2002-12-10 第155回国会 参議院 法務委員会 第13号
○井上哲士君 平成十三年にやったということでありますが、これも午前中の答弁にありましたように、平成十三年の十二月の死亡事件にも今問題になっている元副看守長の前田がかかわっていたということも明らかになっているわけでありまして、その時点からの調査などが一体どうだったのかということが今問われているんだと思うんです。
○井上哲士君 平成十三年にやったということでありますが、これも午前中の答弁にありましたように、平成十三年の十二月の死亡事件にも今問題になっている元副看守長の前田がかかわっていたということも明らかになっているわけでありまして、その時点からの調査などが一体どうだったのかということが今問われているんだと思うんです。
起訴されたのは、名古屋刑務所看守長渡辺貴志、副看守長前田明彦、同岡本弘昌、看守小沢宏樹、同池田一であり、その公訴事実の要旨は、被告人五名は、名古屋刑務所に勤務し、被収容者の処遇、戒護及び規律維持等の職務を担当していた者でありますが、懲役受刑者がかねてから反抗的態度を示しているとして、懲らしめの目的で、共謀の上、本年九月二十五日午前八時十五分ころから午前九時四十五分ころまでの間、同刑務所内保護房において
○政府参考人(樋渡利秋君) 犯行状況等につきましては、午前中に副大臣が御報告、お答えしましたとおり、前田副看守長は、被疑者が既に制圧され、暴行を振るうおそれもないのに、懲らしめのために革手錠を使用することを考え、上司である渡辺看守長の了承を得、他の刑務官もこれに加わって、まず中サイズの革手錠ベルトを被害者に使用したが、強く締まらなかったことから、小サイズの革手錠を取り寄せた上で、前田副看守長らにおきまして
報告によりますと、「その後、前田副看守長は、被害者が既に制圧され、暴行を振るうおそれもないのに、懲らしめのために革手錠を使用することを考え、上司である渡邉看守長の了承を得、他の刑務官もこれに加わって、まず、中サイズの革手錠ベルトを被害者に使用しました。」とあります。 そこで、お聞きをいたします。
○木島委員 それなら、法務大臣、法務大臣は法務委員会にこの報告をしたんですから、その報告書によると、同日午前八時十五分ごろ、異状に気づいて駆けつけた刑務官において、被害者が前田副看守長に暴行を加えようとしている旨判断し、被害者を引き倒して制圧し、これを受けて前田副看守長が、金属手錠をかけた上、渡邉看守長の指揮を受けて保護房に収容しました、そういう報告だけでしょう。
○木島委員 今出てきている事実は、面接室で受刑者が前田副看守長から事情聴取を受けた、そして四月ごろのサボタージュについて、それを前田副看守長の思惑どおり受刑者が認めなかった、それに対して前田副看守長が立腹して、受刑者が座っていたいすをけ飛ばしたんですよ。そうでしょう、報告は。それで受刑者が転んだんでしょうね、それで立ち上がろうとしたんですよ。それだけですよ。
そういうことから参考にして申し上げますと、例えば昨年の四月ごろですか、熊本刑務所の副看守長が、いろいろ、上司との関係で非常に自尊心が傷つけられた。余りにも服務規程というか仕事上の命令がきつい。表現は悪いかもしれませんが、上司のやり方が全く人間扱いしない、そういうことに腹が立ったということで、ちょっと職務分限という規律に触れるようなことで、大変問題になっている事件なども起きているわけですよ。
アメリカの刑務所へ行って寝泊まりするとわかりますけれども、アメリカの刑務所の所長や看守長の最大の仕事は、どうやって黒人と白人を処遇するか。一緒に部屋の中へ入れるとけんかになるし、それから離すとまたお互いに差別とかなんとかということになりますが、そういうようなことが日本ではございません。ミズーリには割合に変な意味で有名な、コンジュガルピジットというのですか、奥さんが面会に行く刑務所があります。
それによりますと、恩給受給者期間が五年未満の者が副看守長以下約二七%、法務省一般の職員は二三%というようなデータも実は出ておるわけでございます。
