1972-03-10 第68回国会 衆議院 大蔵委員会 第4号
この場合には先ほど来問題になっております技術者とか貿易関係者の交流の問題、あるいはまた長期延べ払い、これに伴う輸銀の融資の使用というものが当然切り離せない大きな問題になってくると思います。これらの点については単なるケース・バイ・ケースではなくて、もっと具体的な積極的な姿勢というものを今後打ち出されようとしているのかどうか、この点についての基本的な態度を大臣にお伺いをいたしたいと思います。
この場合には先ほど来問題になっております技術者とか貿易関係者の交流の問題、あるいはまた長期延べ払い、これに伴う輸銀の融資の使用というものが当然切り離せない大きな問題になってくると思います。これらの点については単なるケース・バイ・ケースではなくて、もっと具体的な積極的な姿勢というものを今後打ち出されようとしているのかどうか、この点についての基本的な態度を大臣にお伺いをいたしたいと思います。
CCC——コモディティー・クレジット・コーポレーション等から綿花のユーザンスを受けている等の例も一部ございますけれども、輸出と比べますと長期延べ払いというものは少のうございます。
いま大臣は数字をお示しになって、輸銀使用という形で、いわゆる長期延べ払い輸出に対する輸銀使用は行なわれていないけれども、相当伸びておるではないか、こう言われた。縮んだ年もあるが、伸びておるということはこれはそのとおりです。
○松本(忠)委員 従来、これの支払いの方法というものは、大体六年から八年くらいのいわゆる長期延べ払い方式が普通の状態だったと思うわけであります。いまのようなことが行なわれてきたということは、非常に珍しいことです。
もう少しそういった愚答を繰り返すのではなくて、はっきり長期延べ払い輸出に対するところの輸銀使用も認めていく。その申請をしたものを、全部が全部認めるわけにはいかない。金融ベースですから。それはしかし、少なくとも政策の転換をするということでなければならぬと私は思う。いわゆる全面ストップをしてきた。その点いかがですか。
そして、何か機械の輸出を考えるという際に、さあ長期延べ払い方式でいこうかというような際には、またこれがいろんな国にいろんな影響があります。場合によると、その商社が他の国から締め出されるというような場合もなきにしもあらず、そういうようなことで、商社としても非常に慎重なわけなんです。
その中で、インドネシア向けの長期延べ払い輸出についても輸出保険をかけるべきだと、そういうことも要望の一つに入っていることが書いてあるわけですが、それはいままでやっていないわけですか、インドネシアに対しては。
○松井誠君 そうしますと、ここに書いてある長期延べ払い輸出にも輸出保険を適用すべきであると、新聞記事だから正確じゃないかもしれませんけれども、これは、そうしますと、ほかの国に対する延べ払い輸出のような保険の条件といいますか、そういうものにしろという意味なんですか。
しかし、それができないところにおいては、どういうようにしてこの機械、プラント類の輸出の長期延べ払いによって受ける損失をカバーするか、これについて対策があれば対策をひとつお聞きしたい。
また、今回の長期延べ払い、無利子による債務返還は、そういう区分けからいけばどちらに該当するのか、御説明をいただきたいと思います。
○堀委員 そうすると、いまのお話でちょっとわからないのですけれども、九千三百七十万ドルが、われわれが今度負担をして、長期延べ払い、長期の分割と、それから新たな利子部分の棒引きということになるのでしょうけれども、いまのピークで二百七十億円というのは、今後何年くらい先にそのピークが来るでしょうか。
その米の輸出の円滑化をはかりますため、昨年の国会で制定されました外国政府等に対する米穀の売渡しに関する暫定措置法に基づきまして、長期延べ払いの輸出ができるようになっておりますが、とにかく諸外国では、やはりそれぞれの輸出先のお得意と申しますか、そういうものがありますので、外交的にもいろいろな問題がございますけれども、できるだけ私どもは輸出に努力をいたしたいと思っております。
だから、日本の場合も、たとえば日中貿易を打開するにしましても、その大使級会談でも、吉田書簡の問題、あるいは輸出入銀行の問題とか、あるいはプラント輸出における長期延べ払いの問題とか、何かはっきりテーマを設定しまして、あるいは食肉の輸入の問題とか、何かはっきりテーマをとらえて、それを具体的に解決するということを通じてそれを積み上げていきませんと、ただばく然と大使級会談だと、それはもう向こうも応ぜられないのはあたりまえで
