1987-03-26 第108回国会 参議院 農林水産委員会 第1号
それから基準取引価格でございますが、これは乳脂率三・五%ということで、これは従来、昨年までは三・二%でございましたが、三・五%で六十七円六十七銭で二・七%減。それから限度数量につきましては二百十万トン、こういう形で諮問をいたしております。
それから基準取引価格でございますが、これは乳脂率三・五%ということで、これは従来、昨年までは三・二%でございましたが、三・五%で六十七円六十七銭で二・七%減。それから限度数量につきましては二百十万トン、こういう形で諮問をいたしております。
一頭当たり年間搾乳量の平均は七千から八千キログラム、乳脂率の平均は約三・五%であり、改良目標はそれぞれ八千から九千キログラム、三・八%を目指しており、受精卵の雌雄鑑別、受精卵の分割、体外受精等を今後の課題として取り組んでおります。 また、桜、ツツジ等の成長点移植による組織培養が行われ、我が国で初めて桜の苗木の生育に成功しました。
実態的にはこれを上回る牛乳、特に乳脂肪について三・二%を上回るものがかなりあるわけでございますが、これらにつきましては、それぞれの取引の中で、ただいまちょっとお触れになりました数字と似ておるわけでございますが、北海道におきましては乳脂率〇・一%について一円の追加支払いというものが行われておるというふうに承知をしておるわけでございます。
ニュージーランドについては、国内規制の内容についていま触れましたが、重ねて言えば、乳脂率二〇%以上は製造、販売はすべて許可制、これがニュージーランドでありますね。ベルギーは一〇%以上は製造、販売すべて許可制。西ドイツは乳脂肪が入るとすべて製造、販売が禁止であります。フランスは四一%以上が製造、販売禁止であります。そのほかのECは、いずれも国内的な規制としては許可制をとっております。
それから最後に牛乳生産費でございますが、これにつきましては、乳脂率三・二%換算で百キログラム当たりの生産費は全国で八千百八十円ということで、前年に対しまして四・二%の減少になっております。これは、流通飼料費が非常に減少したことと、それから子牛価格の高騰によりまして副産物価格が非常に上昇した、それによりまして下がったと、こういうことでございます。
〔山崎(平)委員長代理退席、委員長着席〕 そこでもう一つ、午後の質問の前にはっきりしておいてもらえばこの問題の解明に役立つわけですが、三・二%換算というのは、ことしの場合には乳脂率が三・六%ですから、それを三・二%に薄めるというのが目的ですから、薄めれば量がふえることは言うまでもないわけです。
○芳賀委員 これは大臣、大事な点ですからお答え願いたいと思いますが、実際の乳の量で計算すると、三・六%の乳脂率のものは一キロ当たり九十九円八十八銭になる。三・六%の乳脂率の実乳量を三・二%で水増しをして乳量を一二・二%ふやして計算すると、一キロ当たりの保証価格の試算は八十八円八十七銭になるということになるわけです。ちょうどこれは一キロ当たり十一円一銭違うということになるのですね。
○甕説明員 私、芳賀先生の御指摘の内容を十分理解していないかもしれませんが、先ほど申し上げましたのは、乳脂率三・二%の換算乳量のベースで、現在は乳脂肪量を〇・〇三二で割って求めるということでございますので、実搾乳量に実際の乳脂率を掛けたものを三・二%換算して換算後の乳量を求めておる。
そうして平均乳脂率の三・六%の場合にはもう一回二円五十三銭を加算する。四回加算するとちょうど十円十二銭ということになるのですよ。
乳脂率三・二%換算の生産費を出しましたその計算の方式と申しますか、これについて申し上げますと、第二次生産費で搾乳牛一頭当たりの経費でございますが、四十六万五千百十九円、こういうことでございますが、一頭当たりの実搾乳量は五千百八十五キロ、こういうことでございまして、乳脂率が三・五一%、一頭当たりの乳脂肪量が百八十二キロ、こういうことでございますので、その百八十二キロを三・二%で除します。
第一方程式でやれば、当然実乳量ですから、三・六%の乳脂率の場合には一キロ当たり八十八円七十五銭になるというのはちゃんと出ているんだからね。そうすると、三・二%と三・六%のキロ当たりの価格というものは、これはわかっておるわけだから、そうでしょう、片っ方だけわかっておるというより両方これはわかっておるのだから、三・六と三・二の間には〇・四の乳脂率の差がある。
実乳量は五千三百三十八キロ、これが三・五九%の乳脂率。これを三・二%で換算した場合には五千九百八十九キロになるとわかっておるから——わかったら言ってもらえばいいです。
ただその受け入れの際、農林省の省令でいうと、昨年の保証価格の八十八円八十七銭というのは、これはあくまでも乳脂率三・二%の生乳を、取引基準、六十四円三十銭のいわゆる基準取引価格の場合は三・二%をたてまえとするということになっているわけだから、昔よりの取引慣行上、三・二%基準の取引というのが、不足払い制度のできる前、畜安法のできる前からこういう方式でやってきているわけですね。
