1999-02-02 第145回国会 衆議院 予算委員会 第8号
引き続き、新潟、水戸、高知という県庁所在地、いわゆる都市水害だという認定がなされました。これは、都市の中核が水没して、十日も一週間もその機能をしなくなるわけですから、市民生活はもちろんでありますが、キャピタルでありますので全県的に大きな影響を及ぼす。スーパーマーケットの地下は、食品売場は水浸し、まるでプールのごとく、そして、県庁から各ビルの地下駐車場は、車が全部水浸しになってしまう。
引き続き、新潟、水戸、高知という県庁所在地、いわゆる都市水害だという認定がなされました。これは、都市の中核が水没して、十日も一週間もその機能をしなくなるわけですから、市民生活はもちろんでありますが、キャピタルでありますので全県的に大きな影響を及ぼす。スーパーマーケットの地下は、食品売場は水浸し、まるでプールのごとく、そして、県庁から各ビルの地下駐車場は、車が全部水浸しになってしまう。
(徹)政府委員 中川、綾瀬川の東京都内区間については、この区域が東京のいわば下町の中心街を貫流していたということから大変早い時期に河川改修がなされまして、先ほど先生がおっしゃいましたように、堤防高についても所定の堤防高で既にでき上がっておるわけでございますが、埼玉県内に入りますと、長い間水田地帯であったということもありまして、ある意味では都市化の進行の方が河川改修より先に進んでいったということで都市水害
○近藤(徹)政府委員 先ほども申し上げましたとおり、この流域は利根川、荒川のはんらんした低平地であるということでございますが、とりわけ中川、綾瀬川等は、本来は東京湾から逐次上流に向かって改修していくというのが治水計画としては本道でございますが、この付近が近年の都市化によって、上中流域が急激に都市化していることによって都市水害が発生しているということから、中止流部におきまして荒川、江戸川に放水することによって
また、少なくともつい最近までは埼玉県の穀倉地帯の水田として重要な位置づけがあったわけでございますが、首都圏から大変近いということから、近年都市化の進行と同時に、一方で都市水害が顕在化してきたわけでございます。
都市河川の中でも、近年の都市水害をいわば短期間で除去する手段としましては、用地問題等もございますので、有効な手法であろうということで、私どもこの事業の促進に力を入れておったやさきにこの事故を迎えたわけでございます。
都市河川の中でも、近年の都市水害をいわば短期間で除去する手段としましては、用地問題等もございますので、有効な手法であろうということで、私どもこの事業の促進に力を入れておったやさきにこの事故を迎えたわけでございます。
そして、建設省の指導下の住都公団でこういうのが出ているんだから、雨水流出抑制についてこれらの経験を生かして、都市水害を防止するためにひとつ力を入れていただきたいと思うんですけれども、いかがでしょうか。
○松本(善)委員 建設大臣に、東京などの都市水害の問題で伺いたいと思うのです。 ことしの夏に、東京は大変な水害に見舞われました。例えば、八月一日は、石神井川、善福寺川、妙正寺川、神田川、目黒川などで濁流があふれまして、合わせて千五百戸余が床上浸水、約二千九百戸が床下浸水というようなことになりました。被害も深刻であります。
都市水害の防止に有効な方策は、検討の上、可能なものについては計画の段階いかんにかかわらずどんどん着手するように努力いたします。
京都市が、法律上の管理権を持たない場合であっても、市内を流れる普通河川について、もと農業用水路であった右河川が周辺の市街化により都市排水路としての機能を果たすようになって、したがって地域住民の要望にこたえて、都市排水路の機能の維持及び都市水害の防止など地方公共の目的を達成するために河川の改修工事をして、これを事実上管理することになったときは国家賠償法二条一項の責任を負う公共団体に当たると、こうなるわけですね
そういう意味から、貯水池をつくることが都市水害対策の一つとして位置づけられてきていたわけであります。そういう中で、この貯水池、水田がそういうものに利用できないということになると、災害対策という面が大きく後退してきますし、激特事業として進めております根本的な災害対策、水害対策事業、これが行き詰まる、これだけでは間に合わなくなるというようなことになってしまうわけです。
我が国では近年災害危険区域への人口、資産の集中や都市化の進展等、国土利用の変化に伴いまして、都市水害、土砂災害などの新たな災害の発生要因が出現してまいりました。また、都市空間の高度利用に伴いまして地下街爆発、ビル火災など都市型災害の増加が顕著になってもまいりました。
特に水野大臣は、先日、千葉県下の都市災害、都市河川のはんらんによって起こる都市水害について現地を視察されました。地元住民は大変喜んでおりますけれども、それらを含めて生活関連の公共事業費がもう後退ができないぎりぎりのところに来ている、こういうことが言えると思いますので、この点をぜひともこれからの大臣としての活動の中でお願いしたい。私どももこれに全力を挙げて取り組みたい、こう思います。
それから剛にございますように、都市水害に対しまして、それぞれ都市河川流域の整備なりあるいは下水道施設の機能拡充といったようなことを進めておるわけでございます。
