1965-02-19 第48回国会 参議院 決算委員会 第6号
(1) 行政管理の乱れるのは当該責任ある公務員の綱紀弛緩に基因するところが多い。政府は綱紀の粛正に一段と留意し、殊に業者との関係が深い当局者においては業者との接触に際し格段に清廉な態度をもって臨むべきである。 また、不正不当事項の責任者に対する行政処分については、いたずらに温情に堕することなく、これが執行を厳正にすべきである。
(1) 行政管理の乱れるのは当該責任ある公務員の綱紀弛緩に基因するところが多い。政府は綱紀の粛正に一段と留意し、殊に業者との関係が深い当局者においては業者との接触に際し格段に清廉な態度をもって臨むべきである。 また、不正不当事項の責任者に対する行政処分については、いたずらに温情に堕することなく、これが執行を厳正にすべきである。
同一の事犯に対し、ある竹においては、処分が寛大に失し、それが綱紀弛緩の原因になっていると指摘されているのであります。関係大臣は、連絡を密にされて、懲戒処分の基準を明確化し、統一化するお考えがあるかいなか、伺いたいのであります。 わが党が、公労協のストライキについて最も遺憾に思う点は、違法なストライキであることと、いま一つは、公共企業体等労働委員会、いわゆる公労委で調停中であるという点であります。
会計検査院の検査の報告とは逆に、検査の手の届かない面における綱紀弛緩の度合いは、遺憾ながら旧態依然たるものがあることは、まことに残念のきわみでございます。
などでなくしたり、損傷した数は、昭和三十年の十二月から一カ年間に、四千八百余件、金額にして八億三千余万円、昭和三十一年十二月から一カ年間に、八千余件、金額にして五億八千余万円、三十二年十二月から一カ年間に、三万三千七百件、金額にして十九億千四百余万円、三十三年十二月から一カ年間に、二万一千二百件、金額にして十二億六千六百万円となっておりまして、会計検査院の検査の報告とは逆に、検査の手の届かない面における綱紀弛緩
ところがどうも最近は運賃値上げだとか、新五カ年計画だ、あるいはデラックス版だとかいうことに焦点が向けられて、どうも少しこういう肝心かなめのところが抜けているのではなかろうか、極端なことを言えばいわゆる綱紀弛緩というか、そういうことがありはしないかとわれわれは考えております。これに対して総裁、どうですか。
○岸国務大臣 決算に関連をいたしまして、公務員の綱紀粛正の問題について委員長からの御質問でありますが、決算に関して、年々相当多額の会計検査院からの批難事項もございますし、また、今おあげになりましたような公務員の不正行為、または綱紀弛緩のために盗難その他の損失を国家に与えておるという事態がありますことは、これは全く遺憾にたえないところであります。
そうしてこれを調査していく過程においては、さっきも申しました通り、官僚腐敗、綱紀弛緩という意味から展望いたしまして、こういうようなことはどうしてもわれわれでは調べがつかないから、一ぺん調べて白黒をつけなければ、これだけのメモが週刊朝日や新聞に流れて、官僚並びに利害企業産業の人の、再々にわたって三日にあげず饗宴の姿があり、しかも利害企業産業で全部まかなわれておるという事実について、国家でその実態を明瞭
岸内閣は綱紀粛正ということを言っておるが、これは綱紀粛正でなくて綱紀弛緩ではなかろうか。私は三、四年前から週刊誌を企画しておりまして、いろいろと官僚腐敗の姿というものを展望しようという、その一助としてそういうことをやった。グラマンというものに頭が切りかえられたのは、当決算委員会がグラマン問題を取り上げたことを新聞で見て、はて、これぞ、と思ったということからであります。
、これは希望を一つ政府に申し上げたいのですが、法律の件名だけを羅列していただきましても、私の心配しております国会全体の運営については、御説明は多分あるでしょうけれども、この法律案はいつごろ出す、これはいつごろだという御説明はあるでしょうけれども、今度御説明をいただくときには、大体の予定提出日の一覧表というふうなものを作っていただいて、そうして政府も、ただいま小林君のお話を聞いておりますと、だいぶ綱紀弛緩
○前田(榮)委員 実際の政令を見なければわかりませんが、今建設大臣の御答弁で、再び国鉄のように、いろいろ不正的なことの起らないようにするという御意見で、われわれは大いにそれを歓迎するわけでございますが、ただどういう施設にいたしましても不正の起ることを予想するものはないのであって、不正の起らないように最初は非常に慎重に努力をされるわけでございますけれども、それは数年にいたしましていろいろな綱紀弛緩等が
