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78件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

1954-02-04 第19回国会 衆議院 水産委員会 第8号

これは御承知のように国連軍による防衛水域実施停止後、すなわち李承晩ラインがデビューしてから、韓国艦艇があばれまして、日本漁船の一斉退去措置の結果かような数が出たのであります。  現在海上保安庁は、引続きこれらの特別哨戒を続けておるわけでありますが、現在の警備状況は、北海道方面宗谷海峡並び根室海域にそれぞれ常時一隻出しております。

山口伝

1953-11-07 第17回国会 参議院 本会議 第6号

而して同年九月二十七日、クラー国連軍司令官は、朝鮮戦争遂行の必要上、朝鮮周辺防衛水域を設定したのでありますが、この水域李承晩ラインに比べまして遥かに狭い範囲のものであつたであります。本措置に関しましても、当時とかくの論議はありましたが、日本国民としては、その趣旨を諒といたしまして、全面的に協力して、その指示に従つて行動したのでありました。

秋山俊一郎

1953-11-06 第17回国会 衆議院 内閣委員会 第3号

しかし数はそうたくさんでございませんでありましたが、御承知のようにこの八月の末に防衛水域がとれ、日本漁業界としてはこれから十二分に活躍ができると思つて喜んだのもつかの間、結局昨年一月に李承晩大統領が宣言したいわゆる李承晩ラインを確保することを韓国側で決意して、九月の七日に、ですから防衛水域がとれてわずかに十数日で、向う日本漁船に対して今後李承晩ラインに入つちやいかぬという警告をし、この中に入つて

山口伝

1953-10-27 第16回国会 衆議院 水産委員会 第28号

その後連合軍司令官によつて発せられました防衛水域が設定せられるに及んで、韓国はその防衛水域に便乗いたしまして李承晩ライン主張を通して参つてつたのでありまするが、去る八月ごろと思いまするが、南北朝鮮休戦の状態に入りますると同時に、戦時の必要に応じて設定された防衛水域撤廃せられたのであります。

小浜八弥

1953-10-27 第16回国会 衆議院 水産委員会 第28号

言いかえますれば、占領中に、連合国司令官防衛水域を設定したことに便乗して、こういうものをやつたのか、あるいはまたアメリカが、先般この太平洋地域におきまして声明いたしました例の大陸だなの声明にならつてこういうことを言い出したのか、あるいはまたその両者でもない、他の理由によつてつておるのであるかどうか、その点をまず第一にお尋ねいたしたいと思います。

穗積七郎

1953-09-14 第16回国会 衆議院 水産委員会 第26号

八月二十七日に防衛水域実施が停止されましたことが声明されまして、日本水産業の発展のために非常に喜んでおりましたところ、韓國政府におきましては、この措置に対しまして国連軍事当局に抗議をいたしまするとともに、いわゆる李ライン水域保護のために、実力によつて警備するなどの声明をしばしば行つたのであります。

山口傳

1953-09-14 第16回国会 衆議院 水産委員会 第26号

われら漁民の待望久しく念願いたしておりましたところの、防衛水域いわゆるクラークラインの廃止の声明によりまして、関係漁民は欣喜雀躍といたしまして、まつたく蘇生の思いをいたし、暗雲低迷せる朝鮮近海漁場再開に一縷の曙光を見出して、勇躍シーズン漁場国民的感激の裡に希望の出漁をいたしましたところ、突然はからずも今回の韓國政府の一方的な声明は、まさに青天の霹靂、漁民は茫然自失まつたくなすところを知らず

地福馨

1953-09-14 第16回国会 衆議院 水産委員会 第26号

その後昨年九月に、いわゆる国連軍韓國における警察行動に関連をいたしまして、捕虜を置いておる島にいろいろな漁船その他が連絡して来て困るから、ぜひ北鮮その他との連絡を断たなければならぬというような名目で、実際そういう必要があつたかもしれませんが、皆さん御存じのいわゆる防衛水域というものが国連軍によつて宣言された。この防衛水域というものは、いわゆる李承晩ラインよりは内輪のことになつております。

