1950-11-18 第8回国会 衆議院 海外同胞引揚に関する特別委員会 第12号
しかしこれをもつてしても老朽の建物及び風水害による損害を合せれば、いまだその補修疎開に事を欠く状態で相当補正予算の増額をいたさねばならぬのであろうと思います。なおぜひとも明年度においてはより多く予算中に盛り込まれることを希望しているものであります。
しかしこれをもつてしても老朽の建物及び風水害による損害を合せれば、いまだその補修疎開に事を欠く状態で相当補正予算の増額をいたさねばならぬのであろうと思います。なおぜひとも明年度においてはより多く予算中に盛り込まれることを希望しているものであります。
これがために今年はいわゆる二十四年から二十五年度にかけて供出する農家が苦しんでおるという声が今充ちておりますが、かような県について全国一般に供出を増されたと同様に増されたというのは、一応肯ける点でありますけれども、災害に対しても相当補正をされているように聽きますが、今後も十分に御調査下さいまして、災害及び実情に即した供出割当をするようにお願いしたい、かように申上げるものであります。
でありますが、そういうものも含めまして、馬鈴薯及び麦の補正の点につきましては、ことに九州なり、あるいは四國なり、山口なり、そういう方面の被害について重点的に——総補正量は全國で七十八万七千石程度でありまするにもかかわらず、これらの地方につきましては、重点的に補正をいたして参りましたので、その点につきましては、相当補正が十分なされたと考えおります。
相当な補正をしなければならないが、これを相当補正してもなお二合七勺農家の還元配給を続けて行くだけの見通しがあろうか、またこれに対して、これをやらないとするならば、おそらく農業の再生産というものが食糧の面からもできなくなつて來ると考えるのであるが、こういう点をお伺いしたいのであります。もう一つは、先ほど大臣は農業の機械化をやる、農業の科学化をやらなければならぬ、こういうふうにおつしやつておる。