○小口参考人 「補給金は乳脂率三・二%基準の乳量に対し交付すること。」こういうことで例年要求をしてまいりました。その基礎はやはり、キロ当たりの保証価格九十四円六銭というのは三・二%換算であるからである、こういうことで要求をしているわけでございます。
だから、生産者が出荷した生乳が三・二%のものであればそのまま八十八円八十七銭の取引になるわけでございますが、昨年の北海道における牛乳生産費調査の結果から見ると、乳脂率は三・五九%になっておるわけですね。だから、水増しをしないで実乳量でこれを計算いたしますと、三・五九%のものは一キロ当たり九十九円七十四銭ということになるわけです。
ただ、実際の乳業メーカーと生産者との間の取引というのは必ずしもそういう品質、特に計算された乳脂率だけに基づいて行われているものではない、その他、地域のそれぞれのすべての条件を総合した、反映した形で〇・一%に対して一円というような価格もそれなりに実現されているものと考えられるわけでございます。それから、地域によってまた時期によって乳脂率には格差もございます。
毎日毎日の出荷といっても、たとえば搾乳牛が二十頭おれば一頭一頭乳脂率は違うのです。全部同じというわけにはいかぬですからね。そういうものを毎日毎日搬入して、そこで工場側と立ち会って乳脂率を確認する、そういう詳細な野帳、個票ともいいますが、これは普通は野帳というのが正当な表現ですが、それが畜産局の手に入ってそれを検討して作業したというのですか。
○柳井説明員 昭和七年でございますか、三・二%の乳脂率をベースにいたしまして取引がなされておる、こういう実態もございまして、私たち昭和二十六年の生産費調査を実施する段階におきまして、利用上の配慮等も加えまして三・二%換算の生産費というものを出してきておるわけでございます。
○芳賀委員 乳脂率が三・五九%の場合、乳脂率〇・一%について幾らの生産費になるか、それを聞いているのです。三・二%換算はわかったのです、二円四十九銭ですから。これは三・二%換算の場合だ。それを生のままの三・五九%の場合の〇・一%当たりの生産費、これは幾らになるのか。これもわかるわけでしょう。
○芳賀委員 そうなると、昨年も大いに議論をした点ですが、畜産局が保証乳価を算定する場合、統計情報部の牛乳生産費調査というものを基礎にしておるわけですが、その場合一番問題になるのは、乳脂率三・二%換算で水増しをした乳量によるところの百キログラム当たり生産費というものを求めて、それによって保証乳価を決めるというやり方をしておるわけですね。
○柳井説明員 統計情報部が発表いたしますところの生産費につきましては、先ほども私申し上げましたように、三・二%の乳脂率基準の生産費を出しておるわけでございまして、行政部局等におきましてこれを御利用なさる場合に、その三・二%基準あるいはそのほかの形式等いろいろあろうかと思いますが、それはそれぞれ行政目的に従いましてそれを組みかえ使用することは可能ではないか、こういうふうに考えておる次第でございます。
統計情報部が発表しております牛乳生産費につきましては、先生御案内のように従来から三・二%の乳脂率換算ということで生産費を発表しておるわけでございますが、この点につきましては、取引の基準が三・二%の乳脂率というものをベースにしておるということとかあるいは統計の連続性というふうなことからいたしまして変えるつもりはございませんが、先生いま御指摘になりましたように、搾乳牛一頭当たりの生産費というものとか、それから
補給金は乳脂率三・二%基準の乳量に対し交付すること。」これは加工原料乳保証価格について。豚肉、牛肉安定価格については、豚肉の中心価格一キロ当たり七百四十七円、去勢和牛肉一キロ当たり中心価格千六百三十一円、その他去勢牛肉一キロ当たり中心価格千三百四十九円をそれぞれ要求しております。 これはこの間農協の方たちといろいろ話をしてみましたが、北海道の人はこれでは不足だと言っております。
それで、いま先生が御指摘の問題は、実は私どもも問題の所在はよく承知しておるつもりでございますが、これは、実は乳価の脂肪率格差の問題と、それから逆に、その保証価格、基準取引価格を何%の乳脂率のものについて定めるかという問題との、そこのところの問題ではないかというふうに私どもは認識をしておるわけであります。
○柳井説明員 五十二年の牛乳生産費で全国について申し上げますと、第二次生産費は三・二%換算で一頭当たりで四十六万三千七百円ということになるわけでございまして、乳脂率の差は〇・二七%ということになるわけでございます。それで百キログラムにいたしますと、実乳量をベースにいたしますと九千三百十三円。
この百四円というのは地域酪農協の中では二、三円高い、つまり乳脂率がよろしい、それから雑菌のランクがきわめて低いということで、良質乳価である数字でございますが、一頭当たりの年間の乳代というものを計算すれば簡単に算術できるわけでございますが、五十頭からただいま搾乳しておりますから、年間の牛乳販売代金は二千七百五十万円ということになるわけです。
