1951-08-16 第11回国会 衆議院 本会議 第1号
終戰後六箇年の歳月は短かくはありませんが、世界大戰の記憶、戰争による憎悪、仇敵、不信等の国際間の悪感情は容易に滅却するものではないのであります。この悪感情は、現に深刻複雑なる国際関係となつて世界の平和の確立を妨げておるのであります。米国政府及び国民の対日好感情は格別といたしまして、多くの諸国、わけて戰時われより侵撃または脅威を受けた諸国の対日感情のいまなお釈然たらざるものあることは当然であります。
終戰後六箇年の歳月は短かくはありませんが、世界大戰の記憶、戰争による憎悪、仇敵、不信等の国際間の悪感情は容易に滅却するものではないのであります。この悪感情は、現に深刻複雑なる国際関係となつて世界の平和の確立を妨げておるのであります。米国政府及び国民の対日好感情は格別といたしまして、多くの諸国、わけて戰時われより侵撃または脅威を受けた諸国の対日感情のいまなお釈然たらざるものあることは当然であります。
わが電気通信委員会としては、この非難をいたずらに政府当局に転嫁することなく、公衆電気通信事業が終戰後六年を経過して、なおかような状態に低迷しているその真の原因がどこにあるかを真剣に探求し、事業の発展を妨げている事柄があればすみやかにこれを除去し、政府と協力して一日も早く真に国民の期待に沿うような電信電話をつくり上げなければならないのでありまして、かかる見地から四国、中国班としては、現地視察報告の本旨
今回の第十国会におきましても、重ねてここに遺族援護に関する、更に突き進んだ御決議を頂いておるのでありまして、終戰後六年にもなりまするので、全国の遺族のかたがたは、我々に対しても何らか政府として考えて頂けるものだという感じを、今回の第十国会において重ねて決議いたされました等のことによつて、一層こういう強い感銘を受け、多くのかたがたが感謝をいたされておりますると同時に、せめてこうありたいとか、ああありたいとかいうような
然るに今日すでに終戰後六年たつて、そうして全くこれはまさか幽靈だと思うわけじやないのですが、こういう人が引揚げて来ている。そうしてまだ二百七十人名もおるぞと、そうして多くの人たちを連れて来ている。こういうような事態がはつきり南方では調査されている。ここに引揚問題の問題が一体ないのかどうか。
終戰後六年、戰死者であるから、あるいはまた戰死者の遺家族であるからといつて、国家から何らかそれに報いる手段をとつたかと申しますと、何らそれに報いることはないのであります。しかしながら、国家の犠牲になつた遺家族の方々が、従来とも叫びたいことをがまんして、押えて、隠忍して今日に至つておられます心境に対しましては、私は国民として、敬服のほかないのでございます。
それにもかかわらず終戰後六箇年間の平均を見ますと、年平均五万キロ、わずかに〇・六パーセントくらいの増加率でございます。それで今申しました電力の需給のアンバランス——これは相当大幅な拡充をしないと、いつバランスがとれるかということは非常にむずかしいのであります。
その当事から党員に入つておられたということを聞きましたが、終戰後六箇月か一箇年たつてからこちらにお帰りになりました。