1970-04-28 第63回国会 参議院 建設委員会 第15号
むろん地域住民のためになるのは、有料にすべきではなくて、無料道路をつくるべく、政府としてはこれを進めるべきだ。政府も多額の補助は出せなくても、三分の一ぐらいの長期の補助をやって無料にすべきだという、私は根本的にそういう考えを持っていますが、これに対して局長はどう考えるか、大臣もこれに対してどう考えるか、お聞きしたいと思うのです。
むろん地域住民のためになるのは、有料にすべきではなくて、無料道路をつくるべく、政府としてはこれを進めるべきだ。政府も多額の補助は出せなくても、三分の一ぐらいの長期の補助をやって無料にすべきだという、私は根本的にそういう考えを持っていますが、これに対して局長はどう考えるか、大臣もこれに対してどう考えるか、お聞きしたいと思うのです。
県営の観光道路は有料だ、一つの阿蘇の山に登るのに、一方は無料道路であり、一方は有料道路だということになると、県で行ないました阿蘇観光道路はほとんど人が登らなくなるというようなことになります。これは観光が主体の道路でございまして、そういう場合は、やはり合併採算をいたしまして、料金が、償還が終わってただになるなら、両方ただにしたほうがいいという考えから出たのでございます。
○政府委員(蓑輪健二郎君) 原則としては、やっぱり道路公団にあります道路については、別の無料道路があるということが原則だと思います。
だから、あなたのほうで、かりに、一般道路、無料道路のほうが理想だ、こう言っても、ぴんとこないのじゃないかと思うのですが、この点はどうでしょう。現段階において道路政策の基本に触れてくる、そしていまの社会問題の一番大きな問題を自動車がかもし出しているのですよ。いわく、排気ガスの問題、いわく、交通事故の問題というようなことからいたしまして、自動車はやはり社会問題の大きな原因になっている。それはなぜか。
これはついて、どうもさっきから一般無料道路が理想だと言われることにあまり拘泥しておると、この問題解決のかぎがなくなってくるんじゃないか、これだけ差し迫った社会問題、これだけ差し迫った一般の公害問題などに対処するためにも惜しいのではないかと思うのですが、どんなものでしょうか。
で、現在、高速自動車道路を、有料道路を、国道にして無料にするという国道がだんだんふえてきているということなんですが、いまのところでは、私の知っている範囲ではそう簡単に、高速自動車道の国道としての無料道路に切りかえていくという点が、それほど進んでいるようには承知していないのですが、まあ中にはあると思いますけれども、その課を一つ設けてやっていかなければならないほど事業が多くなるのか。
したがいまして、いまやっている方法は線路別ごとにやっておるわけでございまして、ペイしたところの道路で無料道路に直すという方法で、すでに有料道路から一般の国道に直っているところもあるわけでありますから、今後有料道路がますます伸びますれば、こういう料金につきまして検討したい、かように思っております。
○大原分科員 これから私いろいろ議論を進めていきたいのですけれども、その中で、新聞記事を見ましても、私、感じたのですが、第二東海道は高速自動車道としてやるということになれば、これは無料道路にしていく。つまり国の道路にしていく。それからいまの中央道、名神高速道は、有料道路であるが、これは全部無料であることが望ましい。少なくとも国土開発については無料であるべきではないか。これは原則的なことですよ。
○達田龍彦君 先回に引き続いて御質問申し上げますが、前の委員会で有料高速道路の、特に今回の国土開発縦貫自動車道建設法に基づくところの道路の管理について、若干問題点を投げかけ御質問をいたしたのでありますが、その答弁の中で、道路局長の答弁でありますが、有料道路については元来建設大臣が管理責任者であるけれども、この有料期間については、道路公団が委任を受けて管理をする、そして償還が終わり、無料道路となったときに
無料道路というが、最近有料道路が非常に多くなってきた。これと国鉄を区別しなければならない根拠はないでしょう。一方は慣行だからといって、今後新線等の計画がますます進んで参るでしょうし、あるいは国鉄は割合に山間地を通らないような計画もあるようですけれども、本質からいって区別さるべきものではないと思う。