○井上(章)政府委員 先生御指摘のとおり、都市化の進展あるいは流域の開発によりまして、河川の治水安全度が低下いたしまして、そのことが近年の都市水害の多発を招いている原因の一つであるというふうに私どもも考えております。
特に私は、都市部の人口急増地帯の都市河川、今、都市水害という形でここ数年来大変な問題になっております。そのことをお聞きするわけですけれども、その中で総合的な対策をやらなければいかぬわけで、その総合対策の一環として最近見直されているのに地下浸透工法があります。その地下浸透工法を公団は大分がなり研究されて、具体的に今、対応されているようですけれども、この効果、それからこれからどうするのか。
○上野委員 そこで私の思うのは、激特、必ずしも激特にならなくても結構なんだけれども、この都市水害の現状の認識がまだ甘いのじゃないかと思うのですよ。とにかく一日ちょっと雨が降ると畳を上げて待っていなければいかぬというのです。畳を上げて、いつ入ってくるかわからぬ、もちろん入ってこない日もあるわけですけれども、しかし、一たんとにかく畳を上げなければならぬという状態が続いているのですね。
私の言っているのは、都市河川、都市水害のひどいところは特別の対策を考えなければだめじゃないかと言っているのです。でないと、ちょびちょびしか出てこないのですから。そのことを建設省では検討する気がないのかどうか。特に都市部、これはこれからさらに多くなりますよ、どんどんやっているのですから。
それほど都市水害の問題というのは深刻だし、単に河川改修だけではなくて、今時におくれているこういう流域における雨水対策に重点を置いてやる必要があると思いますけれども、大臣の所見はいかがでしょう。
また現在進められている河川整備の状況も、時間雨量五十ミリに対応したものであって、まだまだ不十分なものでありますし、さらに下水道からの河川への雨水の流出率も高まる一方でございますので、それだけに流域における雨水対策を抜本的に強化しないと都市水害は治りませんね。そういう点で、住民が安心して暮らせる町をつくっていくということには、いまの治水対策というのはまだまだほど遠いように感じるわけです。
○岡崎分科員 私は、大都市問題として最近緊急の課題になっている都市水害対策と、それから大団地の駐車場問題について質問したいと思うのです。 最初に都市水害の問題ですが、御承知のように、今、第六次の治水五カ年計画が進行中です。建設白書を見ましても、都市河川対策の強化ということは重点項目の一つに挙がっていますけれども、しかし、集中豪雨や台風による水害というのは一向に減少していない。
というのは、今この建設行政に求められている国民の立場からする問題点は、例えば都市水害の問題とかあるいは都市再開発の問題とか国民が直接困っている問題が大変山積をしておるわけであります。
○井上説明員 先生御指摘のように、近年都市水害が非常に頻発しておりますことにかんがみまして、中小河川、都市河川の治水対策につきましては、昭和五十七年度を初年度とする現行の第六次五カ年計画におきましても重点的に事業を実施することといたしておるわけでございます。
最近、都市水害が非常に多発をしている。そして自動車の被害も非常に多いわけであります。昨年台風十八号による水害の調査を私、行いましたが、そのときに罹災者の人たちから自動車税の減免問題について訴えられました。私が見たところによりますと、乗用車、それからトラック、大変たくさんのものが水浸しになっておりました。
○川本政府委員 現在、既成市街地の中を流れております都市河川、これにおきまして都市水害というのが非常に顕著になってきております。当然のことながら、その都市河川そのものの改修、これはたとえば川幅を広げたり底を下げたりあるいは遊水地をつくったり、そういった事業をやっておるわけであります。
特に、今回の災害の例をとりましても、人口の都市集中による都市生活圏の増大、急傾斜地への家屋の密集及び急速な乱開発、低平地への住宅地域の拡大など都市水害の危険性は十分に指摘され得たはずであります。
特に今回の長崎の被災を例にとりましても、人口の都市集中による都市生活圏の増大、急傾斜地への家屋の密集、低平地への住宅地域の拡大など、都市水害の危険性は事前に十分に指摘され得たはずであります。
以来、都市河川対策を重点的に実施してまいりましたけれども、いまなお都市水害が頻発しておりまして、昭和五十六年度末の都市河川の整備率は、時間雨量五十ミリ対応という暫定目標に対しても三八%となお低い水準にございます。このために、今回の新五カ年におきましても、総合治水対策を初めといたしました、その重点的実施を図ってまいりたい。
それから第三の原因と考えられますのは、常時洪水が、従来ははんらんしておったような地域に、都市化の進展ということで人家がどんどん張り出してまいりまして、そういったことで、水害常襲地帯であるところに被害対象そのものがふえてまいる、したがって水害被害額が増大する、そういうようなことが都市水害の頻発する原因となっているのではなかろうかと思っております。
都市水害につきましての対策ということも幾つか考えられるわけでございますが、まず第一には、何と申しましても、先ほど第一に申し上げたような河川の整備水準が低いということから考えまして、河川改修などの治水事業そのものを強力に進めていかなければならない、そう思います。