2014-10-16 第187回国会 参議院 農林水産委員会 第2号
太平洋マーシャル諸島ビキニ環礁で一九五四年三月一日にアメリカが行った水爆実験で第五福竜丸が被災したことは多くの皆さんが知っているところです。しかし、アメリカが当時六回にわたって行った水爆実験で第五福竜丸以外の多くの日本の漁船と漁船員が被曝したことは余り知られておりません。
太平洋マーシャル諸島ビキニ環礁で一九五四年三月一日にアメリカが行った水爆実験で第五福竜丸が被災したことは多くの皆さんが知っているところです。しかし、アメリカが当時六回にわたって行った水爆実験で第五福竜丸以外の多くの日本の漁船と漁船員が被曝したことは余り知られておりません。
ちょっと話は変わりますけれど、去る三月三十日に沖ノ鳥島環礁で大きな事故が起こりましたね。要するに、あの鳥島を守ろうとする桟橋建設をやるんですけれど、そこで人命を落とす悲しい事故がありました。
どういうことかというと、特にフィリピンなんかは、沿岸警備隊の能力が大変劣っているというか、ほとんど活動ができていない状況なんですが、その状態で、例えば中国との海域で問題が起きているスカボロー環礁の問題で何が起こるかというと、フィリピンは沿岸警備隊がしっかりしていないものですから海軍を出すわけですね。
○井上哲士君 アメリカは、国外でも五十年間租借をしているマーシャル諸島共和国のクエジェリン環礁にもこのレーダーを配備しておりますが、その際は、国外であっても環境アセスを行っているんですね。その報告書を見ますと、例えば、ウミガメとかサンゴなどの動植物なども調査をされているんです。
何としてでもこの尖閣、海上保安庁、国土交通省が首根っこを押さえていただきたいと、このように思っておりますし、また、もう既に御承知のとおりでありますが、中国はフィリピンのスカボロ、そしてまたミスチーフ環礁、そしてベトナムではパラセル諸島、これを実効支配をしております。
私は、東京都の漁業組合長である菊池組合長という非常にしっかりした人物に依頼して、東京都で大きな船をつくって任せ、あそこに小笠原の漁民の漁業のための魚礁を設け、漁獲をふやし、そして、かつて自民党時代につくられた、廃墟に近くなっている、あの環礁の中に建っている建物の柱を利用して灯台をつくりました。
例えば、フィリピンとの間で問題になっているミスチーフ環礁ですね、一九九一年にフィリピンから米軍基地が全部撤去されました。クラーク空軍基地を初めスービック海軍基地、これが全部撤去されたら、翌年にこの領海法をつくって、そして九五年にミスチーフを軍事占領していくわけですけれども、その前に、実はトウショウヘイ氏は、二度にわたってフィリピンに棚上げの提案をしているんですね。
その後、アメリカに代わってベトナムに入ったロシア、これも一九八〇年代の半ばに撤退いたしますが、そうしますと、中国はすかさず、これもベトナムと争っていたジョンソン環礁をベトナム側に七十名の戦死者を出させて軍事的に奪取をいたしました。九二年にはアメリカがフィリピンから撤退いたしました。その二年後には、中国は、今度はフィリピンと係争していたミスチーフ環礁を軍事的に掌握をいたしました。
第五福竜丸やムルロア環礁での被曝の問題がきっかけになり、我が国の文科省は、約十三項目、経年的に測定をしておりました。二〇〇八年にやめてしまいました。 そして今回、食品汚染が心配されるので、京都大学と朝日新聞がはかられたのが端の方の赤い点であります。福島では一日平均四ベクレル、もう少し幅があります。福島以外の地域では〇・三五。
それから、第五福竜丸のビキニ環礁の水爆実験ブラボーによる被害、大体ブラボーなんという名前を付けること自体が不謹慎ですよ。さらに、平和的な核エネルギーと言われながらも牙をむき出したジェー・シー・オー事故、東京電力福島原子力発電所の事故等々、核エネルギーという意味では同根ですよね。
御承知のように、太平洋上のビキニ環礁での第五福竜丸事件を契機として、国民の放射線の影響等への関心の高まりと、放射線の医学的利用に関する研究の必要性への認識の高まりを背景として、一九五七年に旧科学技術庁所管の研究所として設立されました。
