1969-04-09 第61回国会 参議院 産業公害及び交通対策特別委員会 第7号
金沢大学で開かれたイタイイタイ病の診断委員会が、萩野先生がお出しになった対馬の患者のレントゲン写真を見て、これはイタイイタイ病だと石崎先生が判断されて初めて公表されたと、こういうのを私見ておりましたし、また最近、三月二十八日の第三十九回日本衛生学会で先生が特別講演をなさいました中でいまの亜硫酸ガスのことをお話しになって、神通川流域にイタイイタイ病が多く、しかも重症だった、それに比して対馬の場合には亜硫酸
金沢大学で開かれたイタイイタイ病の診断委員会が、萩野先生がお出しになった対馬の患者のレントゲン写真を見て、これはイタイイタイ病だと石崎先生が判断されて初めて公表されたと、こういうのを私見ておりましたし、また最近、三月二十八日の第三十九回日本衛生学会で先生が特別講演をなさいました中でいまの亜硫酸ガスのことをお話しになって、神通川流域にイタイイタイ病が多く、しかも重症だった、それに比して対馬の場合には亜硫酸
その場に居合わせたその診断委員が、これはイタイイタイ病と同等なものと見ていいと皆さんおっしゃったから、私もそれを御紹介しただけでありますが、で、それはすでに数年前になくなった方のでありまして、四十一年に私どもの教室から行って調査したときにはなかったということを先ほども申し上げただけでございます。
そこで、だんだん月日がたちますと、ほかの診断委員の方も、だんだんイタイイタイ病というのをおわかりになってきて、先ほど申し上げましたように、昨年の秋の診断委員会では、私は、悪いことでございますが、黙ってこの写真を出しました。これは対馬のだと言って出しますと案外反対を食うと思いましたから、黙ってすっと出しましたら、イタイイタイ病ではないかという御発言だった。
それで年齢分布見るとこれだけだ、それならこれがはたしてポリオであるかどうかと、そういう調査をいたしておりますのがポリオの中央鑑別診断委員会というのがございまして、これは先ほどの高津教授を班長としまして、それから、われわれここにおります同僚の江頭病理部長とか、それから東大の松本教授とか、そういうビールス学者、それから臨床家、病理学者すべてを含めまして、この実際の病人の一例一例をできる限り詳しく調べてみようと
そうすると、そういう診断委員というのは、どこが設置したのですか、どういう構成でやったのですか。
むしろ中小企業庁で企業診断を実施するに際しましては、同時に企業診断委員を養成しながら企業診断の実施をしつつあるというような現状から申しますれば、まだ登り坂の状態でありますので、診断士というような制度をいきなり制度化して、診断士でなければ企業診断の実施ができないというような形に持つて行くのは、現在では少し時期が早いのではないか。