1961-10-16 第39回国会 参議院 予算委員会 第4号
そこで政府にお伺いしたい点は、基本法の精神は、生産性の増大と選択的な拡大によって所得格差の是正をほかろうとするものでありまして、すなわち、従来の米麦の偏重主義の農業から果樹、畜産あるいは高級野菜等将来成長農産物への構造改善を意味するものでありまして、成長部門への転換政策、なかんずくその価格政策を明確に打ち出さないで、そうして米価の値段のみを大幅に引き上げるということは、農民の米作に対する執着心を強くさせて
そこで政府にお伺いしたい点は、基本法の精神は、生産性の増大と選択的な拡大によって所得格差の是正をほかろうとするものでありまして、すなわち、従来の米麦の偏重主義の農業から果樹、畜産あるいは高級野菜等将来成長農産物への構造改善を意味するものでありまして、成長部門への転換政策、なかんずくその価格政策を明確に打ち出さないで、そうして米価の値段のみを大幅に引き上げるということは、農民の米作に対する執着心を強くさせて
それじゃ高級野菜を作るといたしましても、おのずから限度があると思うのです。温室栽培をやりましても、これも需要供給の関係から限界がある。そういう農地というものは買えません。
しかし全部増産して、地域的に他に米よりもいい物がある所におきましては米をやめて他の高級野菜に移り得ましょう。こういう具体的問題はございますが、一応米はある程度はふやさなければなりませんが、全体として十年間に一割か一割五分と思っております。
われわれはこの農業基本法というものの制定によりまして、いわゆる農業の規定の関係、近代化の問題等々で徐々に、地方によっても違いまするが、二・五ヘクタールにするか、あるいは一・五ヘクタールでもお話のように高級野菜でやればできる、こういうふうに随時その地方、また農民の気持によって進めていこうとしているのであります。一つのきまったあれとすれば二・五ヘクタールで百万戸作るのも一つの目標でございましょう。
これは日本の水産業にも大きな影響を与えておりますし、そのほかたとえば出てくる煤煙のために、特に花弁、園芸あるいは高級野菜等の栽培等には重要な影響を与えておる。そういう点で、家畜というものは小範囲にしか影響が及ばない、しかし工場鉱山というものは、実に広範囲にわたって悪影響を及ぼしておりますから、政府は次の国会には、そういうものを出すか出さないかということの明言を得ておきたいと思います。
次に安本の当局にお伺いしたいのでありますが、高級野菜の生産配給あるいは高級魚の配給というようなことへ重心が移りまして、かえつて一般の耐乏している消費者えの供給が困難になるというようなおそれは全然ないかどうか、この点をお伺いしたいと思います。
それは百姓以外には高級野菜をつくらぬだろうと思います。その点は心配せぬでもよいと思います。
○横田委員 それから料飲店を再開される場合に、高級野菜というものが当然必要になつて來る。とにかく農村の高級野菜というものが問題になつて來る。
また出て來たらば高級野菜、あるいは下級野菜というものがあるか——あるでございましようが、大体におきまして高級なものは買えない。