1953-07-06 第16回国会 衆議院 経済安定委員会 第11号
もし製鉄会社の主原料たるくず鉄の購入について共同行為を認める、たまたま一つの特定事業の原料が自然発生的にできる原料を主として使うがゆえに、購入について共同行為を認めるのだ、綿糸紡績において、綿が新しくないから、その購入について共同行為を認めないということは、そこに経済的にどれだけ差があるか、たまたまその主原料が自然発生的であるということだけで、原料の購入に関する共同行為を認める、あるいは認めないという
もし製鉄会社の主原料たるくず鉄の購入について共同行為を認める、たまたま一つの特定事業の原料が自然発生的にできる原料を主として使うがゆえに、購入について共同行為を認めるのだ、綿糸紡績において、綿が新しくないから、その購入について共同行為を認めないということは、そこに経済的にどれだけ差があるか、たまたまその主原料が自然発生的であるということだけで、原料の購入に関する共同行為を認める、あるいは認めないという
ことに今御指摘の綿糸紡績の問題についてでありますが、今中崎さんそうおつしやいますけれども、戰前に千二百万錘も出た紡績の機械が、終戰後は二百万余錘であります。
ただ九月におきましても相当減産があつたと思つているのでありますが、綿糸紡績その他各方面の生産は余り減つておりません。むしろ綿糸におきましては八月よりも少し殖えているという状況でございます。勿論七月よりは下廻つているわけであります。
次第で、現在の加工賃では、企業経営上の再生産費ともいうべき利潤が全然出てこないわけでありますから、金融業者が紡績業者への融資を好まない傾向にあり、ためにわが國輸出の大宗たる紡績業は、金融上よりも非常に困難な状態に面しているわけでありましてこのまま放置すれば、その生産増強を阻むことは著大であることが認められていますので、一時も早く賃金べースの男女別、年齢別、地域別比率に改訂を加えるとともに、その他の綿糸紡績