1965-12-20 第51回国会 衆議院 本会議 第1号
一船田議長の辞任をもって問題をすりかえることは絶対に許されません。(拍手)議長の辞任は、それはそれとして当然のことではありますが、これをもって能事足れりとすることは、またしても、過去に行なわれた政治的サル芝居の繰り返しにすぎません。
一船田議長の辞任をもって問題をすりかえることは絶対に許されません。(拍手)議長の辞任は、それはそれとして当然のことではありますが、これをもって能事足れりとすることは、またしても、過去に行なわれた政治的サル芝居の繰り返しにすぎません。
船田議長、田中副議長におかれましては、今回、三党間に国会運営の正常化の話し合いが成立し、本日新たなる決意のもと、通常国会に臨むにあたり、その職を退かれることに相なりました。 両先生には、正副議長に御就任以来、議会制民主政治の発展のため御尽力せられ、また、円滑なる議会運営のためにお骨折りになられましたことは、われわれ深く感銘、感謝いたしておる次第でございます。
昨十九日午後三時二十分、船田議長並びに田中副議長から、それぞれ辞職願が提出されました。 つきましては、まず、議長辞職の件及び副議長辞職の件をおはかりいたすこととし、次に、議長の選挙及び副議長の選挙を、それぞれ行ならことに相なります。
十一月六日に衆議院の日韓特別委員会において、安藤委員長の行ないました暴挙を皮切りといたしまして、同月十二日午前零時十八分、衆議院におきまして船田議長の行なった採決は、多数の力を頼んで法規慣例を無視し、議会政治の根本を破壊するものであり、日本政治史上に一大汚点を残すものでありました。
特に、十一月十二日の衆議院本会議では、船田議長は、わずか四十五秒で、かってに日程を変更し、継続中の先議案件である石井法相不信任案件をあと回しにし、次いで国会法第五十三条に基づく委員長報告を省略し、討論の余地を全然与えず、一気に日韓案件を採決したと称しているのであります。これは、法規慣例を無視して、議長としての権威と職責を放棄した許すべからざる暴挙であります。
衆議院の船田議長があのような暴挙をあえてして参議院に送られてまいりました条約案件でありますだけに、参議院だけは、よもやそういうことはあるまいと、一るの望みをかけている、この国民の期待にも、こたえなければなりません。
しかし私は、単に参議院の審議がまぼろしであるという、そういうだけではなくて、国会というのは衆参両院でできているのでありますから、衆議院における十一月六日の日韓特別委員会の強行なやり方や、十二日のあの未明に行なわれた船田議長のやり方というものが認められないとすれば、その時点から、すでに私はこの参議院の——国会というものの欺瞞性というものが、そこに出てくるということを強く感ずるわけであります。
船田議長が、必死の形相でもって、日程をあと回しにして、法務大臣の不信任案をあと回しにして、日程第二から五の案件を一括議題とすると宣し、日韓案件全部を起立多数で可決いたしたのであります。この間わずかに一分であります。
今朝〇時十二分、多くの議員たちがその議席で、うとうととしておった頃を見はからって、船田議長は、保守党議員の若手グループにちょっと合図をした。船田議長は挙手による投票を宣していた。保守党議員は天に向って両手をあげ、「万才」と叫んだ。私は、こんな状態でどうして数えることができたのだろう。
衆議院の日韓特別委員会における詐欺にもひとしい打ち切りや、また、本会議における船田議長の恥知らずな強行採決は、それだけでも議会民主主義をじゅうりんし、罪万死に値し、国民に顔向けができないはずであります。そこで、せめて参議院だけでも、日韓条約に対する国民の疑惑と不審に対して、あいまいなごまかしは行なわないという、良識の府としての義務があると信じたいのであります。
しかるに、田中副議長は、船田議長と共謀し、僭越にも職権をもって本会議に上程したばかりか、去る十一月十二日未明には、ついに他の先議案件を排除して日程変更をするという前代未聞の暴挙をあえてし、混乱を続ける本院の中に一そうの混乱の種をまき、以来本院は機能喪失のまま、国民の限りなき憤りと憂慮を前にして二十日間余りも貴重な時間を空費して、いまだにその収拾のめどさえつかないような状態に置かれておるのであります。