倭島英二

1953-09-04 第16回国会 衆議院 外務委員会 第29号

ことに国連軍防衛水域としてクラークラインというものがありましたが、これが先般実質上においては撤廃をされまして、日本の津々浦々の漁民たちはこのクラーク声明によつて非常に欣喜雀躍いたしたわけでありますが、悲しいかな、クラークラインのまだ外側に、李承晩ラインというものがあるわけであります。

佐々木盛雄

1953-09-04 第16回国会 衆議院 外務委員会 第29号

それで今後の情勢いかんによつては、われわれとしてもこのままではいけないと思つておりますが、非常にデリケートな問題でありますので、今後につきまして、漁船みずからのある程度の自粛も要望したい、われわれの方の保護に当る船艇が不足でありますし、また水産庁それ自体でやつておられます漁業監視船ともむろん協力しておりますが、相当大量の漁船が出漁いたしますので、これらが事前に事故を防止する意味におきまして、防衛水域撤廃

山口傳

1953-08-04 第16回国会 衆議院 水産委員会 第23号

小高委員 ただいま外務大臣からの答弁でありますが、防衛水域の件に関しては、わが国のさば漁船数百隻が待機しておるので、当然これは戦争目的のために、それに必要なために設けられた防衛水域であるから、休戦した今日においては解消されるべきであると思う。これを私どもは強調しておるのであります。

小高熹郎

1953-08-04 第16回国会 衆議院 水産委員会 第23号

第一点として承りたいことは、去る昭和二十七年九月二十七日国連軍によつて設定され、このために日本漁業に非常な制約不便を与えられております防衛水域は、朝鮮休戦に伴い必然的に解消されるものと了承してさし  つかえなきやいなやの点でございます。また政府防衛水域のすみやかな解除方法について、事前にいかなる交渉をいたされておるか。

小高熹郎

1953-08-01 第16回国会 衆議院 外務委員会 第25号

並木委員 岡崎外務大臣は、昨日私との私的の会見のとき、捕虜の点について、この防衛水域がなお必要であるということを語つておられましたが、私は、必ずしも捕虜のことは作戦関係ないと思う。捕虜の処理がきまらなければ解除できないものかどうか。私は絶対的のものではないと思いますが、その点の見解はいかがですか。

並木芳雄

1953-07-28 第16回国会 衆議院 水産委員会 第19号

○下田政府委員 防衛水域存在理由は、もつぱら軍事上のものでございまして、御指摘通り軍事上の理由をもつて設定された防衛水域であるならば、現実に敵対行為が終止したあかつきにおいては、もはやその根拠を喪失して、存在理由のなくなつたものであるという考えには、私どもつたく同感でございます。

下田武三

1953-07-16 第16回国会 衆議院 水産委員会 第12号

まず第一点として承りたいことは、去る昭和二十七年九月二十七日、国連軍によつて設定され、このため日本漁業に非常な制約不便を与えておる防衛水域は、朝鮮休戦に伴い、必然的に解消されるものと了承してさしつかえなきやいなや。また政府防衛水域のすみやかなる解除方法について、事前にいかなる措置、いかなる交渉をいたされておるか。

小高熹郎

1953-07-09 第16回国会 衆議院 予算委員会 第19号

そこで防衛水域の話でありますが、これにつきましては、ただいまのところは、日本の標識をつけ、政府から証明書を出した船を送るから、これについては特別の必要がなければ、退去等を命じないようにということを、国連側に申し入れてあるのであります。防衛水域はおそらく休戦会談が成立しますればなくなるか、あるいはあつても警戒の必要が非常に少くなると考えております。

岡崎勝男

1953-03-13 第15回国会 参議院 水産委員会 第22号

それから七十五トン以上百トン程度までの漁船につきましては、現在の以西底びきの漁場が中共に近い水域におきましては、従来から現在に至るまで非常に拿捕が多く出ておる、それから又韓国周辺水域におきましては、例の李承晩ラインの問題、或いは防衛水域問題等で、これ又漁場的には相当不安の現況にあるわけであります。