それで、看守から看守部長というふうに昇進しまして、さらに副看守長、看守長というふうに上がってまいりますと、それに伴いまして俸給も上がるということでございます。毎年人事院の勧告がございまして、これら拘置所職員につきましては、こういう本来の俸給のほかに各種の手当等につきましても認められ、あるいは増額が得られてきておる点につきましては、私どもたいへん感謝しておるわけでございます。
○長島政府委員 なくなられた看守の方にはできるだけの弔意を表したいということで、すでに二等級の特別昇進で副看守長にいたしました。それからただいま大臣の賞じゅつ制度がございますが、これらのことも手続中でございますし、そのほか公務災害補償なり、その他の手続は一切済ましております。近く五月に矯正協会と現地の刑務所との共同主催の葬儀を盛大にいたしまして弔意を表したいと思っております。
と申しますのは、先生御承知のように、看守の中で非常に成績のいい者は、自分で勉強いたしまして試験に通り、そして特別の課程の研修に乗ってまいりまして、それがやがて看守部長、副看守長、看守長というふうに上がってまいるのでございますが、その試験に通りません人たち、すなわち十年でも二十年でも看守ということで残る人々がありまして、これが従来非常に研修とか訓練とか再訓練とかいう機会に恵まれていないわけでございます
○小林武君 それから大東市拘置所、大阪拘置所の前にいた拘置所ですけれども、そこに拘置所警備隊の通本——名前はわかりませんけれども、通本という人と、大島副看守長、これが前におりました。
○小林武君 ひとつ局長にお尋ねいたしたいんでありますけれども、先ほど来私が読み上げましたこの拘置所の職員、通本看守、大島副看守長ですか、西村看守、犬飼看守部長、山口看守長、これらの職員について、松本との関係において、何か拘置所といたしまして、職務上のことで問いただすとか、あるいは行政的な処分をするとかそういうような事実はありませんでしたか。
○説明員(羽山忠弘君) 告訴状によりますと、四十五年の四月の八日ごろでございますが、電報の返信料の金三十円を看守長の山口隆市が横領したというのが一つございます。
これは大阪地検で有名な、一日何万円とか、積もり積もって五十万円になったとかいう切手の問題にからんでの、まず看守長に対する告訴が行なわれて、その結果こういうふうに出てきた、こういう事案だと思いますが、これについて刑務所側のほうでは行政処分について再調査されると言っている。ここに上申書が出ている。同時に、これは弁護人の名前を出してもいいと思うが、河原弁護人は検察庁の処置に非常に不満である。
それからさらにこの両名が、ことしの二月の十七日に、午前八時十分ごろに工場内で、同工場を巡視に来ました同刑務所の保安課長補佐の看守長高橋義博に対しまして暴行を加えまして傷害を加えたという事実がありまして、その事実が、検察庁によって取り調べの結果、本年四月二十八日、公務執行妨害、傷害罪で起訴されまして、現在青森地方裁判所で審理中でございます。
調査の過程におきまして、一応の容疑が認められるということで、看守長並びに看守数名の者につきまして事件を立件いたしまして、犯罪の容疑のもとに捜査をただいま行なっておるということでございます。なお、その過程におきまして、先日現場の検証というようなことも行なったという報告に接しております。 なお、その後ごく最近、電信報告によりますと、これらの件について、また別な告発を受理している。
これは新聞の報道するところによると、事件は窃盗罪で服役中のAとBが、当時の看守長に乱暴して一週間のけがをさせた。これは現在公務執行妨害で公判中、それでけがをさせられて怒った他の看守十数人が、二人を保安課調べ室に連れ込んで、裸で正座させるなど、警棒でめった打ちにした。警棒やしないでめった打ちにした、こう新聞にも報道されている。
副看守長になると五等級に上がる。こういうシステムをとっておるわけでございます。そこで、ただいま御指摘の主任看守と申しますのは、看守があります限りは原則として七等級の俸給をずっと受けるままになるわけでございますので、これでは看守部長の試験を受からない限り、七等級から一歩も脱却できないという難点がございます。