また大臣の立場として、被監督の立場にあるすべての人にあたたかい気持を持って臨むという、そういう気持の発露としての今の、一般論として全体に綱紀弛緩とは思えない、それぞれその職務に一生懸命になっておると思う、これはもっともだと思います。ただしかしこの際は、やはりこの重大なできごとがあったのだから、綱紀問題も重要原因の一つではないか、こういう観点をはずしたら大へんだと私は思います。
ともかく大まかに見まして、土性骨について綱紀弛緩という問題が最大の原因をなしておるのではないか、こういうふうに考えております。こういう点について思い当ることはないでしょうか。またそういう点についてはノーということになるでしょうか。これは一つ大臣、この点も倉卒の際に、大事故発生の瞬間に、国民が大きなショックを受けておるときでありますから、やはり重大な点の一つとして大臣の言明をいただきたい。
幽霊人夫を用いたり、使えない機械を買い入れたり、あるいは架空の建築物を移転したごとくいって国費を取り込んだり、あるいは木橋がなかったのにあったごとく偽わって工事をやらせたり、これは全く綱紀弛緩の一つの現われであると存じます。このことは中央政局の腐敗堕落、汚職が多大なる原因を与えておることを否定することはできないと考えます。ことに工事を党利党略に用いるということは何としても否定ができない。
あなたのほうで綱紀弛緩を粛正する。或いはこの種の類似問題の起ることを未然に防止するという建前に立つ限り、自発的に行政府として何らかのしめしはついておらなければ、今後やはりこういう問題は解消しないじやないかという意味合で意見を申上げたわけであります。だからその者をぶつ殺してしまへとか何とかいうことを私は申上げておるのではさらさらない。まあ時間も時間ですから私はこれで終ります。
これは綱紀弛緩、綱紀紊乱の姿であり、実態であることは申すまでもないのでありますが、そういう政党内閣下におけるこの行為が、近年露骨に国家行政の機関に滲潤して来たというこの事実であります。
この厖大なものをどうして取立てをしないかというところに、私どもは会計経理上の一つの綱紀弛緩といいますか、綱紀頽廃といいますか、紊乱の状態を見のがすわけに参りません。あるいはまた熊本氏も行つておられたことくに、幾十の外郭団体その他の問題、運輸調査局等の問題にいたしましても同様であります。これらの外郭団体の問題につきましては、なお今後究明を残しておきたいと思います。
特に戦後一般に責任感が薄くなつた点を非常に強調せられ、行政面における綱紀弛緩、こういう点を強調されておりましたが、この問題の具体的なこと、そして国鉄から出した資料、委員会の質問に対する答弁等によりまして動きのない事実となつております点を一、二申し上げまして、一つ御批判を伺いたい。
法務省といたしまして、その事件については個々に厳密な調査をいたしまして、その脱走の原因を究明して、そうしてただいま御指摘になりましたように、法務省の職員にしてもし職務を怠り、綱紀弛緩をいたしておるような点があるならば、苛責なくこれに対して懲戒処分を行うという方法をもつて臨んでおるのであります。
また雑居房はありますが、その雑居房内において牢名主などの者がおつてそこに威力を示している、それが綱紀弛緩の原因をなしているということは、この小菅刑務所にはございません。
○田嶋委員長 非常に詳しく承つたのですが、その中に逃走の原因としていろいろ述べられた、そのあとで今後の対策として綱紀の弛緩をなくするということになつておるのでありますが、あなたの言われた起つた原因の中には、綱紀弛緩ということは全然触れていないのですが、これは矛盾しないのですか。それでいいですか、綱紀弛緩はなかつたと思いますが……。
綱紀弛緩とおつしやいますけれども、綱紀弛緩の基本は何にあるかということを、やはりこの機会に十分御説明になつていただきたいと思います。
単に注意をいたしましたで通過してしまうというような案件ではなく、よつて来る原因が那辺にあるだろうか、非常に綱紀が紊乱でもしているのではないだろうか、綱紀弛緩の結果こういうような事件が起つたのではないだろうか、そういうようなことについて大蔵省は御研究調査はあつたのかどうか。
近来日本の政治体制は綱紀弛緩いたしまして、責任の所在がぼやかされている。責任の所在がどこにあるのであるか。そういう大切なる人権に関する重大問題であります。こういう重大問題の黒白を決すべき証拠物の保管の責任がどこにあるのか。すでにこれだけの大事件に発展し、検事は起訴をいたし、裁判にかからんとしている際に、警察官が持つて歩いて落しましたというようなことは、実に奇怪なことだと思う。