1954-07-30 第19回国会 衆議院 労働委員会 第33号
ただいま緊急融資の問題について、どういうようになつているかというお話でございましたが、御承知の通り、中小企業金融公庫は、自分で直接融資するのではありませんで、金融機関が保証する場合におきまして、この金融機関を通じて資金を出すということになつております。いわゆる窓口銀行というものが、これを取扱うことにいたしておるわけであります。
ただいま緊急融資の問題について、どういうようになつているかというお話でございましたが、御承知の通り、中小企業金融公庫は、自分で直接融資するのではありませんで、金融機関が保証する場合におきまして、この金融機関を通じて資金を出すということになつております。いわゆる窓口銀行というものが、これを取扱うことにいたしておるわけであります。
なお、これら関連の法律のほかといたしましては、御承知の通り中小企業金融公庫からの融資につきましても、制度は開かれておるわけでありまして、われわれとしては、そうい方面の資金の貸出しについても、さらに努力しなければならぬと思います。
御承知の通り中小企業金融公庫法は、特に中小企業者の事業振興に必要な設備資金と長期運転資金を供給する目的で昨年八月に制定され、同年九月より中小企業金融公庫が営業を開始いたしたのであります、その後同公庫は機構を整備し、代理店網を拡張いたしましたが、業務開始当時の代理店数、百六十九は現在では四百六となつております。
○植木政府委員 仰せの通り中小企業金融につきましては、実に大事な問題で、各方面とも皆様御心配のこともよく承知しておりますし、政府当局といたしましても、でき得る限り資金計画全体の面から考えまして、この中小企業方面には金融をつけるように努力いたしておるであります。
ただ御承知の通り、中小企業金融対策等の関係でいろいろな問題があるのです。勤労所得税は非常に成績がいい、申告所得税はなかなか振わないというので、勤労所得者から実は私どもいつも文句を受けるのであります。
また最近の金融動向にかんがみ、年末の資金繰りは相当苦しくなるものも出ると思われますので、ただいま申し上げた通り、中小企業金融公庫に対し資金源の充実をはかるほか、商工組合中央金庫、相互銀行、信用金庫等に対し総額五十五億に上る政府の指定預金を新規に預託する等の措置を講じて金融の円滑化に努めるとともに、下請企業に対する大企業の支払いを促進する等、極力実効ある施策を実施することにしております。
特に金融対策といたしましては、ただいまお話の通り中小企業金融公庫ができましたが、この一番大きな特徴といたしましては、ただいままでは設備の融資であつたのでございますけれども、運転資金というものに長期化して、すなわち長期運転資金を出すということに一つの特徴を見ていただきたいと存じます。
何分現在のところ、中小企業金融公庫の資金もそう潤沢ではないのでありますから、いかに門戸を開こうとしてもそれはできないという点もありましようが、この前私がこの席上で申し上げました通り、中小企業金融にはもつとたくさんの資金を流すようにしていただきたい。この前申しましたのは、私は国庫の歳入の一割くらいはこの方に出されてもよくはないか。
直接私どもがなぜこういうふうにして非常に急いでやつたかと申しますと、御承知の通り中小企業金融公庫法が通過いたしまして中小企業金融公庫ができることになりました。
なお、中小企業の日本経済における比重の重要性については御指摘の通りでございまして、中小企業金融の疏通につきましては、政府としても格段の配慮を加えている次第で、これも、先刻御答弁申し上げました通り、中小企業金融公庫を新たにつくつて積極的にやりますが、なおほかに、国民金融公庫を通ずる資金供給の増加をはかるとか、あるいは中小企業信用保険制度を改善するとか、信用保障協会を法制化するとか、さような措置を実施する
ただ山手さんも御承知の通り、中小企業金融と申しましても、どういう方法でその金融を流して行つたならば一番効果的に行くか、こういう問題につきましては、割方大企業の面と違いまして、非常にむずしかしいのであります。そこでずいぶん私たちが努力しておりまするけれども、なおかつ所期の目的を達しておらぬというのが実際の現状ではなかろうかと思つております。
本日は公報で御通知申上げました通り、中小企業金融に関し專門金融機関のかたがたから御意見なり、御事情を伺うことにいたしております。
○国務大臣(青木孝義君) 御承知の通り、中小企業金融は昔からなかなかむずかしい問題でございまして、今日の場合特にインフレが終熄して一応安定の軌道に乗つて来たというような時期の、この移行過程におきまする困難性ということは、我々も十分認めるのでありまするが、それならば中小企業についていかなる企業に対しても万全の策を講じ得るものとすれば、これはやはりこの転換期と申しますか、移行過程におきまして、内部的には