つまり、農林省統計からいきますと、四千九百七十九キロを前提にするのではなくて、五千四百三キロに対して補給金が交付されるべきであるというふうに考えておりまして、すでに国会の先生方にも御連絡をいたしておりますが、要求におきましては、補給金は乳脂率三・二%基準の乳量に対し交付することという要求をいたしておるわけでありまして、芳賀先生の考えと同様、方式は違いますけれども、同様な趣旨であろうと考えております。
先生御指摘の乳脂率三・二で表示しておるではないかという点につきましては、先生もお話しございましたように、生乳の取引につきまして三・二%基準というような慣行になっておるということと、それからやはり統計を利用される方にとりまして、その利便に供するというようなことで、実脂肪率でございますと生産量も非常に変動してまいりますので、その年次的な系列変化といいますか、そういうものを見ていただくために、三・二というような
それから乳脂率の問題につきましても、どうも考え方の問題がいろいろございまして、私もどうも理解ができない。これは五十二年度の政府決定を例にとってみましても、一頭当たり搾乳量四千六百五十一キログラム、乳脂率は三・五五%でございます。これを基準乳脂量の三・二%で逆算をいたしまてまいりますと、乳量は五千百六十キログラムに相なるわけであります。
○説明員(佐野宏哉君) 乳脂率の問題につきましては、これはざっくばらんにお話ししますと、別に何も三・二%でなければいかぬということはないわけでございまして、要するにある特定のパーセントにリンクして決めておかなければいかぬというだけのことでございます。
わかっている点について」と呼ぶ) 乳脂率の問題については、確かに最近一般的に向上してまいって、三・二%を上回る実情にございます。ただ、中には三・二%を下回る生産者もあるわけで、国としては標準的なものでもって物をつかまえる、それで収量を見るということにならざるを得ない。
○松沢(俊)委員 それからその次に乳脂率の問題でございますけれども、こういう要するに生産費及び所得補償方式ということになりますと割り算ということになるわけであります。
がないですが、もう一つだけ伺いますが、先ほども大臣に申し上げましたとおり、この保証乳価を計算する場合、搾乳牛一頭当たりの生産費というものを——これは統計情報部にありまして、その一頭当たり一年間の平均的な生産費をその搾乳牛一年間の生乳の生産数量で割ったものがことしの百キロあるいは一キロの保証乳価ということになるわけですが、そのやり方については、先ほど申しましたとおり、実際の搾乳量というものを三・二%の乳脂率
平均にして乳脂率が三・四五ですからね。だから、〇・二五だけ乳脂率が薄まるようにするためには、結局脂肪だけに農林省はこだわっているわけだから、水を一二%入れる以外に方法はないわけですよ。いいですか。入れない場合は、本当の本物の牛乳を持っていっても乳脂率だけ——高須君、何がおかしいんだ。そういうふまじめな態度で国会に臨むからこういうことになるんですよ。
もう一つは、第二点はことしの計算上の問題でありますが、政府の百キロ当たりあるいは一キロ当たりの保証乳価の算定の基礎になりますのは、まず一頭当たり平均の搾乳牛の生産乳量というものを基礎にいたしまして、それをさらに乳脂率三・二%に換算をして、量的には水増しをして、それを分母にして一頭当たりの必要生産費を除するという形で百キロないし一キロ当たりの乳価を算定しておるわけなんです。
四千七百六十二キロを、これは平均すると三・四四%ということに乳脂率はなっておるわけですね。だから、それを換算すると五千百二十六キロということになるわけでしょう。だから、一頭当たりの二十八万三千四百三円を三・二に換算した五千百二十六キロで割ると、結局百キロ当たりにすれば五千五百二十八円、一キロにすれば五十五円二十八銭ということになるわけでしょう。
それから平均の搾乳量でございますが、四千七百十一キログラムでございまして、乳脂率三・二%で換算いたしますと、五千二十六キログラムでございます。 それから労働時間でございますが、平均で申し上げますと、合計で二百九十四時間でございまして、家族に関する労働時間を男女別に分けますと、男子が二百一時間、女子が八十七時間。
○政府委員(森茂雄君) ただいまお話の自給飼料等と結びつけた、あるいは耕地面積と労働力等を結びつけた類型的なもので、そうして、それがかつ各種の実例からいって非常に所得が十分上がっていくという経営的な面のほかに、技術的な面といたしましては、たとえば現在では泌乳能力、たとえばホルスタインに例をとりますると、現在乳脂率が三・三%でございまするけれども、これを三・五%に引き上げて、乳牛等で申し上げますと、黒毛牛
○政府委員(森茂雄君) もちろんそれを飼育する経費と、それから生ずる製品の量、質という問題になりますので、改良目標におきましては、乳量、それから乳量のなま乳の中に含んだ乳脂率、それから無脂固形分、初産、初めてお産する月齢などを中心といたしまして、できるだけ経済的な効率度のある家畜を奨励していきたい。