今度の勧告を見ますと、監獄の看守長だけ上がることになっている。ところが皆さん、監獄の看守長だけがつらいのじゃないのです。もっとつらい職場がたくさんある。たとえば重度心身障害児を扱っているところとか、あるいは少年院ですね、矯正機関といいますか、でありますとか、あるいは養老院、乳児院、一般的に夜中でも手をわずらわして世話をしなければならぬような宿直の場合は、何にも考慮されていない。
と申しますのは、矯正の職員は階級制というのがございまして、上は、うんと上のほうへ参りますと法務事務官何等級ということになるのでございますが、いわゆる保安関係の職員の階級は、看守長、副看守長、看守部長、一番下が看守ということになっているわけでございます。
もちろん看守、看守部長、副看守長、看守長、このように昇進の道は開かれておりますが、これは試験制度でございまして、いわゆる試験を受けて合格をすればその上に進んでいくという道が開かれておりますが、それはそれといたしまして、看守という身分でおる限りにおきましては、一生六等級どまりということに相なっておるわけでございます。
それから刑務所でございますが、刑務所の看守、看守部長、看守長、副看守長といろいろ職名がございますが、いわゆる監獄職員と申しますものの定数は一万五千八十一人でございまして、現在員は一万四千八百八十九人でございます。それからまだ何か残っておりますでしょうか。
○政府委員(津田實君) 門屋副看守長は、昭和三十五年七月以来、松山刑務所の管理部保安課の配置係長の職にあった者でありますために、看守によります在監者に対する特別公務員暴行致傷事件、在監者の看守に対する公務執行妨害傷害事件簿の参考人といたしまして七月二十一日——本件の自殺がありましたのは七月二十三日でありますが、七月二十一日の午後四時ごろから約一時間半にわたりまして刑務所の中の会議室で看守の配置状況等
これは、経理部ですから、直接の関係はないかもわかりませんけれども、いずれにしても、大臣の特命を受けて経理部長、今度は矯正局長が、これは所管ですが、急遽松山に派遣されたわけですが、これはもちろん大臣の指示だと思いますが、どういうような御趣旨でこの前なり今度所管の局長なりを派遣されたのかということと、それからそれに関連をいたしまして、前には教育課の副看守長が自殺をされた。
さきに本年六月二十八日に松山刑務所の教育課の係長大森常市副看守長が自殺いたしましたが、このたびまた管理部の保安課の配置係長の門屋茂副看守長、この人が本年七月二十三日、当直の看守長の補佐役として前半夜勤務の当直副看守長として午前一時まで勤務いたしまして、その後、松山刑務所拘置場仮眠室において仮眠しておったのでありますが、午前五時五十八分、本人は仮眠室の窓格子に護送用の捕繩をくっつけまして、開襟シャツ、
それから看守の配置でございますが、松山の今度の拘置所の場合を見ますと、昼間は、区長というのが副看守長、その下に監督の看守部長、それから看守、これは一階と二階となっております。一階と二階に正担当一人、それから交代が一人、それから事務をとる看守が一人という勤務でございます。この担当、これがまた、多少なれませんと収容者を取り扱うのに不手ぎわを起こすという問題もございます。
副看守長それから看守部長、監督部長、その下にいまの階下と階上に正担当が一人ずつと、それから拘置区の事務をとります看守が一人、それからあとは交代の看守が一人、それから女区のほうの関係で女子が一人、これは入浴とか運動とか、そういうときだけ立ち会います。
そして今度は全体を含めました場合に、当直看守長、その副長の副看守長、看守部長というものがあるわけでございます。夜の勤務に従事いたします数は全部で二十一名でございます。
そこで、拘置区のほうの配置がえにつきましては、拘置区の係長、これは副看守長でございますが、坂東定というのが三月の十六日付これは一般の異動にも入っておったわけでございましょうが、これもかわっております。三月二十五日に拘置場の階上二階のほうの担当をやっておりました富岡照雄看守、これが三月二十五日に大津の支所のほうへ配置がえになっております。
そこで、ただいまお尋ねの贈収賄関係事件でありますが、現在までの贈賄関係者として、まず郷田会に属する郷田昇、その妻の多都子、岡本雅博、兵藤卓也、松原洋その他四人ぐらいが贈賄者関係でありまして、収賄側では同刑務所の看守杉原章、同丹生谷文夫及び看守長宮岡照雄の三名でございます。