永野正二

1953-03-11 第15回国会 衆議院 外務委員会 第23号

それとも、つまり私が聞きたいのは、日本政府李承晩ラインを認めておらない、こういう立場をとつておりますから、国連軍としてもその通りだというように、これをバツク・アツプしているかどうか、あるいは国連軍はやはり防衛水域を持つているから、日本政府はそういう主張をすることにも限度があるというふうに、逆に李承晩大統領をかばつているかどうか、そういうような点が私どもとしては知りたいのです。いかがでしよう。

並木芳雄

1953-03-05 第15回国会 参議院 予算委員会 第29号

岡本愛祐君 それから例の大邦丸事件に関連してでありますが、朝鮮水域に出漁する漁船、これが国連軍防衛水域内に出漁するときは作戦上支障なき限り許されるということに聞いておるのでありますが、それがどういう交渉に結末がつきましたか。国連軍がどういう了解を与えておるか、その点をお伺いしたい。

岡本愛祐

1953-03-05 第15回国会 参議院 予算委員会 第29号

岡本愛祐君 その点につきまして或る……特に名前は避けておきますが、海上保安本部におきまして聞きますところによりますと、それは国連軍防衛水域に入つておる場合が多いのだ、拿捕されたり何かするのは。それで日本も悪いのだというふうに我々は聞いたのでありますが、そこらが問題の焦点じやないかと思うのです。

岡本愛祐

1953-03-05 第15回国会 参議院 予算委員会 第29号

ただ防衛水域といつて向うにも艦船に限りがあつてそれで守つておるのでありますから、一々日本漁船が来たときに必要の場合に退去を命ずるために船を方々へ出上ますと、それだけ防衛水域警備が手薄になりますので、ほかでできるならば入つてもらいたくないという気持は向うは強いということは申上げなければなりません。併し原則はその通りであります。

岡崎勝男

1953-02-28 第15回国会 衆議院 外務委員会 第21号

それから防衛水域の方は、国連軍軍事上の必要から設けたものでありまして、その中には、すでに初めの発表にもあります通り、コントロール・ナヴイゲーシヨンをする、一定了解のもとに一定の水路へ行くものに対しては、これは無害である。その他のものだけが、必要に応じて退去を命ぜられることあるべし、ということになつております。

岡崎勝男

1953-02-28 第15回国会 衆議院 外務委員会 第21号

○安東委員 防衛水域の性質について過日外務大臣の説明せられましたところを伺つておりますと、なお幾分はつきりしないところがあるように思うのであります。この防衛水域については国際法上の問題はしばらくおいて、国連日本が協力するという見地から、国連軍が設定した目的を容認して、これに日本側が協力するという根本的態度をとつておられるものと私は思うのですが、その点についてはかわりはないでしようか。

安東義良

1953-02-27 第15回国会 衆議院 水産委員会 第22号

赤路委員 外務省側への質問は一応打切りますが、外務省側の方へ御要望申し上げておきたいことは、この朝鮮水域における、かような漁業者が非常な圧迫を受ける、あるいはまた射殺事件まで起きて来た原因というものは、私たちの考え方で行きますと、防衛水域の設定ということが一番大きな問題の根本だと思つておるのであります。

赤路友藏

1953-02-27 第15回国会 衆議院 水産委員会 第22号

国連側に対しまして、防衛水域内における韓国側不法行為について十分取締つてもらいたいというあつせんはいたしております。これに対しまして、まだ回答参つておりません。それから損害賠償について国連側にあつせんを頼んだか、こういうお尋ねでありまするが、この点につきましては、日韓間の交渉の問題といたしておりまして、国連側損害賠償等のあつせんは依頼いたしておりません

中村幸八

1953-02-27 第15回国会 衆議院 水産委員会 第22号

赤路委員 二点御答弁願つたのですが、第三の防衛水域内において、特に作戦に支障ある場合を除くということは、これは韓国側との交渉でなしに、当然国連軍との交渉になろうかと思いますが、国連軍の方では、先般来新聞に載つておるように、防衛水域内では操業を禁止するというようなことが報ぜられておつたようで、政府もこれに対して困るというので、国連軍側の方へ申入れをしたということを新聞承知しておりますが、それに対

赤路友藏