1948-01-26 第2回国会 衆議院 外務委員会 第1号
御承知のように、対日平和予備会議の招請につきましては、昨年の七月にアメリカが、大國の拒否権というものを認めないで、極東委員会を構成している十一箇國の三分の二の多数決による、これによつて予備会議を開催したいという見解を示したのでありますが、米、英、ソ、中四大國の会議だけで、しかも拒否権を保有して会議を開催しようというソヴイエトの見解と米國側の見解とは対立しておつたのでありますが、昨年の八月の末から九月
御承知のように、対日平和予備会議の招請につきましては、昨年の七月にアメリカが、大國の拒否権というものを認めないで、極東委員会を構成している十一箇國の三分の二の多数決による、これによつて予備会議を開催したいという見解を示したのでありますが、米、英、ソ、中四大國の会議だけで、しかも拒否権を保有して会議を開催しようというソヴイエトの見解と米國側の見解とは対立しておつたのでありますが、昨年の八月の末から九月
すなわち第一は、マーシャルの提案に基きまして、西歐諸國十六箇國がパリで會談を開いて、すなわち被らの經濟復興の共同計畫をつくる。それに基いてアメリカの經濟援助を要求する。これと併行してアメリカの國内においては經濟援助の限度、經濟援助に利用し得べきアメリカの資源、こういうようなものをアメリカ政府において研究する。この二つの處置が本年の夏以來行われたのであります。
○曾野説明員 先般は九箇國の共産黨の協議會の宣言に基きまして最近におきますソ連側の國際情勢判斷とその對策を御説明したのでございますが、本來ソ連の對外政策と申しますものは、そのときどきにおけるソ連の國内政治、經濟情勢をにらみ合わせて檢討せねばならないものでございます。このような見地から戰後の政治、經濟情勢の概略を御説明申し上げたいと思います。
そこでソ連側といたしましてほ、自分の方もこれに對抗する一つの組織をつくる必要がある、こういうことから今度のポーランドにおきまする共産黨の會議におきまして、いわゆる九箇國を組合いたしまして、これの中心となる情報局をベルグラードにつくるという發表をいたしたわけであります。これにつきまして注目すべきことは、フインランドがはいつておらない。
○曾野説明員 ただいま局長からお話し申し上げました九箇國共産黨のワルソーにおける協議會の點につきまして、少しく詳しい御説明を申し上げたいと存じます。 この九箇國共産黨協議會のコンミユニケというものは日本の新聞にも出ておりませんので、本日はそれを中心にして御説明申し上げようと思います。
本年の六月に十九箇國のヨーロッパの社會主義者がスイスのチユーリツヒに集まりまして、第二インターの復活の委員會を開いたのであります。
それからその決定した手續と申しますのは、外相會議で條約を起草して、それからもう少し多數の國を入れた會議を開いて、つまりイタリアとの戰爭にある程度積極的に参加した二十箇國ばかりの國を集めて會議を開いて、外相會議でできた案をその會議に諮問する。その會議の意見はあくまで参考意見で、諮問に對する答申のような意味に扱つて、そうしてそれを参考としてもう一度最後に外相會議で條約の内容を決定する。
○田中(齊)委員 四箇國の外相會議ではなくして、あとの二十一箇國の諮問會議、條約作成の豫備會議において、イタリア代表はある程度自國の立場を述べられたということであるが、相當程度述べたわけですか。
本年に入りましては、米棉による製品が三十数箇國に輸出され、大いに今後の発展を期待しておる次第でありまするが、尚且つ今日までに相当額の入超を示しており、殊に米國よりの入超額が大きいという状態でございます。一方國内の事情といたしましては、一日も早く生産を振興せねばならず、そのための資材の輸入も亦又急を要するものがあるのでございます。
本年に入りましては、米綿による製品が三十数箇國へ輸出される状態で、今後の発展を期待しておる次第でありまするが、なおかつ今日までに相当額の入超を示しており、殊に米國よりの入超額が多いという状態であります。一方國内の事情といたしましては、一日も早く生産を振興せねばならず、そのための資材の輸入もまた急を要するものがあります。
それによつて國際連合に参加しておる一六箇國は日本を守るべき義務を生ずるのであります。その防禦力に頼つて私どもは國家の安全を期待することができはせぬかと思うのでありまして、その點までも考えることは、やや杞憂に近いのではないかと思うのであります。 水谷商臣大臣は石炭の國家管理をやろうとしておる。これがもし誤つたら國家に非常な損害を與える。国民に非常な損害を與え、迷惑をかけることになる。
しかるに、連合國最高司令官は、昨年の夏以來、先ほど提案者がお示しになりましたように、数次に互る米國よりの多量の食糧の輸入をいたされ、殊に米國といたされては、世界十数箇國に対して食糧の供給をされている立場から、人類愛に基いて、國内における食料の節約をされてまでも、わが國に大量の食糧を輸入されまして、それがために、國民を飢餓と窮乏から救われたのであります。