1970-07-10 第63回国会 衆議院 運輸委員会海運に関する小委員会 第1号
後におきまして船舶局長に、海運問題小委員会でございますが、最近の大型鉱石船の海難事故にしぼりまして、それと関連いたしましたことをおもに質問をいたしたいと思います。 この海難事故の原因は、ただいま調査中でございまして結論が出ておりませんが、この結論が出ないうちに、運輸省では去る六月二十九日、四十七万トンの超大型タンカーの建造を許可されております。
後におきまして船舶局長に、海運問題小委員会でございますが、最近の大型鉱石船の海難事故にしぼりまして、それと関連いたしましたことをおもに質問をいたしたいと思います。 この海難事故の原因は、ただいま調査中でございまして結論が出ておりませんが、この結論が出ないうちに、運輸省では去る六月二十九日、四十七万トンの超大型タンカーの建造を許可されております。
○宮井小委員 時間があまりございませんのであれでございますが、次に私が質問したいと思っていたことなんですが、ただいま少しお話が出ましたけれども、かりふおるにあ丸と同型の鉱石船六十九隻の総点検が二月より行なわれておる。その結果がどうなっておるか。それからまた、続いて行なわれました二十次造船のタンカーの総点検も途中で始められたわけでございますが、その結果がまとまっているかどうか、その点をお伺いします。
○三木忠雄君 その検査の問題で、この大型船の破損あるいは事故等によって、大型鉱石船の総点検が、二月十六日ですか、運輸省の通達が出されてその総点検が行なわれているわけでありますけれども、この概況について説明願いたいと思います。
○松平参考人 鉱石船の総点検をいたしまして、相当いろいろクラックが出てきたということは御報告申し上げました。あれらが大体マイナークラックで、大きな事故には結びつくとは思われないということも申し上げましたのですが、まあ構造上のことを申し上げましてはいけませんかもしれませんが、ロンジフレームがトランスバース、ああいう板を通過するときに、あのスロットがあけてございますですね。
委員外の出席者 運輸省海運局監 督課長 妹尾 弘人君 参 考 人 (日本海事協会 常務理事) 松平 直一君 参 考 人 (日本造船工業 会副会長) 古賀 繁一君 参 考 人 (日本船主協会 大型鉱石船対策
本日は海上交通の安全対策について、参考人として日本海事協会常務理事松平直一君、日本造船工業会副会長古賀繁一君、日本船主協会大型鉱石船対策特別委員青山三郎君、以上三名の方々の御出席をいただいております。 この際、参考人各位に一言ごあいさつを申し上げます。参考人各位には御多用中にもかかわらず本委員会に御出席をいただきまして、厚くお礼を申し上げます。
それからもう一つは、今度の「かりふおるにあ丸」については、あなたの手元に新しくつくられた鉱石船の事故調査というか、海難調査の委員会が発足していろいろやっている。それから海上保安庁は、保安庁の職務に基づいてこの「かりふおるにあ丸」等の、言うならば関係者の意見等も聞いているということ。
いま大臣官房の中にできている特別調査委員会ですか、こういうのは抽象的に大型鉱石船の海難問題を調査するということでありますれば、問題のすりかえであります。ほんとうの原因究明はできないと私は思う。
○石原説明員 政府当局からお答えになったことで尽きておると思いまするが、先ほど来、銀行局長からお話がございましたように、四十四年度から融資条件を変えまして、利子補給も下げましたし、また、私どもの融資の割合も、定期船はそれまでは七割でございましたものを六割六分・鉱石船及びタンカーにつきましては、いままで八割でございましたのを六割三分というふうに、自己資金をもってまかないます分と一般融資をもってまかないます
どんどん大型鉱石船がつくられておるわけでありまして、このままうかつにしておりますと、あるいは第三、第四のたいへん不幸な事故が起こらないとも限らない。これは船舶の安全即人命の安全でございますが、そればかりではございません。かりふおるにあ丸クラスが一隻沈みますと、船価にして二十億円、積み荷を含めますと三十億円近い富が海底のもくずに消えるわけであります。
○瀬谷英行君 船舶の構造上の問題にも関連するのですけれども、大型船——タンカーにしてもあるいは鉱石船にしてもそうですけれども、ブリッジが船の後方にあって前方には死角ができるというのをちょっと読みましたのですけれども、こういう構造上の問題があると、港にこれから大型タンカーをはじめたくさんの大型船が出入りをする場合に、死角を持った大型船が小さな港にたくさん出入りをするということが今後の問題として考えられる
○河村委員 次に、海難の問題でありますが、去る二月の十日大型鉱石船の「かりふおるにあ丸」というのが野島崎の沖で沈みました。それによって何名かの犠牲者が出ました。その直後に民社党といたしまして、続発する海難に関して救援の体制並びに原因の究明について政府に申し入れをいたしました。
