1973-03-28 第71回国会 衆議院 商工委員会 第11号
○蓼沼説明員 お答えいたします。 本法案の対象は使用済みの特定施設ということでございまして、鉱山製錬所の操業に伴う鉱害防止につきましては、現在の保安法の体系の中で処理をいたすという形になっております。 御指摘のような原料の貯蔵その他につきまして、もしそれが実態的に、たとえば水なりあるいはその他の鉱害を及ぼすということになれば、保安法の監督の対象として取り締まる、こういうことになっております。
○蓼沼説明員 お答えいたします。 本法案の対象は使用済みの特定施設ということでございまして、鉱山製錬所の操業に伴う鉱害防止につきましては、現在の保安法の体系の中で処理をいたすという形になっております。 御指摘のような原料の貯蔵その他につきまして、もしそれが実態的に、たとえば水なりあるいはその他の鉱害を及ぼすということになれば、保安法の監督の対象として取り締まる、こういうことになっております。
○蓼沼説明員 お答えいたします。 昨日申し上げました調査の結果でございますが、四鉱山を対象として調査をいたしております。そのうちの一鉱山は現に操業をしている山でございますが、ここからの廃出水については中和処理その他の対策を講じております。
○蓼沼説明員 お答えいたします。 現在の鉱山保安法の省令の中に施設の管理等という項目がございまして、鉱物の貯鉱場その他いまおっしゃった点につきまして維持管理の規定がございます。この規定を守って鉱業権者はやるということになっております。その規定を守っているかどうかについて監督を行なっている、こういうことでございます。
○蓼沼説明員 お答えいたします。 現在対象といたしております鉱山の中で定期的に巡回をいたしております鉱山は稼行中のもの、それから現在までに問題があるというもので休廃止鉱山になっているもの約二千、これが対象になっているわけでございます。
○蓼沼説明員 お答えいたします。 松尾鉱山の問題につきましては、鉱山が閉山後、その対策につきまして環境庁を中心に関係各省で一応その対策を、永久対策が確定いたしますまで割り振ると申しますか、受け持ちましてやることになっております。 通産省といたしましては、先生いま御指摘のございました、一つは堆積場でございます。A、B堆積場その他の堆積場を含めまして覆土、植生、その他の事業でございます。
○蓼沼説明員 お答えいたします。 南陽市のカドミ汚染については、上流の鉱山でございますが、これは管轄をいたしております仙台の鉱山保安監督部におきまして、この調査を幾度かいたしております。 現在までの調査結果でございますが、この上流にございます鉱山は全部で四鉱山ございます。一つは吉野鉱山、それから南沢鉱山、それから朱山鉱山、熊野鉱山、この四鉱山でございます。
○蓼沼説明員 お答えいたします。先生御指摘の二つの製錬所は、三井金属の竹原製錬所、それから東邦亜鉛の契島製錬所のことかと存じます。この製錬所につきましては、鉱山保安法によりまして、広島の鉱山保安監督部が監督を実施をしているわけでございます。 最近の検査の状況でございますが、四十六年度、四十七年度、合計、契島につきましては七回、それから竹原につきましては六回の水の調査をいたしております。
○蓼沼説明員 監督の担当者は保安の監督官という専門家がおりまして、それを補佐する技官あるいは事務官ということでございます。現在広島の鉱山保安監督部におきましては約四十名おります。その中で専門の監督官というのは約半分でございます。それからテリトリーといいますか、業務監督の区域でございますが、一応山陽、山陰を全部受け持っております。
○蓼沼説明員 監督局部の検査におきましては、原則として技き打ちでございます。ただし、交通の便その他によって、前もって連絡しないと現地に行けないという場合には前に連絡する場合もありますが、原則として抜き打ちでございます。
○蓼沼説明員 お答えいたします。 今回のカキの問題につきましては、現在関連のあると思われる、あるいは可能性のあると思われるところについて県が主体になって調査をいたしております。その調査の対象の中に通産省の鉱山保安監督部の所管でございます三井金属の竹原製錬所、東邦亜鉛の契島製錬所がございます。
○蓼沼説明員 現在まで、四十七年におきまして排出調査を竹原、契島両製錬所につきましておのおの四回ずつ行なっております。その排出数値は基準に合格しております。
○蓼沼説明員 お答えいたします。 足尾銅山につきまして、鉱山保安法を閉山後も適用すべきではないかという御意見でございますが、現在、十一月一日で、足尾といいますか、古河鉱業が、御承知のように閉山をする、ただし、製錬所はそのまま残しておきたい、というような方針を出したということを聞いております。
○蓼沼説明員 お答えいたします。シックナーの問題でありますが、百メートル坑、三メートル坑を閉塞いたしまして、百メートル坑から現在坑内水が出ておりますが、百メートル坑から出る坑内水はただいま申し上げましたように水量が分約二十立米でございますが、これが赤川に流入いたしまして、赤川の流量は約七十立米ということになっております。
○蓼沼説明員 PH対策といたしましては、いろいろなことが総合的に考えられるかと思いますが、技術的に見まして、先生おっしゃったような露天掘りの埋め戻しについても、PH対策の一環としてこれは効果があるいはあるかとは思われますが、どのような方法で、あるいはどの程度、あるいはどういうほかとの処理関係を考えてというものが、実はまだ明確になっておらないわけでございます。
○蓼沼説明員 調査の具体的な内容につきましては、現在環境庁あるいは関係各省御相談をいたしておりますが、われわれといたしましては、過去に今泉調査団という権威ある調査団をお願いしたこともありますし、今後の調査によりましても、われわれのできる限りの調査を実施いたしてまいりたい、このように考えております。
○蓼沼説明員 お答えいたします。現在の鉱山の公害問題についての測定の基準でございますが、煙に関しましては鉱煙の排出基準がございまして、この基準に従いまして検査をいたしておるわけでございます。
○蓼沼説明員 現在の設備でございますが、いま申し上げましたように、砒素につきましては基準がございませんので調査をいたしておりません。ただし、現在調査中でございますが、この結果、砒素というものの環境その他の問題がもし出てまいりましたときに、それに対しまして排出が合うかどうか、もしそれが合わなければ改善をする必要があるかと思います。
○蓼沼説明員 休廃止鉱山の現状についていま調査していることは御承知のとおりでございますが、その原因が非常に昔のものであるか、あるいは戦争中のものであるかということは必ずしも具体的に把握はしておりません。
○蓼沼説明員 四十五年度の鉱山別、県別実績の数値をいま手元に持っておりませんので、はなはだ申しわけございませんが、あとで……。
○蓼沼説明員 はい。
○蓼沼説明員 お答えいたします。 土呂久鉱山の公害防止のための指示でございますが、これは昨年の五月及び六月の二回にわたりまして七項目、いずれも指示をいたしまして、この項目は七月上旬までには工事が終わっております。それから今回の問題になりました例のかまの問題でございますが、それに関連いたしまして、十一月十六日に九項目の指示をいたしました。
○蓼沼説明員 これは、一部につきましては積雪あるいは道路破損のために、現実にできなかったものを追加指示とした、こういうものもございまして、作業の進行上やむを得ないものもあったかと思われますが、進捗状況のおくれたものについては、追加指示をいたしまして促進させるようにいたしております。
○蓼沼説明員 項目といたしましては全体で二十七項目ございまして、三月十五日で完了いたしますのが十八項目ございます。それから、追加指示をいたしておりますのが五月末ごろになる予定でございます。