1968-09-06 第59回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第3号
岩盤も石英斑岩という、われわれの考えとしては比較的じょうぶな地層でございます。したがいまして、砂防工事その他治山工事――保安林という姿ではやっておりましたが、治山工事そのものはしておらなかったというのが実態でございます。しかし、今後はそういう問題についてはなお連絡を密にして整備してまいりたい、かように考えております。
岩盤も石英斑岩という、われわれの考えとしては比較的じょうぶな地層でございます。したがいまして、砂防工事その他治山工事――保安林という姿ではやっておりましたが、治山工事そのものはしておらなかったというのが実態でございます。しかし、今後はそういう問題についてはなお連絡を密にして整備してまいりたい、かように考えております。
この地帯は秩父古生層であり主として石英、安山岩地帯でございます。われわれのいまの判断では、比較的じょうぶな地帯だと実は判断いたしておった次第でございます。今回の被害は異常な雨量のための被害であったわけでございます。なお、一般論といたしまして、保安林の整備をいま着々準備をいたしておる次第でございます。簡単でございますが、以上でございます。
珪石のあるものは珪岩であり、あるものは石英であります。そういうように、学問的でないような名称が間々使われているということは、亜炭に限らずあるわけです。 それで、本論に戻りまして、亜炭と申しますのは、いま申しましたように、褐炭の部類に属します。褐炭のF1、F2に属する。
次に、地震との関係が考えられるのかという問題について申しますと、以下仮説でありますが、地震の数日前から震源地の地下に、すなわち震源に大きい圧力の急激な変化を生じまして、石英の鉱物内においては電気を生じまして、それが地電流の異常なる短週期の変化となって流れまして、そのために地表にも短い週期の磁場変化となって現われるからだと思います。
石英というものが花崗岩に相当含まれております。大体地下少なくとも五キロ以上でありますと、花崗岩が一般に多いとされております。地震の深さは大体五キロから六十キロあたりが普通でございます。五キロは浅いのであります。グラニット、すなわち花崗岩の多い部分は非常に強烈な圧力が働きますと、大地震であれば、一月前にもさかのぼって相当強烈なものが働くということは、地震波の伝わり方の変化からでもわかります。
御母衣ダムの特徴は、そのダムサイトが花崗斑岩及び石英斑岩で、普通の重力式ダムの圧力に耐えないこと、及び付近に良質の粘土質の土と石が得られることから、ロックフィル・ダムとしたことでありまして、この堰堤高及び体積も世界有数のものであります。堤高百三十一メートルに対し、敷幅は約五百メートルで、ダム現場は、普通に見られるケーブルクレーン、コンクリート打設設備もなく広々といたしております。
花岡岩の石英斑君とか、あるいは花岡斑岩等の風化作用の比較的受けやすい所である、小亀裂が多いというようなことが言われておりましたが、もしそうだとするならば、なおさらもってこういう落盤事故等が多く察知されるわけですから、それの予防措置というものは十分にされておるべきだったのです。
それはその通りであると思いますが、たまたま本件の地帯が石英粗面岩と推定されるのでありまして、外気あるいは水等の侵食のない場合は非常に堅硬なものでありますが、これが一たび手を加えて外気等に触れます場合は、非常に風化の早いもののようでございまして、たとえば仮排水隧道の貯水池側は、当初地山の岩盤に接着していたものでありますが、現在で見ますと、相当露出しておるという点から見ましても、取りつけ個所は相当風化したんではないかということが
また、ここの石英粗面岩の風化の問題になりましても、これはそういう悪いコンクリートのところで、一般の空気に触れれば風化をする岩質なんでありまして、上から見たからわからないといいますけれども、これはダムの技術者としては、もう地盤の岩質の風化ということは一番気をつけなければいけない問題である、そういうようなことを考えてみますと、やはり農林省でたくさんのダムをやって、干拓もなさるのでありますけれども、そういう
○竹谷委員 話は変りますが、この間、通産大臣と工業技術院長にこの委員会に来てもらいまして、伺ったのでありますけれども、福島、山形、秋田等に多量に賦存するカリを含んだ石英粗面岩という石を化学処理をしてカリ肥料が作れる、これも五万トン以上の生産工場を作れば収支が償うということを、この委員会で答弁しておるのでございます。カリは今全部輸入に待っておる。
○説明員(清野保君) この隧道並びにこれに接合されますところの部分は、実は昭和十七年の戦時中の建設でありまして、その後昭和二十九年に工事の進捗に伴って、十分戦時中の出来高を検討いたしましたところが不十分な点が発見されましたので、隧道につきましては揚圧力を増加しまして、これに対する補強を行い、かつまた、隧道と斜樋の接合部の部分につきましては、当時岩盤でおおわれておりました部分が、岩盤の石英粗面岩が風化
○説明員(清野保君) 隧道の中に非常にかたい石英粗面岩があったのでありますが、その石英粗面岩の中で、接合部に存在する石英粗面岩は、真珠岩がその付近に併入いたしておりまして、その真珠岩の併入の際に熱作用によって幾分風化をしておった部分があったようであります。
