1950-11-30 第9回国会 衆議院 地方行政委員会公聴会 第1号
御承知のように、昨年の定員法にいたしましても、私も当時内閣委員でございましたから、この問題については真剣に同つて参りましたが、定員法といえば、簡單に言いますと職員の定員をきめる、いわば首切り法ですね。
御承知のように、昨年の定員法にいたしましても、私も当時内閣委員でございましたから、この問題については真剣に同つて参りましたが、定員法といえば、簡單に言いますと職員の定員をきめる、いわば首切り法ですね。
また一方本法案は、船員の首切り法ともいうべきものでありまして、船舶の廃棄を理由に、国際独占資本並びに吉田内閣として好ましからざる進歩的な労働者の首切りを断行する機会を与えるために、注意深く仕組まれたところの法案であるとも考えるのであります。従いましてかかる意図を持つておりますところの本法案に対しましては、共産党は絶対に反対の意を表する次第であります。
また一方、本法案は船員の首切り法とでもいうべきものでありまして、船舶の廃棄を理由といたしまして、国際独占資本並びに吉田内閣にとつて好ましからざる進歩的な労働者の首切りを断参行する機会を與えるために、注意深く仕組まれた法案であるのであります。 かかる意味におきまして、われわれ日本共産党は、この法案に対して、絶対に反対の意思を表示するものであります。(拍手)
毎日二千名近くの人員を常用的に採用しながら、そしてこの專売の予算を遂行するために、どうしてもこれだけのものを生産するときに、いかに定員法が残酷な首切り法であつたかということ、そうして今日の実情に即していないものであつたかということは、この專売公社の臨時工を毎日二千八百名も使つているということによつても明らかになるのであります。
現在われわれは、各労働組合や各職組等の方々から、定員法に対する大きな反対と同時に、この行政組織に対する大きな反撃の陳情を常に受けているのでありますけれども、この案は、先ほども言つた通り、定員法並びに首切り法の前提の機構であるといたしまするならば、これに賛成することは同時にわれわれが首切りに賛成することに相なるのでありまして、これは断じて賛成することのできない点であります。
ところが、やはりこういう首切り法を我々の前に持つて來たということは、これを合理化して、何か責任を國会にも負担させようという意図があるかないか別ですが、そういうふうに現われて來た。そこでこの定員ですが、数だけを大体決めましても、局長ばかり皆この数だけ置くというわけではありますまいけれども、それでもできるわけですね、こういう表だけ表つて來られると……。局長ばかりら、一級官ばかり並べてもできるわけです。