1953-03-02 第15回国会 衆議院 内閣委員会 第18号
その次は、ある方面の総監が自分のめかけに保安隊の酒保を経営させているといううわさがあります。「名前を言え」と呼ぶ者あり)名前は申しません。ここでははばかります。その次には、あるところの中級幹部がやはり自分の女に料理屋を経営させている。地方人はいわく、保安隊の兵隊さんは戦争はうまくないが金もうけは上手だ。(笑声)これはうわさです。しかし火のないところに煙は立たない。それをどう粛正するか。
その次は、ある方面の総監が自分のめかけに保安隊の酒保を経営させているといううわさがあります。「名前を言え」と呼ぶ者あり)名前は申しません。ここでははばかります。その次には、あるところの中級幹部がやはり自分の女に料理屋を経営させている。地方人はいわく、保安隊の兵隊さんは戦争はうまくないが金もうけは上手だ。(笑声)これはうわさです。しかし火のないところに煙は立たない。それをどう粛正するか。
○国務大臣(岡崎勝男君) これは私もはつきりは知りませんが、軍の建物の中で、例えば兵営等の中で、酒保その他の場所で売る品物については免税をされておるのではないか、併し売る品物は、恐らく私の想像では国内製品であつて、特に輸入品などは多少はありましようけれども、余り売つてないのじやないかと思います。従つてカメラ等も、ドイツのものその他は一般の市中の店で買わなければならんのじやないかと思う。
その具体的な方法といたしましては、塀の外からビラを投げ込んで行くとか、あるいは隊員が外出しておりまする際に、暗い所でそつと紙片を渡して行くとか、あるいは隊員に呼びかけて特殊の集会に誘いかけるとか、あるいはまたそういう人たちの家族、特に若い婦人などを酒保などに入れるとか、あるいはバーなどを経営しているところにそういう者が入つて、そのバーに来た隊員に対していろいろ働きかけるのみならず、隊内の情報をとるというような
この米比協定の十八條が「基地内における販売及び役務」ということであつて、「合衆国は、合衆国の軍隊並びに許可された文民職員及びその家族の專用のため、譲許施設を含めて、販売部及び酒保、食堂及び社交クラブのような政府施設を、すべての免許料、手数料、売上高税、消費税若しくは他の税又は課金を要しないで基地に設ける権利を有することが、相互に合意された。」
私は軍人用販費機関等というのは、これは日本の曾つての軍隊における酒保のようなものである、こういうふうに思つているのですが、日本の酒保におきましてもこれは一般の民間人にやらしたというのがございますが、今後この軍人用販売機関即ち新聞だとかキヤバレーだとかああいつたものを、殆んどこれが維持又は運営を民間人にやらせると、こういう趣旨でおられるわけですか。
たとえば食糧の倉庫を明けてカン詰あるいは酒というものを揚げたのですが、初めから酒保の部屋を明けるというので、やはり許可をいただいております。
それに対して私自身も疑問を持たぬわけでありますが、その物資がPX、酒保というような関係に入ります物資でありますと、なかなかそういう対象に行かぬのであります。行政協定につきましても、国民の間においても多少の異論者もあるわけであります。
次に通産大臣にお伺いしますが、現在の行政協定中に、駐留軍の基地の中にあるP・X、酒保なんかにある日本人の業者の営業の問題でありますが、現在約一千余り営業をやつているものがあります。そして従来これによつて約二百万ドル余りの外貨を獲得している。ところが本年の一月三十日からこれに物品税がかかる。今日までこれはすぐドルにかわるのであるから準輸出ということで物品税がかかつておらなかつた。
それ以外は消費のための円ドルの交換資金、或いはPXと申しまする向うの酒保、OSSというようなところで拂つた金額の関係等におきましてはなかなか予想を立てにくかつた。最近のところで見ますと、これも相当あるということになりまして、御指摘のように貿易外がなかんずくふえたという形になるわけであります。個々の所管のことにつきましては又必要に応じて調べまして。
これが酒保のほうの経費とは別になるのでありまして、酒保のほうは総司令部のほうでも出ておりますが、私の推定いたしますところでは補給部費からも出ておる、別になると申すのは或いはいけないかもわかりません。補給部費のほうからも出る。酒保の費用と申しましても、日本において物を購入して、各部隊の今度は軍事的な面でなく、部隊所属員の生活の必要物資を供給する。このほうは余り終戰処理費からは出ておりません。
これは足りないのはどこかで食べるというようなことで、あの人たちも酒保や外で食べるから、そのためにお金がなくて、初め頃は随分故郷から取寄せておつたというふうなことも言つておりましたのです。
年がら年中空腹感が満たされない、いろいろ酒保から買わなければならぬし、その金は家からみな送つてもらつておるというのが実情であると聞いておるのであります。結局これらの拂うべき給與も拂つておらない。だから今一応計上された金はきわめてわずかのように見えるが、実際にそこで人間らしい生活のできる給與が支拂われるだけでも莫大なものにならざるを得ない。
なおこの海仁会横須賀支部は、昭和二十年十二月三十一日、北川菊松という者に、酒保品でありましたところのサージ、たび、ほか百八十二種を代金十七万三千百七十八円六十銭で売却しておりますが、処分当時の適正価格は、七十六万円相当であることが判明いたしました。
その次にアメリカ軍の酒保に納めます納入業務が八百十六万ドルでございます。対外国人に対しまして、日用品、食料品を販売しておりますものが七十一万ドルでございます。みやげを販売しておりますのが二万五千ドルでございます。対外国人に輸入自動車の販売をいたしておりますものが二万一千ドルでございます。それから対外国人にタクシーのサービスをいたしておりますのが十五万九千ドルでございます。