(拍手) 知っていたればこそ、あの暴挙の前、ひそかに船田議長からその企てを打ち明けられたとき、君は進んでこれに同調しているのであります。船田議長が用意したあのときのメモを、君は二十六秒ないし二十七秒で読んでみせているのであります。あの暴挙には一分以上の時間をかけることは許されない、一分以上かかったらたいへんなことになると、君自身で言っておるのである。
船田議長は、事故のため、出席されておりません。副議長は、自己の身上に関する議事でありますから、着席するわけにまいりません。よって、本決議案の議事のため、国会法第二十二条の規定により、仮議長の選挙をいたさなければなりません。この場合における選挙は、先例により、私が行ないます。 これより仮議長の選挙を行ないます。
さらに、十二日の本会議においては、衆議院船田議長は、わずか四十秒足らずの一方的宣言で、かってに日程を変更して、継続中の先議案件である法相不信任案をあと回しにし、次いで国会法第五十三条に基づく委員長報告を省略し、討論の余地も与えず、一挙に日韓一括案件を採決したと称しているのであります。
現在船田議長は病気中であります。かりによしんば本会議が開かれたときには、船田議長が病気でありますから、勢い、田中とは申しませんが、議長事故あるときは副議長が議長席に着かなければなりません。現時点においては、船田議長に事故があるときには、遺憾ながら、法文の上においては田中副議長が議長席に着くことになっております。しかしながら、いまの答弁を聞いても、あなたには何ら反省の実がない。
ただいまの船田議長がとられたことは、これはその行為だけ抽出して、そうして是非を論ずることはこれは望ましくない。このことを、全体の経緯全般をやっぱり申し上げておる。そうしてこれが異例なことだということも申し上げました。望ましいことでないということも言っておる。しかしながら、これをやらなければならなくなったのは一体どこにあるか。どういうことなのか。私どもが必要なのは正しい民主主義を守ることである。
当時は、船田議長が各党に申し入れがあり、社会党はこれに応じて、書記長・幹事長会談あるいは党首会談等については献策を社会党としてもしている。議長としてもその意向で取り運んだ。ところが、自由民主党田中幹事長に議長が話を持ち込んだところ、議事はうまく進行している、議長がいま出る幕ではないと言ってしかりつけているじゃありませんか。
○藤田進君 前段の、おれは党首会談まで持って何とか事態収拾したいと言いながら、その機関の幹事長としては衆議院の船田議長のあっせんについてはこれをけとばしてしまう。当時、社会党、民主社会党は、そのルートでもいい、何とか国民のためにもこういう忌まわしいことはまかりならぬというかたい信念で事態収拾に当たろうとしたが、議長出る幕でないというようなことは、これは大きな問題ですよ。
さらにまた、ILO八十七号条約批准の際に三木幹事長のとった態度は、当時船田議長ですらその優柔不断さというものに対しましてきわめて不信感を持ったというこの事実等も、私は、悪政の中の一つとして考えられると思うのであります。(拍手)ともかく、私はこういうふうに考える。いまの総理大臣佐藤さんは、幹事長であったときに造船汚職をやってのけた、張本人である。こういう人が今日政党の総裁として内閣の首班にある。
○船田議長 日韓関係の条約及び法案は、ただいまお話しのとおり、すでに政府から御提案になっておるのでございますから、議長といたしましては、なるべくすみやかに御審議を始めていただきたい、かように考えております。
○船田議長 先ほどお答え申し上げましたように、私は、八月四日の予算委員会においてどういう質疑応答があったかということを、実は詳細に知っておりませんでした。したがいまして、野原覺君からその点をとらえて、そういう点についての資料が未提出である、これはよくない。
○船田議長 社会党のほうからの申し入れというのは、実は議長に対しての申し入れの文章といいますか、その言い方については少しく合わないように私としては思うのです。
○船田議長 国会が召集されまして、そして議案が提出をされるということになりますれば、議長としてはこれを受けないわけにはまいりません。ただいまお話しのように、あの条約が合意がなっておるかなっておらないかというようなことは、国会において十分御審議を願いたいと思います。