それに横浜新道を作って、横浜新道と戸塚道路とをプールして、そうして全体に対する料金による、何というか、無料道路にしようという期間を延ばしておるわけですがね。 私ども行ってみましてもワン・マン道路は相当通っておりますけれども、横浜新道のほうは、なかなか少ないんですよ。交通量が実際には。
○高野政府委員 ただいまのところ、有料道路なすぐ無料道路にするという考え方はございません。有料道路で作りましたものは、できるだけ早く償還することを希望しているわけでございますが、償還した上で無料にするつもりでございます。
ただ今おっしゃったように、やっぱり幾らかでも安い利子の金を使うことの方が、早く有料道路が無料道路になるのですから好ましいわけです。
そういう会社の意向もあり、無料道路として自動車道事業で実施することはよろしい、こういう形で、運輸省と一緒になってあの事業の認可を与えておるわけでございます。その後いろいろ実施計画等をとりまして検討し、またいろいろな意見を求めてきたのでございますが、いつ竣工するかというお話がございましたが、この竣工は、書類の上では、本年の九月までに一応竣工すればよろしいということになっております。
お前たちのために一日も早く無料道路になるように高いのだよ、ということでも困るのです。従って科学的な根拠というものが今いった通り、当然これが並行線になるわけですから、他の迂回道路をやるよりは、こっちの力がすべての点に得じゃないかということを言うならば、ゼロが一歩得です、国民としては。だから私の言うのは、算定の基準というものは、もっと科学的な根拠の上に立って見なければならぬということが一つ。
しからば、今度の国土縦貫道を高速自動車国道法案に基く高速自動車道として取り扱う場合に、全国の縦貫道というものが将来全部無料道路になるかと申しますと、先般の委員会においても申し上げたように、国にはその財源がないから、やむを得ず道路公団をして、有料道路としてこの国土縦貫道路を設定するのでありますけれども、国の財源が許し、そしてどうしても国として必要である場合においては、無料の国土縦貫道、高速自動車道というものを
それからこの建設線の基本的な構造をきめる、それからこの道路が有料道路であるか無料道路であるかというようなことをきめるわけでございまして、そういったものをただいま建設線の基本計画と考えておるわけでございますが、整備計画におきましては、これよりもさらに具体的になりまして、経過地等ももっと詳細になる、それから幅員は何メートルである、それからここに接続する個所は何個所、それから工事の始まる時期、完成の時期、
それからガソリン税は、先ほどもお話がありましたようにガソリン税そのものは無料道路を建設するための原資として設定されたものでありますが、それを使って作った道路の上を再び料金を払って通るというような複雑な印象を納税者に与える。
そういうようなことをいろいろ照らし合せて考えてみますると、一たん有料道路として出発した道路は、いつ一般公共無料道路とし解放されるかということは、法文の上から推察できない。こういうふうに考えられるのであります。
従いまして、毎年度無料道路、つまり公共事業費による道路の建設の計測、これは全体計画でありますが、あるいは有料道路の全体計画、そういうものにつきまして御報告申し上げ、御意見を拝聴いたしております。
○説明員(宮内潤一君) 今田中委員からお話がありましたような考えをとっているのでありまして、 ことし道路の、無料道路を作る予算が三百四十億くらいあるのでございますが、この有料道路として公団が経営しようという資金は約八十億、こういうことでございます。従いまして、全体のせいぜい二割あるいは一割五分というような程度、つまり無料公開の道路を補充するという意味でこの法案を書きつづったわけでございます。
それから北海道の釧路でありますが、ここにも約一万二千平米のうち一部は無料……道路等に使つておるところもございますが、七千平米ぐらいは、これは管理放漫のために二十六年以来台帳に記載が洩れておりまして、従つて未承認の形で使用されておるものがございます。