1968-04-26 第58回国会 参議院 災害対策特別委員会 第5号
これは私は個人財産にあらずと申し上げるわけにはまいりませんが、いまの日本の木材需要の観点から考えますと、年々外材が入ってきて、いま日本の経済の中できわめて問題の多い輸入高、輸入量になっております。しかもそれは外貨で支払わなければなりませんが、そういう外貨を支払わなければならぬというこの問題、これを一つとりましても、これは実に重要なことなんですよ。
これは私は個人財産にあらずと申し上げるわけにはまいりませんが、いまの日本の木材需要の観点から考えますと、年々外材が入ってきて、いま日本の経済の中できわめて問題の多い輸入高、輸入量になっております。しかもそれは外貨で支払わなければなりませんが、そういう外貨を支払わなければならぬというこの問題、これを一つとりましても、これは実に重要なことなんですよ。
そうしますと、石油に次ぐ輸入高だというようなことにもなってきている。これは日本の国際収支を論ずるにあたっては、木材の輸入が国際収支の問題を悪化させる一つの原因にもなりかねないわけであります。いろいろな角度から見まして、もっともっと森林資源を開発するための林道というようなものも当然必要でありましょう。
ところがヨーロッパその他の国々を見ましても、外貨準備はその国の輸入高の半分あるいは三分の一ぐらいになっておる。そういう点から考えまして、やはりいまのような事情ではこれは非常に少ない。運営から見ても、あるいは異常な危険、不時の事故、そういうものに備えるという意味からして、まことに外貨準備は不足をしている。
つい先般農林省が発表しましたが、わが国の食糧輸入高が一兆円になったといわれておる。国内の自給度はますます低下しておる。輸入依存度が高まっておる。これと符節を合わしたように、農家所得の中における農業所得が低下して、農外収入に大きく依存しなければならない。これは決して統計の偶然ではない。
たとえば日本の貿易の輸入高について何分の一にしろとか、あるいは何か一つの基準を立てまして、その割合をどのくらいにしろとか、いろいろな論があると思うのですけれども、どうも日本の政府にはそうしたものがない。そうして、ただ、心配することはない、こうだ、ああだという理屈だけ言っているだけでありまして、何かしっかりした基準とか目標というものがなくて、その場しのぎでやっている。
〔委員長退席、毛利委員長代理着席〕 しかしながら、総輸入高の中で四二%というのが信用状なしでやられているという現実というのは、非常に無視し得ない問題になってきているのじゃないか。しかも信用状なしの方は、その輸出と輸入の差が一億四百万ドルにもなっている。一億二千六百万ドルをほとんど帳消しにする赤字をそちらで出している、こういうような状況にあるわけなのですが、この点についての大臣の見解はどうですか。
○原政府委員 酒の輸入高は、最近の状況では、金額にいたしまして約百四十万ドル程度が年回の輸入額であります。自由化いたしました場合にどうなるかというのはなかなかむずかしい問題でありますが、完全に自由化いたしますれば、相当入ってくるだろうと私どもは心配いたします。
それからもう一つは、輸入高と輸出の高、日本の国内から輸出している高、その扱っておる状態ですね、それを許される範囲で一つ教えてもらいたいと思うのです。
三十一年度葉タバコの輸入高につきましては、米国産の黄色種が百四十三万四千キロ、それからギリシャ産のオリエント葉が十四万八千キロ、インド産在来種が四十四が四千キロ、その他フィリピン並びにキューバの産業でありますが、これが三方六千キロ、合計二百六万三千キロであります。これに要しました金額は十二億三千七百万円であります。なお三十二年度への越しは、外業の合計でありますが、千百九十万キロに達しております。
それは、原油輸入原価の表、あるいはまた昨年度の月別船運賃、それに付随して輸入高、こういうものをお願いしておきます。いろいろお尋ねしてみますと値段もなかなか押えきれないという話でありますが、昨年ですか一昨年でしたかできました例のボイラー規制法で指示価格を出すことができるようなことになっていると思いますけれども、そういうことをやった例がありますかどうか。
前回は、葉タバコの輸出入高、特に輸入高について、アメリカのみならず、ほかの産地の葉も入れまして、年間の数字を申し上げたのであります。
○説明員(舟山正吉君) お尋ねの葉タバコの輸入高について、二十八年度より申し上げます。二十八年度が八百六十八万九千キロ、二十九年度が五百八十七万五千キロ、三十年度が千百三十五万七千キロでございます。
食糧の輸入が天候によりまして増大して参りますと、原料の方を制約することになるか、あるいは食糧の輸入のために輸入高が非常にふえるのではないかという危険を感ずるのですが、この点についてのお考えはどうでしょう。
たとえば今回のこの期におけるこの会社の砂糖の輸入高は幾ら、従ってこの加工料は幾ら要るというふうに、大体において一つの基準がある。それによって差益をつける。その売り値となにしてみて——その売り値というのは、会社によっては売る時期によって多少市価が違うかもしれないが、大体取引所の相場を中心として会社が日常の取引をするであろうと思う、その一つの標準的な相場というものがあり得る。
一方また、みそ、しょうゆ、油、その他の大豆の需要もまた年々ふえて参るというようなことでありまして、われわれといたしましては、明年の計画につきましては今はっきり申し上げられませんけれども、そんなにことしの大豆の総輸入高を減らすというわけにはいかないのじゃないかというふうに私ども考えておるのであります。あるいは若干ふえはせぬかと考えております。
こういうふうなことから輸出振興に重点を置くということで、明年度の予算もこれに準じて作ったわけなんでありますが、もっともただいま御質問の米麦等の食糧品の増産ということにつきましても、これはない金をいろいろやりくりいたしまして、二十九年度に輸入いたしておりました米麦の輸入高をこれ以上ふやさないで、農地が荒廃するに向って減産するものも補い、同時に増加する人口に対しても同じだけの米を配給いたしたい、こういうふうな
航空機につきましては仰せのように非常に資金を要する仕事でありますので、差当り特に現在の段階では完成機、若しくは部分品の輸入が非常に多いのでありますから、輸入品につきましては輸入高に対して七割までの前渡金が出せるようにしております。それから国産部分につきましてはちよつと今率を正確に覚えておりませんが、たしか三割ということで大蔵大臣との協議に基いて出せることに現在いたしております。
二十七年の一月から十二月までの実績によりましては、羊毛の輸入高が五百二億九千四百八十九万二千円、毛製品輸入高はこれは主に英国の高級毛織物でございますが、十八億三千五百五十九万九千円、輸入高計が五百二十一億三千四百十九万一千円でございます。これに対しまして毛糸の輸出、毛織物の輸出、その他毛製品の輸出を入れまして十四億三百六十九万八千円でございます。
貿易の不振の根本的な問題は何と申しましても先ほど山手委員からもお話がございました通り、鉄、石炭、そういつたような基幹産業、ことに原料の輸入高ということが根本的な問題であり、貿易の不振ということが根本的な問題であります。対支貿易にいたしましても、あるいは東南アジ向けのいろいろな諸問題にいたしましても、経済で打開できる条件というよりは、国の外交の面において打開する以外には道はないと考えるのであります。