われわれとしては、ことしの国会で米の輸出ができる輸出法をつくったわけですから、いろいろな困難な事情があるとしても、やはり余剰傾向が出たような場合においては、単に国内問題だけとして処理することはできないのですから、当然、輸出する場合には国際価格で輸出するということになるわけですが、その努力もする、あるいは韓国に長期延べ払いで貸与したような方法も必要であれば弾力的にとる。
○倉石国務大臣 これは国会中もしばしば論議のあったところでありますが、政府は一生懸命で過剰米の処理について取り組んでおるわけでありますが、そのためには先般の国会で、米の輸出に関する長期延べ払い方式のできるような法律を制定していただきました。
○国務大臣(倉石忠雄君) この法案によります長期延べ払い輸出は、国際的にはいわゆる譲許条件つきの取引でございまして、通常の型の輸出をいたそうとするわけでございますが、しかし、このような譲許条件つきの取引でも、取引が通常の国際的な商業貿易に悪影響を及ぼすおそれがあるわけで、いまいろいろお話がございましたが、国際的には、御存じのように、FAOにおける農産物余剰処理原則等がありますわけでありますから、各国
なってまいったわけでありますが、今後とも輸出をさらに円滑に進めていくための輸出の方式を確立する必要がございますこと、またこの場合輸入国が主として開発途上国でございますために支払い条件を緩和する必要があることにもかんがみまして長期の延べ払いによる米穀の輸出を行なうことがいいと、まあこういう趣旨が目的でありますが、いまお話のございましたように、開発途上国に対する援助をするということがこの法律の直接的目的ではございませんが、長期延べ払い
この場合、輸入国が主として開発途上国であることから、これらの諸国の財政事情、経済事情により通常の売買条件では必ずしも輸出が円滑には進まないという事情があるため、代金の支払い条件を緩和したものとする必要があり、長期延べ払いによる売却方式を採用することとし、本法案を提出することとした次第であります。 次に、本法案の内容について、補足して御説明いたします。
のありました学校給食ももちろん、いま文部省でもお話のありましたように、政府部内で相談をいたしまして、できるだけひとつ早く検討してもらって実現してもらえるように文部省にお願いをいたしておるわけでありますが、それだけではなくて、やはりさっきも申し上げましたように、いろいろな用途について農林省でも検討をいたしておりますし、輸出等につきましても、いままでのやり方ですと、たいへん手続が困難でありましたので、今般、長期延べ払い
東南アジアを中心にして本法による長期延べ払いをやる場合に、そこは弾力的にいくわけですか。こうは書いてあるけれども、実際上は国によって差異は原則的には行なわない、こういう考え方でいくのでしょうか。その点の今後の運営の問題の考え方についてはお伺いしておきたいと思うわけです。
○角屋委員 日本が本法によって長期延べ払いによる米の輸出をするという場合に、米を出す価格の問題で、これはタイにおける相場というのがやはり東南アジアにおける一つの基準になっているというようなことをお聞きしているわけですが、最近トン当たり高いときには百七十ドルぐらいまで、通常は百四十ドル前後と思ったのが少し低下傾向にあるというふうなことが出ておるわけですが、最近の米価の国際的な状況についてはどういう形勢
本法施行で期待していく場合に、さっきのケネディラウンドの行くえがどうなるかという問題が一つございますが、それを抜きにいたしましても、長期延べ払い方式による売却ということで本法案をやっていく場合に、実際にはこれから毎年どの程度の期待量を持っていくのか。
あるいはこの法律によって米の長期延べ払いによる輸出をやる場合に、今後の問題としては単に東南アジアばかりでなしに、アフリカであるとかあるいは中南米であるとか、そういう諸国も含めて考えておられるのかどうかということも関連すると思うのですけれども、その辺の考え方についてお伺いしておきたいと思います。
○角屋委員 今回のこの外国政府等に対する米穀の売渡しに関する暫定措置法案というのは、いわば長期延べ払い方式による売り渡しという形になるわけですが、いままでこの二、三年来実施をしてきた日本米の対外輸出という問題については、先ほど触れましたケネディラウンドによる食糧援助、さらに食管法の第六条による輸出あるいは食管法の第七条第一項による貸し付け、こういう形で若干の事例が出ておるわけでありますが、今後本法が
いま長期延べ払いができるような法案を国会にも出しておるわけでありますが、二、三、さようなものが成立をすれば申し込みたいといったような関係のものもございます。