今この基礎岩盤である石英粗面岩の風化というお話があったのですが、この石英粗面岩の風化の進行状態をどの程度に見ておられたのですか。
○竹谷委員 まだ東北開発の地下資源の一つとして数えられていないのが、この石英粗面岩でございますが、ただいま通産大臣なり工業技術院長から聞かされたように、どうしてもやった方がほんとうに東北のためになり、また国家の国際収支、肥料の自給という点からも非常にいいと思われるのでありますけれども、このほかにも東北開発の地下資源としてあげられたものは重大なものばかりで、いつかお話したと思いますが、山形、秋田等にたくさんあります
今お話を承わりますと、福島、山形秋田等に多量に枸溶性カリ肥料の原料である石英粗面岩が賦存しておる、こういうことでございます。東北地方は石炭を除いては日本で一番豊富に地下資源を持っておるのでありまして、このような資源もある。これは採算的には今のところ簡単に営利会社がすぐ飛びつくというわけには参らないから、こういう事業こそ、東北開発として取り上げなければならぬのではないか。
次に、三江北線の補修状況でありますが、三江北線は江川に沿う景勝地でありますとともに、また電源開発の有力な地として脚光をあび、陰陽連絡の重要線であることは前述の通りでありますが、江川の峡谷を縫って、線路は標高二百ないし三百メートルの急峻な山裾の斜面四十五度ないし五十度を切開し、片方は十数メートルの土留で直接江川の河床に臨み、山岳の胴体は花崗岩、石英粗面、粉岩で表土は薄く、全くのがらがら山で樹木の育生悪
○富樫(總)政府委員 ただいまのおあげになりました岩石は、そのもの自体にはけい酸を含んでおらないのでありますが、それを掘る際に、まわりから石英なり花崗岩なりから一緒に遊離けい酸が出る場合がむしろ多いのであります。従いまして、さしあたりは除かないで、現地の調査の結果、この山はなるほどほんとうに出ないというようなことがわかった場合にそれを逐次はずしていく、こういう考えであります。
しかもこのカリ肥料を取るところの石英粗面岩というのは、実質的に調べて参るというと、何億トン日本にあるかわからない。こういうことなんでありますが、これについてどれだけの予算措置が講ぜられているかということでありますが、ここに私が手に入れましたのには第一次査定額七百五十万円となっております。これは一体どうなっているのですか伺っておきたい。
英国は石英粗面岩というような、何十年たっても変質せざるところの石を敷くというように、そういう科学技術の裏づけを持ったすべての政策が立案されておる。しかるに日本の政策というものは、こういうものに対して最高の国家の科学技術の裏づけなしの政策が行われる。
大体石の質は石英粗面岩または花崗岩だと思いますが、あの付近はそういう大きい石が粘土の中にかまれておる、そういうところでございますので、こういうことが起る原因につきましては、そういうような自然の風化というようなものでございまして、この石も、経路を今検察庁その他で調べておられるようでございますが、のりではかりまして百十メートルくらい上に県道が通っておりまして、その上になお六、七十メートルの山がございます
以上のような調査の結果から、ダム地点の地質の概要を申上げまするならば、先ずダムの予定地点を構成しておりまする岩石でございまするが、ダム地点を構成する主な岩石は玲岩、それから変質した玲岩、変質した石英斑岩、まあそういうようなものであるのでありまするが、これらは余り専門的に亘りますので組かいことは省略いたしまして、今度は地形及び地質の構成の概要を申上げます。
遊離けい酸と通常申しておりますのは石英、普通俗語的には水晶と申しておりますが、SIO2という分子式を持つております一つの物質でございます。その石英を通常は遊離けい酸と申しております。一般の岩石の中には石英はいろいろの形で入つております。が、他の物質、他の分子と結合した状態のSIO2はこれを結合けい酸と申しております。
これは普通石英でございますとか水晶或いは珪石というものの中に含まれておるものでございます。それで結晶形になつておりませんところの遊離けい酸が果して害があるかどうかということは、近頃でございますけれども、この結晶になつておらないところの遊離けい酸からできております蛋白石という石がございますが、山で稼働しておられる方にも、やはりレントゲン上はけい肺病らしいものが出ておるということが言われております。
従いましてこの露頭状況が、余り金のいいものが見当らなかつたということだけで、その鉱脈全体、従いましてその鉱区全体の価値が無価値であるとか、或いはもう捨ててもかまわないというような判定は、誰も下し得ないのでありまして、特にこの伊豆半島の、日本で最も古くから金鉱山が開発されております、日本の中でも最も重要な産金地帯の中にある石英脈は、一本一脈といえどもこれを無価値であると、露頭の状況から言つて無価値であるとは
それは具體的に申し上げますと石英結晶すなわち水晶の相當量がある場所にある。それを調査に行きたいから安本の方でやつてもらいたいということを昨日言つて來たのであります。そこで早速調査して見ますと、石英結晶は隱匿物資等緊急措置令の物資にはなつておらない。從つて行政的にこれを摘發して買上げる、あるいは沒收するという權限はないのであります。從つてそういう意味における調査摘發は不可能であります。