1963-01-31 第43回国会 参議院 逓信委員会 第2号
第四は、電信電話債券の需給調整のための資金の設置に関する臨時措置法案でありますが、その内容は、公社に需給調整資金を設け、加入者等の引き受けにかかる電信電話債券の売買にこれを運用し、その需給を調整し、もって価格の安定をはかろうとするものであります。
第四は、電信電話債券の需給調整のための資金の設置に関する臨時措置法案でありますが、その内容は、公社に需給調整資金を設け、加入者等の引き受けにかかる電信電話債券の売買にこれを運用し、その需給を調整し、もって価格の安定をはかろうとするものであります。
なお、その予算の概略を申し上げますと、損益勘定におきましては、収入は三千六百六十億円、支出は三千十一億円で、収支差額の六百四十九億円は、建設財源、債務償還及び需給調整資金への繰り入れ等に充てられることとなっております。建設勘定におきましては、総額二千四百二十八億円で、この財源は、自己資金一千三百九十九億円、外部資金一千二十九億円を予定しております。
加入者引受債券は、御承知のように、拡充法によりまして建設財源の一部を加入申込者に負担させる趣旨で発行されておるものでございますから、その価格の維持安定をはかるという必要がございますので、新たに公社に需給調整資金を設定いたしまして、その適正な管理運用等につきまして、ただいまその具体的内容について検討を加えておる段階でございます。
皆さんが出そうとするこの需給調整資金にしても、あとのまだ言えないという問題についてだって、これは枝葉末節じゃないかと思うんです。どうしてそういう答申が二度も出ているのに、まだこの臨時国会の今日に至って公社法の改正の内容を話せないというようなことで、一体郵政省はうまく仕事ができているのですかね。
法案作成に当りましては、この点につきまして十分留意いたし、第一条の「目的」にありまする「乳業者及び生乳の生産者の経営の維持及び安定に要する資金」あるいは第二十九条第一号、イの「乳業の経営に必要な資金」と申しておりまするものの中には、乳製品のたな上げに要する資金はもちろん含まれていると申しますよりも、むしろそのような需給調整資金の保証が主として行われる、というように考えていたわけでございますので、提案者