1967-12-14 第57回国会 衆議院 産業公害対策特別委員会 第2号
しからば、こういった被害が発生する濃度というものはどの程度であるかということになるわけでございますが、現在までの試験研究の結果によりますと、水稲の生育阻害濃度というものは、土壌の条件なり、あるいは干害期間の長さでありますとか、あるいは水稲の成育の段階によりまして差がございますけれども、一般的に、塩害というものが起こってまいります土壌溶液の濃度は、塩化ナトリウムの濃度で言いまして大体〇・一%前後、一〇〇〇PPM
しからば、こういった被害が発生する濃度というものはどの程度であるかということになるわけでございますが、現在までの試験研究の結果によりますと、水稲の生育阻害濃度というものは、土壌の条件なり、あるいは干害期間の長さでありますとか、あるいは水稲の成育の段階によりまして差がございますけれども、一般的に、塩害というものが起こってまいります土壌溶液の濃度は、塩化ナトリウムの濃度で言いまして大体〇・一%前後、一〇〇〇PPM
実はこの光線によりまして稲の生育阻害を起こしておりますのは、いまに始まったことじゃございません。古くメイ虫を誘殺いたしますために誘ガ灯というのが昔ございました。あの誘ガ灯も、少し光線が強いと、あの誘ガ灯のごく下のところ、まわり約一メートル平方くらいのところがよく青立ちになったことがございます。こういうふうに非常に敏感なのでございます。
全面積にわたって被害を受けるということになると、生育阻害だけでも五百円ぐらいではきかぬと思うのです。ですから、そういうものの救済をどうするかということをもう少し明らかにしておく必要があると思います。