1980-05-15 第91回国会 衆議院 農林水産委員会 第29号
〔津島委員長代理退席、片岡委員長代理着席〕 それから、最近一番問題になっております間伐材の利用加工の促進でございますが、間伐材を建築用材、足場丸太、チップ等として総合的に加工利用するための施設等に対します新規助成等の措置を講ずることにいたしております。
〔津島委員長代理退席、片岡委員長代理着席〕 それから、最近一番問題になっております間伐材の利用加工の促進でございますが、間伐材を建築用材、足場丸太、チップ等として総合的に加工利用するための施設等に対します新規助成等の措置を講ずることにいたしております。
〔委員長退席、片岡委員長代理着席〕 私は、日本農業の将来を展望するとき、これらの問題は避けて通れない問題であると考えるわけでありますが、このことについては政府はどう考えていられるか、これも本論に入る前に見解をお伺いしておきたいと思うのであります。
〔委員長退席、片岡委員長代理着席〕 これによりますと、去年は一挙に三五%の増になってきている。しかも、これは去年円安その他の関係等がありまして金額的には必ずしも数量とマッチしないわけですけれども、数量においても、トウモロコシにおいては八・三%、小麦においては六・五%、牛肉が二九・二%、豚肉が二七・四%というように、国内の食糧が過剰な状態になっている。
〔委員長退席、片岡委員長代理着席〕 そこで、先ほど御指摘の制度審の答申では、これを短縮したらどうかということでございますけれども、私ども農林水産省といたしましては、支給開始年齢の引き上げ自体がついこの間やられたばかりでございまして、まだ定着しているわけではございません。
〔委員長退席、片岡委員長代理着席〕 ただ、そういたしましても、従来高度成長の過程におきましては、兼業農家が農外依存度を高めながら、かつ場合によっては離農するというような形での問題がございました。
〔委員長退席、片岡委員長代理着席〕 やはり賃金労働だけでは生活ができないから、野菜をつくったり飯米をつくったりするというかっこうの兼業農家として生活しておると思うのです。それから、将来どうなるかわからない。年をとったら田舎に帰らねばならない。田舎に帰ったときに生活するためには、やはり食べるだけの農地だけは欲しい。
〔委員長退席、片岡委員長代理着席〕 今日のようなある程度落ちついた経済環境の中で構造政策を進めるとすれば、限定された既存の耕地の中で一体どうするかということでは、これはなかなかむずかしいわけでございまして、どうしても耕地の外延的拡大ということと相並行し、このことは食糧自給の確立の目標をどう置くかとも関連をする問題でありますけれども、そういうことをやはり前提にしなければならない。
〔委員長退席、片岡委員長代理着席〕 ただ、先生ただいまおっしゃいましたように、現在の制度のもとにおきましては、退職前の一年間、三年間、全期間という三つの方式を選択できることになっておりまして、それによって最も有利な状態で年金額を計算するということができるわけでございますが、そのようなことによって当面はしのげる分野もかなりあろうかと思います。
〔委員長退席、片岡委員長代理着席〕 ちなみに申し上げますが、現在二千五百万ヘクタールでございますか、恐らくそのうちの九百万ヘクタールぐらいは間伐の必要期にあるとも言われておるわけでございますが、この中における間伐の実施率、これはどういうふうに押さえておいでになるのかお伺いいたします。 また、間伐対策が全国的に大きな問題にもなっているわけであります。
〔委員長退席、片岡委員長代理着席〕 ただ、私どもといたしましては、先ほど申し上げましたように、いま備蓄を飼料穀物については配合飼料安定供給機構で約一カ月分持っておるわけでございます。それから、小麦につきましても大体二・六カ月分くらいいま持っておるわけでございます。
〔委員長退席、片岡委員長代理着席〕 それから、先ほど地力培養のために堆肥づくりをするための機械施設を入れる、あるいは不良の畑場の土壌改良をする、そういったようなお話を申し上げましたが、こういったものに要する経費を本年度約八億四千四百万計上いたしております。
〔山崎(平)委員長代理退席、片岡委員長代理着席〕 現実にやっておるものをそのまま国が全部見るということは困難であろう、こう思っております。
〔林(義)委員長代理退席、片岡委員長代理着席〕 どうも午前中から、変なことを言っておるなと私は耳にしておったのですが、政務次官も同じようなことをまた言い出したわけです。これは大事な点ですから、この制度を根拠にして、こういう条文になっておるからこれ以上原料価格を上げることはできませんというなら、そこを示してもらいたいと思うのです。
〔林(義)委員長代理退席、片岡委員長代理着席〕 そこで、いま広げていただきましたからお伺いするわけですが、大豆の需要と生産の長期見通しを見ましても、四十七年基準年にして作付面積が八万九千ヘクタール、六十年見通しは二十万二千ヘクタール、こうなっています。生産量は四十七年が十二万七千トン、六十年が四十二万七千トン、こういうことでございます。
〔委員長退席、片岡委員長代理着席〕 それから、これは大潟村の方で出したわけでありまするけれども、これもこの見通しからいたしますと、昭和五十五年の見通しを出しておりますけれども、それによりますと粗収入が千四百九十四万二千円、そうして差っ引きがマイナス百八十八万八千円というふうにして出ているわけなんであります。これは村で出したわけなんであります。これは五十五年の見通しであります。
〔山崎(平)委員長代理退席、片岡委員長代理着席〕 右を向いて左を向いて、ときに農林省の方の顔をうかがい、ときに通産省の顔をうかがいながらの調整なんというのは私はおかしいじゃないかと思うのです。ですから、その辺のところは調整機関としての役割りを国内的に果たす、そして、それをひっ提げて対外折衝に当たる、東京ラウンドは重要なそういう外務省としての出番ではないかと私は思うのです。
〔委員長退席、片岡委員長代理着席〕 こういう議論があって、この生産調整、賛成、反対の論がかみ合わないままに今日に来ているわけでございます。そこで、みんながこれをはっきりしてもらわなければ困るというのが、今日こうした場になっているわけでございます。
〔山崎(平)委員長代理退席、片岡委員長代理着席〕 総合食糧自給力の向上ということが一つの目的でございまして、したがいまして、需給上の問題のある作物、温州ミカンとかブドウとか桜桃とか、そういうものは除きまして、他方、麦、大豆、飼料作物、そういう自給力の向上を必要とする作物につきましては、奨励金の面でも大いに増額をいたしまして、これを奨励をする。
〔委員長退席、片岡委員長代理着席〕 なお、審議会にかけますれば、通例に従いましてその直後に政府として決定をしたいと考えております。