今回においては、総理自身が理解されておられるはずであるが、船田衆議院議長はすでに十四日においてこれが調停に入り、しかも十九日の朝はすでに船田議長は会期の延長の必要のないことを認めた裁定をした。しかも、その際においては、自民党の幹事長、社会党の書記長、民社党の書記長等がこれに参加して確認をした。
去る十七、八日ころの国会が荒れたときに、衆議院の船田議長は、自民党の出した延長国会の要求に対して、最後には屈しましたが、一時は拒否しております。重宗さんは、一時にせよ、この中間報告を出すべきじゃない。もっと慎重審議すべきじゃないかというお考えはなかったのかどうかということも、伊藤さんにお聞きしたいと思います。
衆議院の船田議長は、最終的には圧力に屈服したわけでございますけれども、また、船田議長としてはある程度までは抵抗してきたということがうかがえるわけです。そうして、最後になってついに自民党の圧力に屈服してしまったわけですけれども、このわが参議院の重宗議長は、最初からもう自民党の圧力に屈服して、十九日の段階で衆議院に対して会期延長を要請している。
いろいろの角度から御質問がございましたけれども、要約いたしますと、例の会期延長に際しまして重宗議長のとった態度、衆議院の船田議長のとった態度、これとの比較をも含めて、その間の経過、情勢をお知らせいただきたいと、こういうような意味であったと思うのです。
その結果、衆議院においては、いろいろと船田議長が中に入られて苦慮されたことも承知いたしております。その結果、午後十時五分に本会議が開会されまして、そして会期が十三日間延長された、これは法の示すところによって有効であると、かように考えておる次第でございます。
が、しかし、自由民主党に籍を置く船田議長のあっせんであり、かつ、自民、社会、また民社の三党の最高責任者が、党を代表して船田裁定案に一応従って、最終盤を迎えた国会の法案処理に当たるという取りきめをいたした立場上、私どもとしては多くの疑問と不満がありましたが、それを了承いたしまして、特に昨日は、大蔵委員会において農地報償法案——俗称でありまするが、この取り扱いをめぐり混乱をいたし、今朝来、本院は委員会、
しかし、本日ここに条約八十七号の批准の承認にわが党は賛成をし、船田議長の裁定による条約と関連四法案の取り扱いについての三項目を支持し、これを基礎とする三党共同の修正案の実現を見るに至りましたことは、世界における六十七番目の条約批准国としてまさにその歴史的な一瞬を画そうといたしております。(拍手)わが党として実に感慨無量のものがございます。
○船田議長 この際、一言お礼を申し述べたいと存じます。 このたびのILO問題の処理につきましては、議運の皆さま方のたいへんな御努力と御協力によりまして、円満な妥結を見るに至りまして、本日の本会議に上程の運びとなりましたことは、議長といたしましてもまことに喜ばしいことであります。ここに日夜皆さま方の御尽力に対し、深く敬意を表しますとともに、厚く御礼申し上げる次第でございます。
この際、船田議長から発言を求められております。船田議長。
○船田議長 その点につきましては、先ほど申し上げましたように、委員長の報告は正当なものであり、合法的なものでありますので、これを承認いたした次第でございます。
○船田議長 私は、民主政泊というものは、やはりどうしても話し合いということが根本でございまして、実力行使というようなことは絶対に避くべきものだと思います。今後におきましても、かような変態的な委員会が開かれるというようなことのないように、各党各派の諸君が円満に審議ができるように、さらに一段のくふうと御努力をお願いいたしたいと思います。
○船田議長 私といたしましては、本日議事日程もきまっておることでございますから、なるべく早くそうしてしかも、各党各派がみなそろって議場に出て、そうして円満に審議ができてるようにこの上とも最前の努力をしていくつもりでございます。
○船田議長 ただいま伊能委員から御発言もありました件につきましては、去る十一日の本委員会におきまして、議長としての所信を申し上げておったのでございますが、同日午後、議長室に社会党の成田書記長、山本国会対策委員長等の諸君においでをいただきまして、当委員会での御意向も伝え、議長としてすみやかな解決につき善処方を要望いたした次第でありますが、なお、皆さま方のせっかくの御努力とも並行いたしまして、この問題の