○国務大臣(中曽根弘文君) 気候変動、これの影響によりまして環礁国を中心に太平洋の島嶼国における水の供給の問題が非常に深刻化していると、こういうことは私も承知をいたしておりますが、こうした状況を踏まえまして、今年の五月に北海道で開催されました太平洋・島サミットにおきまして、麻生総理より太平洋諸島フォーラム、PIFでございますが、これに六十八億円を拠出をして、海水淡水化装置や、それから太陽光パネルといった
○政府参考人(小田克起君) お尋ねのプロジェクトは、ツバルの環礁を形成しておりますサンゴと、それから有孔虫が作る砂の生産、運搬、堆積過程と、この一連の過程に対する人為的な影響を明らかにして、また地形や生態系の変化に対するモニタリング体制を構築いたしまして、生態系の保全、修復によりまして海面上昇に対して復元力の大きな島を再生すると、こういうことを目的としております。
それから、きのうの新聞に、中国からの大気中に水銀が入っているという記事が出ていましたし、また、数日前でしたか、アホウドリの世界的繁殖地として知られる北太平洋ミッドウェー環礁を含む北西ハワイ諸島で、東アジア地域で出されたごみが流れ着く場所なんだそうですけれども、年間約五十トンの漂着ごみが回収されているとの記事が出ておりました。
環礁があるんです。ですから、大型艦船が入るとすればこのサンゴ礁はつぶさなきゃいけないというような、環境面でも前の案よりもこれは深刻な事態だと思います。 今時間が参りましたので、この点については引き続き追及していきたいと思いますけれども、これで地元の理解が得られていると私も理解できないです。地元の人はもっと理解できないですよ、何を聞いてもわからないでは。
これらはいずれも沖ノ鳥島の環礁の外縁部に乗り上げたものでございまして、具体的に申し上げますと、平成七年に日本漁船が一隻、同平成八年に外国船籍の貨物船が一隻、平成九年に同じく外国船籍の貨物船一隻の乗り上げがございまして、その後、平成十年から今日までの約七年余りの間におきましては、日本漁船一隻、これは平成十五年に発生を見ておりますが、そうした発生状況になっているところでございます。
ついに、ミスチーフ環礁なんというのはほとんどが中国に事実上分捕られちゃったんじゃないでしょうか。 こういうところから考えると、あそこに米軍がいたときの方がフィリピンは安泰だった、安定していたんじゃないかなというふうに考えております。
米軍がコンテナ十四個分、約百トンのPCB廃棄物を三月下旬国外に運び出したわけですけれども、バンクーバーでもシアトルでも陸揚げできずに四月十八日に横浜港に再入港し、五月十七日に横浜港を出て、現在は太平洋上の米国領の環礁ウェーク島に保管されていると言われております。
広島、長崎に原爆が投下されてから約十年後の昭和二十九年、アメリカによるビキニ環礁の水爆実験が行われました。第五福竜丸が被曝したわけですね。これを契機に日本でも原水爆禁止の声が高まったわけですが、その翌年の昭和三十年に、黒沢監督はこの「生きものの記録」という映画を監督し、世に問うたわけです。これは、核におびえる庶民の生活を描いた作品で、黒沢作品の中では唯一とも言える反戦映画なわけです。
特に、核実験に関しましては、旧ソ連とか中国の核実験だけではなくて、米国の核実験に対しましても、昭和二十九年の第五福竜丸のビキニ環礁での被爆事件もございましたし、その都度何百回となく抗議を行ってきた、そういう歴史を持っているわけでございます。
かつてはムルロアの環礁でフランスの核実験も行われましたが、そのときも、海がばっと盛り上がる。そういったテレビの画面を見ておりまして、その恐ろしさとともに、こういったものがどういった影響を与えるのだろう、遠いところ、あるいはインド、パキスタンになりますとかなり近くなってくるわけですけれども、こういったことが環境に何か影響を与えるのではないかなというふうな漠然とした不安を私は感じるわけであります。