○玉置委員 油送船とかその他の鉱石船等の専用船は、これからますます需要が拡大すると思いますし、なお国内輸送のコンテナというようなことも、これから随時ふえていくのじゃないかと思いますが、いまの一般貨物船においては、まだ過剰だというのが大体の見方じゃないかと思うのですが、これについては、どういうような施策を進めていくおつもりであるかどうか。
すでに、さような事態は、日本でも例の銀光丸といいますか、鉱石船と日本のタンカーとが衝突して大量の油を流した事件もあるし、またトリーキャニョンのような大事件もあるわけでございますので、入港船舶の増加に伴いまして海上保安庁の今後のこの対策を要望いたしておきたいと思います。 次に、さように原油の輸入量が増大をいたすに伴いまして、海上交通規制はいずれきびしくならざるを得ないのであります。
なお、今後の大型タンカーあるいは大型鉱石船の大きさをこちらのほうから制限するつもりはないかというお尋ねでございますが、これは経済ベースのことでございますので、私どものほうの立場からいたしますれば、港湾の投資が少なくて済むような地点でありますならば許容できるかとも思いますが、一般的に申しますと、たとえば東京湾とか大阪湾とか、そういう場所におきましては、公害と申しますか、安全というサイドからの問題もございます
といいますのは、わが国の商船、タンカー、漁船、貨物船、鉱石船等は、外国の領海に入るまでは、つまり公海の上においてはわが国の主権が及ぶと、こういう解釈でございます。そこで、どの辺まで一体警備行動が命ぜられるか、どのくらいの力があるかというと、それはわからない、わが国の近海に近いところであろうというふうに、こういうふうに私どもは考えております。
また、米国ではタンカーや鉱石船は米国籍にしないで、パナマの国籍にして、補助を受けないでやっているという例もあります。またわが国でも、補助も受けずに自力でりっぱに立ち直った会社があります。三光汽船というような会社は補助は受けていないそうでありますけれども、りっぱに立ち直っているそうだということも聞いております。
先ほど大臣ちょっと雑談でお話しになっておったのですが、日本の山下汽船の鉱石船ですね、あれが釈放された。たいへん御努力の結果で喜ばしいことだと思うのですけれども、このあとの沖繩の船舶ですね、そのほうは一体その後どうなっておるのか。
○曽祢委員 これは申すまでもなく、これだけ大きな鉱石船が拿捕されれば、それだけでも、一日でも非常な損害であるし、その補償の問題も起こっているわけです。
わりかたこの港はよく航行のためには整備されておりますし、先ほど大臣からもお話のありました富士鉄室蘭の製鉄所の岸壁の四万トン鉱石船の入るところなんかも、りっぱにしゅんせつされております。
計画造船におきまして、明年三十九年度の予想は六十四万数千トンでございますが、そのほかに、鉱石船その他自家用船が二十万トンございまして、約八十何万トンの手当ては済んでおります。そこで、あと百万トンにするための資金の手当てその他につきまして、数次の経済閣僚懇談会で、各省とも協力して、本年三十九年度には、どうしても百万トンをやろう、こういうことにきまって、鋭意その施策を進めております。
このOECDに加盟いたしまして、用船期間が二年、一年に制限されましたので、運輸省では直ちに海運造船合理化審議会を開きまして、小林中さんに副会長になっていただきまして、いろいろ対策を練りまして、その対策の結果各省と打ち合わせをいたしまして、今後の新造船につきまして、このタンカーと鉱石船、石炭につきましては従来の財政融資比率を七割から八割に上げるということを決定いたしました。
することによってその整備計画に支障を生ずるようなことがあってはいかぬというあなたの御趣旨の趣旨に従いまして、私どもとしては、やはり長期用船契約等について、OECD加盟によりまして日本に課せられる義務をやはり五年間がいいという考えで主張いたしたのでございますが、四囲の情勢上、御趣旨のようにタンカーについては二年、鉱石専用船については一年ということに相なりましたので、これに対処すべく、二年間にタンカー、一年間に鉱石船
海運の用船につきまして五年の留保期間を運輸省として主張いたしましたのは、これだけの助成をしていただきましたが、なお外国の船会社と比べまして、タンカー、鉱石船等におきまして、その競争力において、あるいはそのコストにおきまして若干差があるということで、五年の留保をお願いしたわけでございます。
十二メートル以下のもので、七万トン、十万トンのタンカーとか、鉱石船とか——鉱石船はないけれども、タンカーのようなものがこれから入出港するというときに、現状のままでたくさんの千トン、二千トンの船の間にそういう大きい船の航行ができるのか。これは私は今の局長の答弁を聞いておって、実際はあまり港のことを知らぬのじゃないかという気がする。