわずかな雨ではんらんし、国土は荒廃し、日本民族の心のふるさとは奪い去られてきました。水産物、木材が、国内生産量よりはるかに多い量を外国に依存するということは、どういうことですか。 以上の諸点について、総理の御見解を承りたいと思います。 次に、荒廃の原因について、具体的にお尋ねいたします。
そこで、次に、日本人は魚食民族と言われておるわけでございまして、これは何千年来の伝統でございますが、動物性たん白のどういう需給長期計画を持っておられるかということを聞いておきたいと思うのです。国民の生活が豊かになりますと、動物性たん白の摂取量は増大するわけでございますが、それについて、どういう見通しを持っておるのか。
多数の国民が安く魚が手に入らなくなったら、それは漁民の問題だけではなくて、国民の食糧の問題であり、数千年にわたる魚食民族の伝統がくずれようとすることであり、国民にとってまことに深刻な問題であります。 このような日本漁業の危機、いや日本国民の食糧問題の危機として、今日の事態を政府はどのように認識をしておるのか。
(拍手) 次に、魚食民族である日本国民は、主たん白源をすっかり汚染されているのであります。今日、国民は食生活に不安を非常に感じておりますが、国民のたん白源の確保についてどのように考えられるのか。農林大臣、これを明らかにしていただきたいと思うのであります。